年末年始のあれこれ

今日のお昼頃に「はっ!」っと気がついて慌てて年内発注をやり直しました。
よくよく考えてみるとメーカーとかの実稼働は今年残りは最長でも3日とかなんですよね。
明日の祝日が土曜日をはさんでいるので危なく勘違いするところでした。

ってなわけで年内の入荷もかなりギリギリになってきました。
今年中に欲しいってモノがあれば出来るだけ週明けの月曜日までにお問い合わせください。
それくらいまでなら当店の在庫がなくても手配でなんとかなると思います。

あ、そうそう昨年末にかなりしつこく書いたのですが、この時期になるとやはり問い合わせがある年明けの福缶(ワコーズのヤツね)ですが、今年の正月に販売した分でいったん終わりとさせて頂きました。
別に急に何かあって終了ってわけじゃなく去年から決まっていた事なのでどうぞご了承ください。
なお、年明け1発目の福袋っぽいものもちゃんと準備してありますのでお楽しみに。

そして気になる年末年始の営業はこんな感じ。

12月28日(水) 10時~20時
12月29日(木) 10時~20時
12月30日(金) 10時~18時
12月31日(土) 冬期休業

1月1日(日) 冬期休業
1月2日(月) 冬期休業
1月3日(火) 13時~18時 (新年1発目営業)
1月4日(水) 10時~18時

1月5日(木) 10時~18時
1月6日(金) 10時~20時
以降通常営業

冬季休業中はWeb通販の出荷もお休みさせて頂きます。
(1年でこの3日しか休まないのでご勘弁ください)

っとまぁ、こんな感じでお店もやってます。
年内はメーカーこそ終わってしまいますが、当店は張り切って営業してますので遊びにきてくださいませ。

営業車兼トランポ続報

先月入れ替えたウチの営業車である日産のキャラバン(NV350)

師走って事もあり定休日もまともに休めずトランポとして活躍する機会がまるでないのですが、それでも急に「走りにいこうーぜー」と言われてバイク積めない状態のまま放置するのもなぁ…って事でコソコソとトランポ化してました。

床貼りは先月お伝えしたとおり。
それに輪留めを付けて床部分はOK。

あと前のハイエース(100系)の時はここにぶら下げる事の出来るフックを付けていたのですが、現行車両だとそういうの出来るのないので固定式のポールを取り付けました。

出来上がってみるとやっぱり便利(ってかないと不便)
そして写真にうっすら写ってますが、タイダウン用のフックも取り付けてとりあえず終了。
バイクを積む最低限の装備が実装されました。

そうそう日産のキャラバンの利点なんですけど、車内のあちこちにM6の雌ねじが切ってあるんですよ。
そのおかげで何かを取り付けるのにもほぼ無加工でいけました。
なのでコソコソやってたっていっても昼休みの15分とかで出来たのでたいした事はやってないんですけどね。

あ、それと問い合わせの多いパワーコーティングの続報。
雨降って翌日、風の強い日とかもあったのでホコリっぽくなって一度だけ洗車しましたが、施工後約2ヶ月経った現在でも少し離れてみればかなりの輝き感があります。
(洗車後3回雨に降られてます)
この感じは最低限1年間くらい続けばほんとに良いコーティング剤ですね。
(この調子なら持ちそうだけど)

タイヤの空気圧チェック

この前買い替えましたーっとご報告した日産のキャラバン。
普段の足にはもちろん、納品とか、バイクトランポとかいろいろ活躍してくれているのですが、なんせ燃費悪い車両なので日頃なるべく気にしているのがタイヤの空気圧。

4ナンバーの商用車でタイヤも商用のままなのですが、空気圧が結構高めでして(積載ありますからね)2ヶ月前の納車時に思いついた事を試してみました。

思いついたのは「この寒暖差が激しい季節でどれくらいタイヤの空気が減るんだろう?」って事。
知っているとは思いますが一応書いておくと、タイヤの空気って温度で体積が変わりますので、暖かい頃から寒くなった今は空気圧は減っていると予測出来るわけです。

で、いよいよ寒さが厳しくなってきましたので昨日早速計測。
まぁ燃費も結構悪くなってきてたので分かってはいたのですが大体80%ほどの空気圧しか入ってませんでした。一番ひどい所は70%切ってましたね・・・。
(納車後から一度も補充してませんでしたので、他の要因もあるとは思います)

