Isle of Man TT 2012

いやいや、ほんとすごいイベント目白押しだったな。

とにかく熱いうちに全ての紹介をしちゃいたいので今日はマン島TTのご報告。

マン島はレースウィークにあいにくの悪天候が続いたらしく全てのプログラムを消化出来なかったとの事。まぁ公道を使用してあの速度でのレースですから安全を考えての中止は仕方無いですね。

我らが松下選手の出場クラスのひとつシニアTTも中止となってしまったらしく、本人にはまた来年挑戦する言い訳を作ってしまった感じ(笑)

詳しい内容は本人のブログを参照してくださいませ。

 

そして結果。

うーん・・・この人一応ライターさんなんすよ。で、ご自身の話の方が数倍オモシロイし付随する小話もオモシロイ。

その辺も含めてやっぱ本人のブログ見るのがオススメです。

動画はマン島TTのレビュー。雰囲気プンプンですわ。私が知らない世界はまだまだイッパイあるなぁ。

 

テイストオブツクバ 葵月の陣2012

JNCC騒ぎをしている私らと時を同じくして開催された筑波サーキットでのテイストオブ筑波。

こちらには私の友達の松田コーイチ君が一番上のクラスにプライベート参加しているのは何度か書いた通り。国際ライダーの中に混じりひとり国内ライセンスで走る、通称「国内ライセンス最速の男」としてメディア等にも取り上げられてますが・・・テイストでは完全勝利って無かったんですよね。

いや優勝はね、あるんですよ。しかし、それは上位陣が出てこなかったり、いろいろあって本人も嬉しい反面、納得はしてなかったと思います。(いやどうだろうw)

特に去年からは仕事でも独立開業とかもあって資金面もつらかったと思いますし、数少ないスポンサーの手前使いたい部品使えなかったり・・・・ほんと裏側の苦労はかなりのもんだと思いました。

で。

吉報キタル。

本人が熱望していた筑波サーキットのTC2000で念願の58秒入りを果たし、並みいる強敵を倒しての完全優勝!

 

特に#29さんに勝ったのは嬉しいでしょうね。

レース展開とか細かい話はまだ聞いてないのですが、とにかく現場も超盛り上がったとの事です。

私もJNCCとかぶらなければ応援行ったんですけどね・・・・ただし、私が応援行ったときって何かトラブル出ちゃうので、行かない方がいいのかな・・(笑)

 

本人、このガッツポーズです。

ホントに嬉しかったんだよねぇ。

そのうち遊びに来てくれると思うので、レース詳細はまたその時にでも聞こうかと思います。

とにかくおめでとう!

JNCC爺が岳画像集

夏前のJNCC爺が岳が終わり、8月末の月山まではしばしの休息に入るクロスカントリーシーン。(正確にはWEXがあと1戦あるのですが)

今週末には爺が岳の打ち上げにお呼ばれしているのでうまい酒でも飲んでこようかと思ってます。

さて、先日お伝えした通り今回はカメラマンも同行したので少しだけですが、現場の雰囲気だけでもお伝えしたく一言コメント付きで紹介。

レース当日朝。お仲間が最後のマシンチェック中。JNCCのFUNクラスは午前9時にスタートなので7時頃からはかなりバタバタします。

スタート直後のゲレンデ。ここは雨降っても降らなくても路面はこんな感じ。フッカフカのウッドチップなので攻略方法は「とにかく全開!」

少しでもアクセルを緩めるとこんな感じ。

そして倒れたバイクをおこしたり、キックしたりして、走行以上の体力を消耗していきます。

これは貴重な奇跡のショット。KTM販売店同士のニアミス(笑)手前のKTM350FREERIDEは私の仲間のテンチョーです。

よく見るとタイヤは土で丸くなっているのが分かると思います。この状態になってしまうとちょっとした斜面が登れません。

こちらはあっという間に先程のふたりをラップした我らがハッシー。タイヤを見ると違いますね。ガンガン走れる人ほど土がつかずに走れる好循環。

 

