AAGPコース図発表

いよいよ今週末に迫ったJNCC最終戦のAAGP。

少し前のブログでも書いた通り年2戦ある爺が岳は最終戦ではかなりのハードコースになることが予想されてました。

で、ついにコース図が発表。

AAGP13

>>FUNクラスのコース図(pdf)
>>COMPクラスのコース図(pdf)

たぶん爺が岳のJNCCではコース最長じゃないですかね。

ざっくり変わったところと言えば・・・。

・左ゲレンデの距離が伸びた&下りが直滑降では無くなった。
・FUNクラスではエスケープの距離がかなり長くなった。
・ウッズに新設の登りと下りが出来た。
・COMPクラスのRRR源流が無くなりFUNガレになった&RRR上流がちょっと難しくなった。
・COMPクラスはRRR下流が全登りになった。

こんな感じですかね。

FUNクラスに出る私としてはエスケープが長くなったのとウッズの登りですね。

特にウッズの登りに関してはちょっとやばいかな・・・と。あそこって普段下りで使っている分には「木の根の飛び降り」とかが怖かったのですが、今回登りって事は木の根がそのままステアになるって事ですよね。これはかなりやっかい・・・ルート選びを慎重にする必要がありますね。

COMPクラスはFUNガレに続いてのガレクライムがやばそう。特にFUNガレにエスケープの設定が無いので渋滞箇所になる可能性もあります。

 

うーん・・・今晩はみなさんコース図だけで酒呑めそうですね。

 

レース前の調整

来週末にはJNCC最終戦の爺が岳。

私もなんとなくエントリーしてしまったのですが・・なにせここ数ヶ月乗ってなかったので不安イッパイ。

バイクも人間も少しナラシておかないとまずいのですが、台風の集中砲火でなかなか走りに行けませんでした。

 

で、昨日の定休日。

とにかく急いで午前中で仕事終わらせてサクっと近所のホームコースへ。

最近ジョギングしたりいろいろトレーニングしているのは先日書いた通りなのですが、ダートバイク乗るにはやっぱりバイク乗らないと駄目なわけでして、どんなザマでもとにかく集中して長時間乗ろうと思いつつ走行開始。

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いつものコースは台風のおかげでかなり変わってしまっていて走る場所こそ限られてしまってましたが、セクション系の練習だと思えばOKOK。

サンドもあまり深く無いあたりを集中して乗ったのですが、なんだかエンストばっかり・・・。

なんだろうな?と考えてみると、そういえばクラッチのセッティングを変えたのを忘れてました。

前の仕様だとクラッチを全握りしても完全にクラッチ切れなかったのですが、今回はその辺を調整済み。

しかしそのせいで半クラがかなり遠くなってしまって微調整が効かなかったんですね。

その辺をレバー側で調整しつつ走っていたらかなり良くなってきました。いやーレースにぶっつけにならなくてよかった。

 

その後、爺が岳ではキモになるガレの練習。

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ちなみにガレ場ってのはこんな岩がごろごろのところの事です。私もダートバイクに乗らなかったら一生知らない言葉だったかも。

ここもクラッチ調整する前はなんだかうまく乗れなかったのですが、調整後はなんとか・・・ってレベルにはなりました。

ただし一回止まってしまうと再発進が厳しい感じ。最近は仲間の250を借りて走る事が多かったのですが、トルクが無い分ソォーっと発進するのは楽でして、自分のバイクではこの辺がうまくいきませんでした。これは課題ですが・・・もはや間に合いませんね。

 

そんな事しながらあまり休まず走っていたらガソリンが無くなってきてしまい、携行缶を持っていくのも忘れて走行終了。

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もうちょい走れそうだったのですが、変なところでガス欠になっても嫌だったし2時間チョイ走ったのでOKでしょう。

 

ホントはあと1回乗っておきたいのですが・・・台風がねぇ。

秋の連休

先日このブログでも書いたとおり連休の中日は長野の大町、爺が岳まで行ってきました。

いつものルートである長野ICではなにやらお祭りやってるし、普段混まない道まで慢性渋滞な感じ。

良い天気に恵まれた秋の連休はみなさんいろいろ楽しんだみたいですね。

私が行った爺が岳もそりゃもう絶好のお天気。

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まだ紅葉とかではありませんが、ススキが良い感じで気分良かったですね。

