ハンドクリーナー

プロの現場ではあまりそういう事で困る事って少ないんですが、サンメカさんの場合あまり気にしてないというか、なんとかなるでしょくらいに思っている事が多いのが作業後の手洗い。

ウチなんてこんな商売しているのでプロも素人も同じくらいいろんな人見てますが、プロメカさんほどきっちりと「汚れない工夫」したり「汚れたら綺麗にする」事考えてます。

整備工場なんかだとちゃんと手洗いの為の工業石鹸とかあるので問題無いのですが、自宅整備の場合だと普通の石鹸で洗ったりしてるだけって人多いですよね。

で、これは私も経験あるのですが油汚れやグリス汚れって普通の石鹸じゃちゃんと落ちない場合が多いんです。

なのでお風呂まで入ったのに手のしわとか爪の中とかに黒いの残ったりね。

ましてそれが出先だったりするとなおさらでして、汚れをキチンと落とす方法すら無い場合があります。

 

で、そんな時に便利なのがこれ。

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・デブコン ハンドクリーナー スクラブ72

ウエットティッシュ型のハンドクリーナーです。

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表面はスクラブ状にザラザラしてて、裏面はツルツルしているので手を洗うのがとても楽です。

これなら水や石鹸の無いところでもササっと取り出して使え超便利。

実は以前当店でもずっと販売していた人気商品だったのですが、輸入元が変わったりして入荷が不安定になったために一度販売を休止してました。

販売休止中も問い合わせが多く、なんとかならないかな・・・なんて思っていたところ輸入元が確定し安定供給が可能になったので販売を再開させて頂きました。

ガレージ据え置きはもちろん持ち出し用にも便利なハンドクリーナーのスクラブ72。

この機会におひとつどうぞ。

ネジロック

最近の車両ってネジの精度落ちたんですかね?それとも設計がそういう指向になっているのか。

私が趣味で乗っているダートバイクは各種あるモータースポーツの中でもいまだに毎年新モデルが投入されているのですが、新型になればなるほどネジロック剤の指定箇所が増えているんですよね。

昔ならそんなの考えられなかった箇所とかにもかなりありますね。

で、そんなご時世だからなのか店舗でもネジロックの問い合わせが増えております。

基本となるのは中強度。

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・ロックタイト 中強度243

いわゆる世界標準な老舗のネジロック剤ですね。(少し前にマイナーチェンジして242っから243に変わりました)

しかし50mlのボトルって結構大きくてたまにしか使わないユーザーからは小さめなパッケージの問い合わせも多かったんですね。

で、

今回デブコン社から小瓶の10mlパッケージが出たのでそれをセットにしてみました。

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・デブコン ネジロック剤セット

上で紹介したロックタイトの中強度と同等品が右の青、左の赤は高強度と呼ばれるモデルでして場所によってうまく使い分けてください。まぁ指示書や整備書に指定があると思いますのでその通りでいいかと。

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小瓶と言うくらいなので10mlの可愛い大きさでこんな感じ。

これでも個人ならしばらく使えると思います。

効果や性能はロックタイトと変わりませんので安心してお使い頂けますよ。

コーティング剤

この所の黄砂とか花粉とか、わけ分からない飛散物とかで、洗車しても数日でひどい状況になりますよね。

私は数回洗車して諦めまして・・・とりあえず季節が落ち着くまで放置する事にしちゃいました。

で、そんな時期も落ち着いてきたらまたガッツリ洗車なんですが、洗車後のワックスと言うかコーティング剤としてお店で多用途に売れているのがこれ。

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・ワコーズ バリアスコート(現在セール中)

吹き付けて塗るだけで拭き取りもいらずな簡単コーティング剤なんですが、これの良い所はなんにでも塗れるところ。

普通のワックスなんかだと例えば車の場合、塗装面にガーっと塗ってササっと仕上げに使えば全体的にバリっとしますが、塗装面の少ないバイクなんかだとタンクにチョロっと塗って終わりになってしまうんですよね。