昨年の爺が岳ではこのゲレンデ登りで撃沈していた無糖君も今年はグリグリ登っていきます。

写真で気がついた人もいると思いますが、実はこのゲレンデ、麓あたりにはウッドチップが多いのですが、登っていくと粘土質の粘つく土に変わります。なので登り始めと感じが変わっているのに気がつかないと頂上手前ではまる事になります。

午後はCOMPクラスにナガチャンが出走。先日の動画でも見たとおり初COMPクラスで撃沈してましたね。これは出走直前のまだ元気な写真。

こちらは初JNCCでいきなりCOMPに出走のAOK君。車両がモトクロッサーなのでガレとウッズで泣いたみたいです。

ガレ場に注目が集まりがちな爺が岳ですが、実はこのウッズが結構やばいのです。走りやすそうな黒土にだまされて少しスピードだすと滑って吹っ飛びます。

AOK君みたいに慎重にクリアするのが正解。(この前にずいぶん吹っ飛んだみたいだけど笑)

ウッズ別画像。

ね、なんか写真だけ見るとすごく走りやすく見えるのですが・・・実際は滑る路面と木の根がかなりのクセ物。

そして最後はガレクライム。今年はルートが少し変わって助走が少ない右ルートになってました。

ただし先日お伝えした通りエスケープがあったおかげで渋滞は無かったようですね。

なんでも年々ガレクライムが掘れてきてしまって難易度が上がっているとの事。もう私じゃ無理だなぁ・・・。

ってなわけ今日は画像中心にお伝えしましたー。

 

JNCC第4戦ジョニエル-G

雨。

週間予報では雨マークなんて全然無かったのに、数日前に突如現れた雨のマーク。それでも土曜日の午前だけって予報だったので、ここまでは楽観してました。

長野県大町市の爺が岳スキー場で行われるJNCC第4戦に向かうために、金曜日の夜には出発。店を出たのが夜の11時頃でして到着予想は深夜の3時頃予定。

ブウンっと店前の県道へ走り出したのと同時にフロントガラスに雨粒。もちろんここは長野県じゃ無く埼玉県。あまり気にもならずにそのまま上信越道を目指します。

しかし。

上信越道の軽井沢あたりから霧が出始め、佐久あたりでは土砂降り。ワイパーを全開で動かすほどの大雨と言えば、そのすごさが分かってもらえると思います。

で、予定通りに会場に着いても雨脚は弱まらず。不安のまま朝まで車内で就寝。

朝起きても雨。時々強く降ったり弱くなったりしつつも降り続ける雨。携帯でニュース確認すると梅雨入り宣言まで来ている始末。それでも予報は午前だけだったと思い出し、雨対策バージョンでお店を設営。

 

ウチは工具店なので「雨に濡らしたくない物」が多数。(っていうかほとんど)当然持って行った満載の商品全てを並べるわけにも行かずに、2/3くらいを並べて暫定オープンしました。

しかし雨は嫌ですね。

特に今回はウチの出店とかは関係無く、ウチの仲間が大勢来てくれる最高盛り上がりの大会。

JNCC初参戦はもちろん初来場とか初レースとかの人もイッパイいるんですよ。

そういう人達に青空の下、レース前日のちょっとピリピリ感とちょっとノンビリ感を満喫して欲しかったんですよねぇ。

それが一番残念でした。もちろんみんな盛り上がって楽しんでくれてたみたいですけどね。やっぱ最後の一押しで太陽パワーが欲しかったのが本音。

 

雨降る中でも元気に試乗会で走るAOK君。そそそ、こうやって楽しんだ者勝ちですわ。

夕方からはいろんな人が入り交じって大BBQ大会。みんな「こんなに楽しいなんて思わなかった」と言ってくれて私としても嬉しい限りでした。

BBQではいつも盛り上げてくれるジャンキー氏が今回は手作りピザを焼いてくれて豪華で少しシャレオツな感じに。そして最高潮に盛り上がった時にジャンキー氏の携帯に嫁から「陣痛はじまったなう」とメールが(笑)

こりゃ大変!と急いで帰りました。(早朝無事出産されたそうです、おめでとう!)