走行会も大盛況で普段なかなか走れないコースをみなさん満喫したみたいです。

でも、前夜はとにかく寒かったです。なんでも長野の白馬連峰では初冠雪を記録したとかニュースでやってましたからね。前夜の寝袋は少し悩んで最後の夏仕様で行ったのが失敗でした。

 

連休前後は工具の問い合わせも多くなります。

私も気合い十分でお待ちしてますので、秋のこの気候を利用して整備にもちからをいれてみましょう。

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こいつといっしょにお店で待ってます。

爺が岳考察

Webエントリー開始直後、わずか2~3時間で締め切りになったJNCCの最終戦AAGP爺が岳。現在分かっているだけで総エントリー数540台。国内のモータースポーツイベントとしては化け物のようなビックイベントになってきております。

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で、このコース。ほんとに良く出来ていてふかふかゲレンデ登り&下りあり、ごろごろなガレ場あり、ちゅるちゅるなウッズありとほんとにライダーの総合技量を問われるコースです。どれかひとつ得意でもダメだし、そのわりに全開で駆け上がる登りもあるので難所が強いだけのライダーでも勝てません。

 

そしてタイヤ。

近年ダートバイク、特にXCやエクストリーム系の競技向けに様々なニュータイヤが投入されていて、そのパフォーマンスはかなりのアドバンテージになってきております。初期に1強だったIRCのゲコタもその後出てきたVeeRubberやGoldenTyreの難所系タイヤが出てきてその選択肢が広がり、また使用ライダーの性格に合わせたチョイスも可能になってきました。

 

で、いろいろ考えてみるとやはりこの爺が岳は「速い」ライダーでは無く「強い」ライダーが勝っている印象なんですね。

 

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コース中程には爺が岳名物にもなったガレクライムが待ち受けます。ここって写真で見たり動画で見てもなかなかその厳しさが伝わらないのですが、実際に走ってみると「あれ?あれ?」の連続です。

このガレクライムって私も走った事あるのですが、中級者くらいだと単独登頂も厳しいと思います。(私ごときだとたまに行ける程度)レースでは無く他に邪魔する人がいないとしてもなかなか登れないんですね。それが上級者になると単独なら90%くらいの確立でOKな感じかな、それがレースになるとラインを塞がれ、加速区間で邪魔され・・・って感じで登れなくなってきます。

 

ガレクライムをなんとか登って(または迂回路があるのでそちらに行って)次に出てくるのがウッズ区間。

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ここはそこそこ晴れてしまっていればちょっとキツイくらいなんですが・・・・雨後はかなりきつくなります。見えるか見えないかくらいな感じで出ている斜めの木の根とかで、何が起きているのか分からないうちに転倒とかあるんです。またこのウッズはずーーっとわずかに下っておりまして、慎重に進みたい人でも分からないうちにスピード出ちゃって・・・なんて事も起こります。

 

そして最終戦では去年も採用されたガレの河。ロックンロールリバーの「登り」

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こんな岩がごろごろした枯れ沢を普段は下っていくのですが、去年の最終戦では登りで使用されました。これは・・・キツイですよ。

 

で、今週末。AAGP爺が岳を前になんとこのコースをフリー走行出来る走行会が開催されます。これはチャンスですね。

私はバイクがまだ直らないので走る事が出来ないのですが最終戦にはエントリーしちゃったので、誰かにバイク借りつつ行ってみようかと思ってます。(まだ確定じゃありません)

 

こんな風にいろんな場面で楽しめるJNCC最終戦の爺が岳。長野の大町市の爺が岳スキー場を目指してきてくれればOKです。まだ見たことないって人は11月の3日のレース日に是非来場してみてくださいませ。

 

動画は私が説明した事を分かりやすく伝えてくれているIAカズトの昨年のAAGPです。

 

JNCC第6戦シーサイドバレー糸魚川

金曜日の午後からドタバタと積み込みを開始しまして。

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JNCC後半戦の山場である新潟ラウンド、シーサイドバレー糸魚川に行ってきました。今回のブログは写真メインで書いてみようかと思います。