ってなわけで一気に寒くなるこの時期はタイヤの空気圧チェックが超重要になります。

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アサヒ ゲージボタル

燃費だけじゃ無く低圧なタイヤのままこの寒い時期に長く乗ってしまうとサイドウォールのひび割れとかいろんな不具合が発生しやすくなります。

そんなダメージが今度は暑くなった夏場とかにパンクとかの原因にもなるんですね。

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SIGNET タイヤエアーゲージ

なんだかんだ言っても車もバイクも路面と唯一接触している重要な部位ですので、適正な空気圧ってのはすごく大事なんですね。
そういやぁなんか燃費悪いし乗り心地もおかしいな?なんて人はGSでも良いので一度確認してみてはいかがでしょうか。

もちろん上記のエアーゲージ買ってもらえるのが嬉しいけど。

メイン工具以外を収納する入れ物

整備の現場の整理整頓。

作業内容もいろいろ出来るようになってくると工具も増えるし、外したパーツとかネジ類とかね、とにかく物を整理しておくのがだんだん大変になってきます。
特にちょっと大きいモノとか場所を取るモノとかね、テキトーにその辺においておくと散らかってくるんですよね。
ましてそれを持ち出そうとかするとダンボールに放り込んで…とかになったりするので、なかなか片付きません。

お店にいるとそんな感じの相談は結構多くて、みんな試行錯誤しているようですが各自で理想としている収納がちょっとずつ違うので、「これで正解」ってのがなかなか難しいんですね。

 

ってなわけで今日はメインの工具以外を上手に収納する方法で、こんなやり方もあるよってのを少し紹介。

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リングスター 大型収納BOXドカット

店舗に来て実物見ての購入で人気が高いのがコレ。
様々な種類のケミカル缶を立てて収納出来る上、工具でも少し大きくて通常の工具箱に入らない物とかをまとめて収納出来る優れ物です。
出先でもフタを閉めてしまえば濡れても安心だし、踏み台としても使えるしでかなり活躍する工具BOXです。

かなりも物を詰め込んで重くなってもしっかりとした1本取手で移動も楽ですね。デメリットは少し大きい事。コンパクトカーに積むには厳しいかもです。
>>大きさ違いもあるのでこちらからどうぞ。

そしてもっとざっくりといろんなモノをまとめて置いたりするのに便利なのだと…。

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リングスター スーパーバスケット

シンプルながら多くの人に愛されているのがコレ。
いわゆる買い物カゴ形状ですが写真のように中身を入れた状態でも積み上げ可能で、ガレージとか車内用でも活躍します。
かなりざっくりしていて安価なので、外した部品用ケースとしても便利に使えますね。

大きさもけっこうあってごちゃごちゃと片付かないモノをまとめておくには本当に便利です。
ちなみに今現在、限定色のセール品もあります。

・リングスター スーパーバスケット限定ブラック2枚組(完売終了)

だいたい2年に一度くらい「限定色」を出してくるリングスターですが、今回は『ブラックバージョン』
かっちょいいガレージにもマッチしますね。
2枚1セットでセール特価になっております、限定生産品ですので売り切れ終了ですので欲しい人はぜひ。

ってな感じでアイデア次第でいろいろ収納方法はあります。
みなさんも小分け収納で整備環境を整理してみてはどうでしょうか。

トルクレンチの購入考察

工具を販売する専門店として、ましてそれが木工とか建築では無く整備用となると、花形工具はやはりトルクレンチです。
そんなトルクレンチに関しては日々多くの問い合わせを頂きます。

もちろん質問内容も多岐にわたるのですが、今回は「初めての購入」に関していつもお店でアドバイスしている事でも書いてみようかと思います。
まずトルクレンチと言ってもいろんな種類があるので、今日はプリセット型に絞っての説明にさせて頂きます。

プリセット型トルクレンチとは規定のトルクを設定して、規定トルクに到達するとカチっとアクションが入りユーザーに知らせてくれるやつですね。
メリットとしたらやはり使い勝手が良い事です。
だれでも気軽に使えて同じトルクのボルト締め付けがいっぱいあってもカチカチカチとスピーディーに作業出来ます。

