ホイールナット交換向けツール

1年に2回。

その時期になると問い合わせがグググっと増えるのが、スタッドレスタイヤの交換にともなう『タイヤ交換関係』のお話。
ジャッキとかインパクトとか、トルクレンチとかね、その辺の関連工具についての質問が多くなるんです。
春分の日も過ぎると春の交換時期なわけで、ちょうど今頃にそれ関係の問い合わせが増え始めます。
で、ジャッキとかトルクレンチとかのメインどころの工具はみなさん結構いろいろ悩んでくれるのですが…、基本中の基本な工具はあるもので済ませてしまうって人もいます。
でもせっかく効率的に作業しましょうって話ですからね、その辺もちょっとだけ注目してもらえると嬉しいですね。

タイヤの脱着と言えば思い浮かべるほど代名詞的な工具だとまずクロスレンチですかね。


KTC 1/2早回しクロスレンチ

KTCの早回しモデルは昔からの超定番ツールでして、先にソケットを取り付ける必要がありますが、まぁトルクレンチとセットで考えるとソケットも必要ですからね。
とりあえず持っていて損じゃない工具だと思います。


Ko-ken 1/2フリーターンクロスレンチ

そしてこちらはKo-kenの早回しモデル。
こちらは後発で出た分、さらに使い勝手が向上してまして横バーがスライドするだけではなく「抜く」事が出来ます。
これによって車載用にする時もコンパクトに出来るのでエイビットの人気ナンバーワンのクロスレンチとなっております。

で、ここまでは十字レンチでしたが個人的にオススメしてる工具といえばシンプルなスピンナーハンドルですね。


Ko-ken 1/2スピンナーハンドル450mm

エイビットのオススメといえばこのKo-kenの450mmモデル。
3種類あるのはグリップの違いだけですのでご自分の気に入ったグリップを選んでください。
クロスレンチって早回しが出来るのでシャラララーって早く作業出来るイメージですが、その分最初のカキンって緩める時とかに結構苦労するんですね。
その点このスピンナーハンドルなら人間が楽出来るのでオススメです。
また「早回し」も4本行ってそんなに違うわけでもないですからね、それならスピードよりもいかに人間が楽して作業するかを考えた方がいいってのが私の持論です。
さらにいうと最後に使うトルクレンチとの親和性というか使い方が似てますからね、ホイールナット用工具としてオススメしております。
ちなみにKo-kenだけがオススメってわけでもないのでスピンナーハンドルでいろいろ見てみてください。(長さは450mmくらいがオススメですけど)

 

で、最後にせっかくなのでソケットも。


ホイールナット専用ソケット各種

各メーカーが大体全長110mm程度の1/2ロングソケットをラインナップしております。
トルクレンチを使う場合、スピンナーハンドルやクロスレンチを使う場合にも便利な専用ソケットです。
自分用に買うなら1サイズ購入すれば良いわけですからせっかくなので揃えておきましょう。