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その点このバリアスコートなら、こういう塗装面はもちろん金属面とか樹脂パーツとかライトとかのクリア素材以外ならなんでも綺麗にしてくれます。

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実際私のオフロードバイクもシート以外(シートに塗ると滑っちゃうので)の部分はほとんど塗ってありまして。

塗っておけば小傷の防止にもなるし洗車も楽だし、なによりデカールの上にも塗れてビッカビカになるんですね。

自宅では家電製品にも使えるので1本買っておけばかなり活躍するケミカルだと思います。

秋の整備

春夏秋冬。

各季節ごとの味わいがあり楽しみ方も変わってくると思いますが、秋と言えば行楽シーズン。ちょっと上着を着込めばOKな気候はどこにいくのも良い季節ですよね。

ドライブやツーリングにも絶好だと思いますが。

実は整備にも絶好の季節でもあります。

それはもちろん適度な気温とか、日が暮れるのが早くなりガレージにこもっての作業時間が取りやすいとか、いろいろありますが大きな理由のひとつが「夏を頑張った車両の点検」の意味合いも強いですね。

例えばタイヤの空気圧だって40度の外気温で合わせたままでは、空気圧不足になる可能性がありますし、ガレージ内にしまっておいた車両だってガレージ内の温度が瞬間最大で50度近くになったりもしますから、油脂類だって心配です。

私も先日ひと夏頑張ってくれた車両を総点検。

とりあえず油脂類を全交換してあげました。

 

新車のナラシから4度目のオイル交換でやっと鉄粉はあまり付かなくなってきました。エンジンもあたりがついてきたみたいで、回した時の上のパワー感はちょっと怖いくらいに・・・・・。

あ、そうそう。

それとね。

洗車って結構重要なんですよ。車でもバイクでもとにかく、この時期くらい細部まできっちり洗ってあげてください。

 

樹脂パーツのクラックとかゴムシール類の劣化とか、オイルのにじみとかね。いろいろ気がつくキッカケになると思います。特に車なんかだとミッションやデフオイルの交換とかで下に潜ると普段気がつかない不具合とか発見しやすいですよね。

完全に壊れてしまう前に気がつけば大規模な修理にならずに済む場合も多いので、とにかく普段からの洗車で各部に気を遣ってみましょう。これだって立派な整備ですから。

 

あ、そうそう。この所使っていたLINK-OILの新グレード「NUR」

 

気温が下がってきた今でも問題無く使えますね。もっとこうなんというか高温下での使用限定ってなイメージありましたが、実際はほとんど問題無いですね。

タレもほとんど無いし、マイバッタ号に入れてましたが湿式クラッチの感じとかシフトフィールにも変化はありませんでした。耐久からプチ耐久のレースとか油圧確保したい人にはお勧めだと思います。

ガソリン携行缶

車でサーキット行ったりバイクで遠征したりするときに必須となるのがガソリンの携行缶。

先の震災時にもホームセンターから姿を消すほど売れたのは覚えがあると思います。確かに非常時にガソリンがかなり重要になるって事は、いつの震災時にも言える事ですので備えておくのは良いと思うのですが・・・知ってます?

ガソリンって結構早く腐るんですよ。

私は今はモトクロス用に使ってますので、10リッターくらいなら半月で使い切ってしまいますからまだ良いのですが・・・それでも夏の時期とかかなりヤバイですね。さらに言えばハイオクはまだマシでレギュラーはへたすりゃひと夏でかなり腐敗が進んでしまいます。

 

私ももう10年以上使っているのですが、あるときからワコーズのフューエルワンを入れるようになって長期の保管もそれほど怖くなくなりました。

フューエルワンはガソリンの腐敗を防ぎつつ、タンク内で揮発して錆も防止してくれるので、こういった携行缶にもすっごく便利に使えます。

適当に買ったガソリンを倉庫とかで眠らせてしまっている人がいましたら、とりあえずそれはさっさと使ってしまって、新しいガソリンに適量のフューエルワンがオススメですよ。