おかげさまでダートバイクに乗り始めて4年チョイ。
なるべく毎週練習に行きたいんですけど、なかなかそうもいかずに今は月2くらいかな、とにかく1時間でも乗れるならば今でも練習と称してバイクに乗っております。
以前はとにかく「練習=乗り込む」といった感じでがんばっておりましたが、ずっと乗っているにも体力は必要だし、結構本気目のコースの場合だと15分も全開にしていればたちまち体力無くなって練習どころじゃなくなってしまうんですね。
この「練習したいけど体力が続かずに休憩」と言う構図を打ち破ってくれたのが昨年秋に一緒に走ってくれたデコフレの人たち。
いわゆる「疲れてからが本番」と言って、どんだけ遅くても走り続けるように言われました。これやると分かってくるのが余計なチカラが入っていたと言うこと。
上半身をリラックスさせているつもりでも、どこかに無駄なちからが入っていたり、そのせいでハンドルこじったり腕力でなんとかしようとしたり・・・。そういう無駄な動きが疲れ果ててくると出来なくなってくるんですね。で、その状態で走り続けていると徐々にですが「疲れないポジション」を本能で探し始めます。そのポジションってのがほどよく脱力出来た状態だったりしまして、その状態で乗り込むと今まで分からなかった(見えなかった)事が少しだけですけど分かるようになってきます。
こんな感じの練習方法に切り替えてから、自分でもびっくりするほどバイクに乗るのが楽になってきました。

そして先日IAライダーの出口君が教えてくれたように、出来るだけセクション系の練習に切り替えるようになってからは結果としてコースで全開のような走りも楽になってきたんですよね。
例えばものすごい傾斜の下りを降りつつ、その途中でターンして登り返す。
これダート系バイクやっている人なら結構難しいのは分かると思います。しかしスピード自体はかなりゆっくりで出来ますし失敗しても怪我の心配も少ないです。
練習し始めにとりあえず全開でコース走って腕あげて疲れ切ったら、こんなセクション系の練習をメインでするようになりました。
そういったセクション系の練習で分かってくるのは基本だけど下半身の使い方。

今までだってきっちりホールドして・・・とかやっていたつもりなんですが、上半身が疲れ切った状態だと下半身のみでバイクを操作する必要が出てきます。その時にいつもと同じように出来ないのならば、やはり上半身や腕力に頼った走りをしていたって事になるんですね。
ちょっと前に最近はひとりでの練習も増えてきたと書きましたが、その場合一番怖いのが怪我なんですね。ひとりで起き上がる事も出来ないほどの怪我をした場合かなりまずいですからこういった低速練習がメインになってきております。この練習が予想外にバイクの上達にかなり貢献してくれているみたいなんですよね。
今日はなんでこんな事書いたかと言うと、またお仲間に初心者さんが多く入ってきてくれてついに私が教える立場になってきてしまったんです。
なるべく遠回りせずに私が苦労したような事は分かりやすく伝えたいなぁ・・・なんて思いまして書いてみました。
あ、そうそうここ見て興味持った人でウチまで来られる人は是非一緒に走りましょう。未経験者も歓迎しますよ。