イタリアのBeta

イタリアの工具メーカーBeta
かなり前に日本国内でも流通した時期があって工具好きなら知ってたり、持っていたりするかもしれませんが…
しばらく国内の輸入元が定まらずに不安定な供給状態でした。
しかし昨年末から輸入元が決まりまして、大型商品であるキャビネット等の入荷もスタート。

個人的には昨年9月に行ったMotoGP取材で見たベータだらけのピットの印象が強く、うちに入荷するのを心待ちにしておりました。

Betaキャビネット

Beta ローラーキャビネット

実際に現物を見た感想は─
「かっこいいー」
だけではなく「あれ?イタリア製だからお粗末な仕上がりかと思ってたけど、かなり出来が良いぞ」というものでした。
正直相対的ではなく絶対値でもかなり良い工具箱でして、他の高級メーカーが高額なのに比べて手が出せる範囲の価格帯なのは嬉しいですね。

引き出しは5段、6段、7段、8段とありまして。
全ての外寸は同じ。
あくまでも引き出しの厚みを調整しての段数ラインナップとなりますので、真ん中の6段と7段がオススメだと思います(Web記載もそれだけにしてます)

自分のガレージにカッコいいキャビネットを─なんて考えている人はぜひご検討ください。

気分を高めるため、昨年末公開したMotoGP動画を貼っておきます。

 

Ko-kenの新製品

ソケット専門メーカーのKo-ken
名前通り「ソケット」主体の工具メーカーなので、それほど大物の新製品とかは出てこないのですが、地味な工具はちょこちょこと登場しております。

そんなコーケンの新製品、昨年末から出てきたモノを少しおさらいしてみます。

Ko-kenディアルドライブTレンチ

Ko-ken デュアルドライブ T型コンパクトハンドル

こちらは登場して以来、ずっと人気を誇っているコンパクトT型レンチ。
1/4と3/8差し込みの2タイプあって、どちらも同じくらいの売れ行きですね。

シンプルで小さいハンドルなので車載工具として人気が加速しました。
また「手元の作業」にも便利なので卓上整備が多い人からも引き合いが多い工具ですね。

Ko-kenロッキングエクステンションバー

Ko-ken 3/8ロッキングオフセットエクステンションバー

そしてこちらは「ソケットを落とさず保持出来る」ロック式のエクステンションバー。
長さが3種類あるのでお好きなものをお選びください。
こういうロック式のエキバーって構造上スタンダードなストレートモデルなのですが、これは「ちょっと首振り」のウォブルモデルでのロックということで、じわじわと売れてますね。
例えばプラグソケットの脱落防止とかに威力を発揮します。
まだまだいろいろ考えると新しい使い道が見つかるかもしれませんね。

Z-EALインチソケット

Z-EAL 1/4[インチ]ショートソケットセット

Z-EAL 3/8[インチ]ショートソケットセット

こちらはKo-kenのZ-EALシリーズのショートソケット。
何が新しいのかというと「USインチサイズ」のソケットなのです。
どうやらKo-ken USAから発注されたものだったらしいのですいが「せっかく作ったのだから」という理由で日本でも発売になりました。
これこそ地味系の新製品なのですが、いまだにインチも必要な現場ってあるので、これが出て喜んだ人もいると思います。

こんな感じで発表と実際のリリースにタイミングのズレもあって、なかなか紹介しきれない新製品ってありますので、たまにこのブログでまとめてお伝えしたいと思います。

サイズの確認と推奨工具

工具を販売する仕事をしているととにかくサイズの確認が重要になってきます。

プロメカさんならあまり問題にならないのですが、DIYを楽しむようなユーザーさんに多いのが「多分これくらいの大きさのボルトだったと思うのですが……」なんて感じで話をはじめる人が結構います。

私が分かる車種とかやった事・見た事ある作業ならば分かったりする場合もあるのですが、もちろんそんなのたかが知れているわけでして大抵は正確なサイズなんて覚えていません。
だけどそんなアバウトな話の上でこちらに推測してくれってな相談が本当に多いんです。

例えばバイクのリアアクスル。
「カワサキに乗っててリアがHEXだったんですよ」と言われます。
多分これくらいの大きさだと思う、とお客さんは17ミリのHEXソケットをレジまで持って来てくれます。
でも私の薄い記憶の中には確か14ミリじゃなかったかな?と。