もちろんデメリットもあって収納時の注意とか、1本でカバー出来るトルクのレンジが比較的狭い事とかがあります。
それでも現在の整備事情を考えてみると直読式と呼ばれるダイアル式やデジタル式よりは、個人的にですがプリセット型が使い勝手がいいと思います。

で、いざ購入する時に「んじゃ、プリセット型トルクレンチを買うことに決めました」となると、次に問題なのが自分にどのレンジのトルクレンチが必要なのか?って事です。

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東日 プリセット型トルクレンチ

まず上記の東日のスタンダード型トルクレンチでもいくつか種類(サイズ)があります。
予算が許すならこれ全部買ってしまうのが一番間違い無いのですが、1本づつ揃えていこうと思った時に、どれを買えば一番良いのか迷うんですね。

そしてさらに難しくしているのがこれ。

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東日 ワイドレンジトルクレンチ モトトルク

こちらは東日のラインナップにあるワイドレンジ版です。
上記のスタンダードと比べると1本が受け持つレンジ幅が広くなっているのですが・・・それでも完全にカバー出来ているわけではありません。
このトルクレンチの存在が選択を非常に難しくしているんですね。

ちなみに車検等もやる自動車屋さんで認証工場になっている所は指定工具として、上記のスタンダードトルクレンチの中では…

・5-25Nm
・20-100Nm
・40-200Nm

のトルクレンチの保持が義務となっております。

ですので東日以外にもいろんなメーカーからトルクレンチが出ておりますが、基本はこのレンジ幅のトルクレンチはどのメーカーでも買う事が出来ます。

ですのでぶっちゃけ予算が許すなら上記の3本を一気に買ってしまえば整備用トルクレンチとして揃ってしまうんですね。
しかし認証工場とか関係無いユーザーさんはワイドレンジ版でもいいわけでして・・・ここから悩む事になります。

 

ふたつのトルクレンチの関係性を分かりやすく図にしてみるとこんな感じです。

torq_re01

プリセット型トルクレンチと言うのは上限値・下限値付近での使用をあまりオススメしていない事を考えるとスタンダードのまとめ買いがいかに理にかなっている買い方なのかよく分かると思います。
逆に言うとワイドレンジ版は1本1本が独立する形で成り立っていて、ラインナップで購入する前提ではないのも分かると思います。

この話で悩み始めてしまう人は多いのですが、購入に至る決定打は「その後どうするのか」なんです。

1本目を買った後、どうするのか。

例えば趣味で買った車やバイクを整備する目的で、自分で出来るメンテナンスの主要トルクが14ミリのボルトで50Nmだったとします。

この時の購入候補の場合は…

・東日 スタンダードモデル 20-100Nm
・東日 ワイドレンジモデル 10-70Nm

の2本が候補となります。
その作業しかやらないのであればどちらを買っても正解です。
しかし後日ホイールナットも管理したいとか、エンジンヘッドくらいは自分でやってみたいとか、整備項目が増えていった場合にはスタンダードモデルを買っておいた方が、次のトルクレンチを迷わず購入する事が出来ます。
(先述した標準の3本購入になるように買っていけばいいだけ)

しかしそんなにいろいろやらないけど、頭10ミリのボルト(15Nm)とかはついでにやりたい、とかになるとワイドレンジ版を買った方が1本でいろいろ使えて便利です。
実際通常メンテならば主目的として14ミリのネジをやりたいとしても10ミリだってたくさん出てくるわけですから、1本で大抵の事が出来てしまうワイドレンジ版はかなり魅力になります。

こんな感じでこの話は個人個人で正解が違うので、一番最初に購入するトルクレンチが結構重要になってくるわけです。
(最初の1本目を適当に選択してしまうと2本目の購入でよけいに悩む結果になるわけです)

この話ってトルクレンチの問い合わせの中でもかなり多い質問ですので書いてみました。
でもこのブログを読んだだけでも結局分からないって人も多いと思いますので、そんな時は遠慮無く私宛に連絡ください。

そしてその時は出来るだけ「今やりたい作業のトルク値」が分かると話が早いです。
お客さんの予算に応じた対応ももちろんいたしますのでお気軽にどうぞ。

※今回は分かりやすく東日のトルクレンチシリーズで書きましたが、他のメーカーでも大体同じです。
>>プリセット型トルクレンチのページ