翌朝起きてもやっぱり雨。

それでも少し小降りになり、たまに晴れ間もあったりして昨日よりもかなり良い状態になってきました。もともと爺が岳は雨でもそれほどひどくならない場所でして、なんとかなりそうな感じもしたのですが、初レースの人もいるしちょっとだけ心配。

 

こちらは初JNCC出走のちょんまげ氏。(レース直前)

あきらかに顔色が悪く緊張で口から何か出てきそうな感じ。となりには励ますように後輩のAOK君が寄り添ってます(AOK君は午後のレース)

レース結果はここに書いちゃヤボだと思うので割愛。あ、ウチのチームは全員無事に完走出来ました。

初レースの人に完走を聞いてみると「面白かったけど、悔しい気持ちが上回ってる」との事。

よしよし、それでいいんじゃないの。

雨 雨 雨 。

と雨に祟られたレースになりましたが、コースは見事な深緑でこんな感じでしてつらいレースにはなりましたがみんな各々楽しんだみたいですね。

まだちゃんとした画像を貰ってないので、もらい次第また後日に写真だけ紹介します。

動画は我らがナガチャンのCOMPクラス動画。すごい・・・の一言ですね。この調子でひとりで3時間走りきるレースなんですよ。

 

爺が岳コース図発表

いよいよ今週末にせまったJNCC第4戦ジョニエルG。長野の大町市、爺が岳スキー場特設コースで開催される国内最大の参加型モータースポーツイベントです。

当店も出店ブースを出してますのでご近所の方はもちろん、ドライブやツーリングがてらに是非観戦に来て下さい。

個人的な感想なんですけど、これ多分ダートバイクに興味無いどころかモータースポーツ自体に興味無い人でも見ていて面白いと思います。

またスキー場を上から下まで使ったクロスカントリーレースですので、リュックサックにお弁当持ってコースを1周見て回るのも楽しいですよ(すごく疲れるけど)

 

で、本日JNCCのHPに爺が岳のコース図が発表!

 

HPにはもっと大きく詳しい図が出ているのですが、ちょっと大き過ぎちゃって落とすの時間かかりますので注意。

まずすぐに気がつくのがスタート位置。昨年の左ゲレンデでは無く右ゲレンデからのスタートに変わってますね。これは先日開催されたWEXと同じ場所。WEXと違うのはスタートしてすぐに左に折れて、ウッドチップのフカフカルートに行く事ですかね。これスタート直後に渋滞出来そう・・・。

そしてそのまま山を登っていって・・・問題のガレクライム。

これも少し変わってまして右ルート(ロックンロールリバー源流)からのアプローチになってますね。こりゃー昨年より難しくなりそうです。

で、注目はエスケープ。

 

これがガレクライム。写真ではなかなか伝わらない斜度と足場の動く石がクセ物の名物ヒルクライムです。

ここで昨年は地獄絵図の渋滞が発生し上位陣の順位にも影響しました。で、さすがに渋滞させっぱなしはマズイと思ったのか今年からエスケープが登場。

 

上のコースをアップにしてみました。

なんとかガレクライムって字が分かると思いますが、その直前で左に曲がれる青いゾーンがエスケープになるようです。

私も何度か爺が岳に行ってますが、ここの場所は通った事ないのでどんな状況なのかわかりませんが、エスケープ通った方が速いのはマズイわけでして、そこそこキツイコースになっていると思います。

しかし、コースを見る限りロックンロールリバーは源流も含め全て使用するようなので、タイヤも含めてやはりガレ対策が一番になりそうですね。

フカフカのゲレンデ登頂をメインで考えてタイヤをソフト&サンドタイプとかを選ぶと痛い目に遭いそう。

どうです超おもしろそうでしょ。観戦だけでも楽しいのでみなさんも是非。