で「14ミリじゃ無いっすか?」と聞き14ミリHEXの現物を見せる。

でも「いや、そんなに小さくないです」と言われ17ミリを販売する……
で、当日中に電話が来て「やっぱり14ミリでした」と。

これ別にそのお客さんを非難しているわけじゃないんです。
ぶっちゃけ店舗だとかなり良くある話です。
特にキャップボルトと言われる差し込んで使う工具のサイズ選定は人間が錯覚(錯視)しがちでしてHEXやTORXでは本当に良くある話なんです。

ウチは上記の話くらいなら交換に応じますが、これがかなり後日になると交換自体難しくなりますし、遠方の方なら交換に来るのも大変だと思います。

ですので私は日頃から「車両整備の現場でもサイズを測定する工具が必要」と繰り返して言っております。
どうしてもラチェットやレンチ等と違い、作業に直接関わらない工具なので、優先度が下がるのはわかるのですが、逆にいえば作業に慣れていない人ほどサイズをキチンと人に伝える事が出来るように準備しちゃったほうが良いと思うわけです。

ノギス総合ページ

ノギス等の測定関連はこちら

これが上の例の話くらいのサイズ違いならばそんなに間違いはないのかも知れませんが、1ミリの違いでも使用出来ないのが工具です。
その辺をキッチリ測定してくれるだけで話がかなり早く済みます。

ちなみにそういったノギスとかの使い方は下記のページを見て下さいませ。

>>工具実践→測定機器の使用方法

サイズ計測の基本中の基本であるノギスはいろんな測定方法で物を計れますので、そういった工具の選定だけじゃなく作業にも活用出来ると思います。

例えばこういった内径測定とか普通の物差しではうまく測定出来ないですよね。
こんな場合でもノギスがあれば大まかなサイズ測定が可能になるわけです。

整備に慣れてない人ほど購入率が低い測定系の工具ですが、実はそういう人にこそ持っていて欲しい工具のひとつでもあります。

ここで書いた内容を動画にしてみました。

モーションプロ取り扱い開始

良く言っても悪く言っても「変態」な工具メーカー。
アメリカのモーションプロの取り扱いを開始しました。
もともと輸入元さんとは仲が良かったのですが、近年増える問い合わせに対応した感じです。

モーションプロって?

アメリカの元バイクレーサーな人が
「引退して自分でバイク整備始めたら、理想の工具がないから作ってみた」
というのが始まりなツールメーカー。
なので既存の工具とかそういうのは全く関係なく、独自性に優れた「現場で使いやすい工具」だけを作っています。
ね?変態でしょ?

モーションプロ

MotionPro ミニブリーダー8mm/10mm

これはブレーキエア抜き用のブリーダーレンチ。
完全に専用で作られていて実際に使ってみると驚く機能が満載です。

モーションプロ

MotionPro シールプーラー

こちらはシンプルなシールプーラーなんですが…
この手の工具を使った事がある人ならわかると思いますが、まさに「なかなか良いのはないよな…」と思っている人が多い分野の工具だと思います。
それが現場目線でこんなにかっこよく、そして使いやすく作られているのですからね。
これは私も自分用に購入しました、はい。

もっと他にも尖りまくった「車種専用」とかまであって、なかなか深淵は覗けませんんが、今後も順次扱いを増やしていこうかと思います。
(メーカーHPで欲しいのあったら取り寄せ可能ですので言ってください)

そんなモーションプロを熱く語った動画はこちら

 

マキタの展示会

年に2回開催される電動工具のマキタの展示会。
春と秋にありまして─今回は春の陣のお誘いです。

3月19日(木)13-19時
3月20日(金・祝日)9-17時

場所:マキタ加須営業所(特設ブースあり)

マキタ展示会

マキタの加須営業所は東日本エリア倉庫を兼ねているので超巨大です。

こういった電動工具ってそもそも実物を見る機会があまりないし、まして実働させて(切ったり、締めたり)なんてのはまずないですからね。
かなり貴重なイベントだと思います。

展示会に行けそうな人は展示会受付で「エイビットの紹介で」というと記念品もらえます。
展示即売会なので後日納品になりますが購入も可能。

場所はエイビットから15分くらいの場所。
展示会に行ってからエイビット店舗にも寄って─とか出来る距離感ですので、ぜひ一度行ってみてください。

マキタ展示会