近年の一般的な車両整備ではあまり聞かなくなったグリスアップ。
もちろんバイクとかはね、少しはグリス詰める箇所はあれど大げさな工具は必要としてません。
しかし、これが工業系や農機具系になると話は変わっていまだに大きな需要があり、問い合わせも多いです。
そんなわけで今回はあまり語られる事も少なくなったグリスアップ補助の工具をいくつか紹介。

まぁこれは基本中の基本ですよね。
いわゆるハンド式のグリスカートリッジを装填できるもっともシンプルなグリスガンです。
このあと便利な工具をいくつか紹介しますが、これは最低限持っていた方がいいと思います。

そしてこちらがそのグリスアップ時に使用できる超便利なロック式のグリスカプラー。
ニップルを押さえておく必要がないので、手元でのポンピングに集中出来ます。
なお、先程見たグリスガン本体には─

こういった自在ホースの取り付けを推奨しております。
これがないとロックカプラの性能の半分も出せないと思ってください。

そしてさっき紹介したロックカプラーの後発で登場した、さらなる進化系グリスカプラーのセットがこちら。
ベアリングに直接入れ込むための細いニードルタイプとか、横向きに入れ込む事のできるサイドタイプとかが付属。
もちろんロックカプラーのロングも付いてますので、このセットだけ買っても問題なし。
もともと上記のスタンダードなロックカプラーを持っている人も、カブリはないので追加購入のハードルは低いですね。

そして近年すごい勢いで売れているのがこの「エアー式グリスガン」
少し前に電動のグリスガンが流行ったのですが、なにしろ価格が高くて…
その点このエアー式は割と普通の価格。
またハードなグリスアップって出先でやるものではないので、エアー式でもほぼ問題になることはありませんからね。
また画像にもある通り、超ロングのフレキシブルホースもオプションであるので、グリスアップで日々格闘している人はかなりおすすめです。
こんな感じで実はグリスアップが必要な業種は今でも多くあります。
便利な工具も出揃った感がありますのでご検討ください。
		