 

最近増えつつあるチーム員ですが、今回はいつものレギュラーメンバーだけの構成で行きまして、あまり気を遣うことの無い道中になりました。

新潟と言っても上越の下あたりの場所なので、距離はそこそこあるのですが高速道路をずっと使えるので長野行くのとあまり変わりませんでしたね。

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いろいろトラブルもありまして、ホントなら夜の1時くらいに着く予定が到着してみたら朝の4時半・・。

少しだけ酒飲んでまったりしてたら20分しか寝る時間無くなってしまって、そのままレースウィークに突入!

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日が出るまではどんなロケーションなのか良く分からなかったのですが、明るくなってきたらこの絶景!そして天気も最高で今期のベストレースになる予感むんむんです。

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さっそくパドックや出店エリア設営で忙しく動いていたのですが、こんな風に氷をぶちまけてオロオロする人もいたりしつつ・・。

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バシっと出店エリアも完成。この会場、ちょっと変わってましてパドックエリア・本部エリア(出店はここ)・コースエリアが全部離れております。いつもなら土曜日のお昼くらいから賑わう出店エリアなのですが、この日はなんか寂しい感じでした。

まぁ夕方から前日受付が始まったらみんな来てくれて盛り上がりましたけどね。ロケーションが完璧だけにこれだけが残念でしたね。

 

そして日が暮れてからは早めにお風呂に入って前夜祭の準備。私なんか今回は出走も無いのでほぼこれメインですから。

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しかし、仲間のバイクに不具合発見で前夜祭押しての整備大会。

まぁこういう緊迫した整備もレースっぽくてみんな大好きですね。無事に直ってその後は全開の前夜祭へ。

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前夜祭ではアチコチのチームを巻き込み大宴会に突入。北陸の鉄人とか西の詐称学生とかとにかくみんなで大盛り上がりでした。

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いつもの餃子も大好評だったのですが、今回は関西のこの人が「たこ焼きならマカセトケ!」とたこ焼き器持参で殴り込み。

なんか写真くらいなグニャグニャした物体をずっといじってました。(うそうそ、おいしかったですよ。時間掛かったけどw)

その後も宴会は続き前日寝てない私は早々にリタイヤ・・と思ったんですが、なんだかんだで2時くらいに就寝。

 

 

そしていよいよレース当日。

今回のJNCCシーサイドバレー。別名「天空のクロスカントリーレース」

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まさにそんな感じのコースでレースが始まりました。(向こうに見えるのは日本海です)

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そうそう、今回も出店エリアに30分1000円のもみほぐし屋さん来てて、レース前にやってもらっている人いましたね。

この人は前回の月山で最終周にパンクで涙を飲んだゴテン君。今期Aクラスの台風の目になっている人です。

 

レースは進み午前のFUNクラスでは昨晩バイクを直したハッシー達も無事にゴール。しかし聞くところによると思っている以上にハードなコースらしく、隠れ岩も多くてかなりの台数がパンクしているとの事。

そして午後の全日本格であるCOMPクラスがスタート。

3周目かな4周目かな・・慌ててピットインしたのはこの人。

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あー・・・ゼッケン192のゴテン君。やっぱりパンクっすか。これで順位を大きく下げてしまい入賞を逃してしまいました。おしかったねー。

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私はそのまま山の中腹まで登り、コース途中で応援していたのですが、私に気がついて止まったのがチームメイトの無糖君。なんでもフロントタイヤがパンクしてやばいとの事。でもなぁ結局コース走らなくちゃ戻れないしなんとか戻っちゃいなよ!と相談していた所にやってきたのはこれまたチームメイトのナガチャン。

なにしての?って顔でこっち見ながら走り抜けていくナガチャンのリアタイヤもパンクしてるし(笑)

少し大げさに言えば全体の1/3くらいはパンクしてた感じでしたね。それくらいハイスピードで厳しいコースだったと思います。

 

レースは無事に終了し後片付け。

この時間は一番切なくて疲れがドッときますね。

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次はいよいよ最終戦のAAGP爺が岳。

ほんと一年は早いっすわ。