SIGNETのちっこいプライバー

プロメカさんの工具箱を覗かせてもらうと何に使うのかよくわからない工具っていくつかあったりします。
それもわりと手に取りやすい場所にあるから「普段よく使う工具なんだろうな」くらいは分かるのですが、用途がわからないってものがあるんですよね。

そんな中で以前にもこのブログで紹介したことのあるマイナスドライバーもそのひとつ。
よく見たらマイナスネジを回すためではなく先が丸めてあったり、削ってあったりと加工されてるものまであったりします。

で。今回紹介するのがまさにそんな昔からプロメカさんが便利に使ってきたであろう加工工具の製品版。

SIGNETミニプライバー

SIGNET ミニプライバーセット3本組

まさに「加工済み」のマイナスドライバーみたいな工具ですが、素材や焼入れが少し工夫されていて、折れにくくなってます。

SIGNETミニプライバー

先端形状も薄く、そしてベント(曲がり)形状でちょっとした作業での「起こし」とかでも便利そう。

SIGNETミニプライバー

ミニプライバーというだけあってこの通りかなり小さいので、ちょっとした時に活躍する指先ツールとして便利に使ってもらえると思います。

マキタの展示会でした

近年の電動工具の盛り上がり、海外製のデウォルトとかミルウォーキーとかね。
もちろん当店でも取り扱いはありますが─

やはり電動工具といえば日本製がって事であらためてパナソニックやマキタの引き合いが多くなってきております。
特にキャンプ用や園芸にも強いマキタは、ここにきて車両整備向けモデルも手探りながら出してきていて注目度も高いですね。

で、そんなマキタの展示会が開催されました。
以前は年に4回、季節ごとの開催だったのですが今回からは年2回になって、その分規模が大きくなった感じですね。

マキタ展示会

ウチの管轄は隣市の加須市にある「加須営業所」(カゾと読みます)
写真の通りとんでもなく大きい物流倉庫を兼務している超巨大な施設です。

この建物の1Fの一部が営業所とショウルームになっていまして、展示会はここで開催されます。
ちなみにこの展示会で購入することも出来まして来場の記名で「エイビット」と書いてくれると当日特価の分を後日当店で受け渡しが可能になります。
価格もさることながらオマケも結構付くし、当日の目玉商品とかもあるので興味がある人はぜひ一度行ってみてください。
(メーカー系展示会は冷やかし大歓迎なので買わなくても大丈夫)

そんなわけで先週末に行われた展示会の納品分が当店にドサドサ入荷。

マキタ展示会

ウチの狭い倉庫がパンパンになっておりますので出来れば早めに取りに来てくださいませ。

また次回がありましたら告知しますのでよろしくお願いします。

年度末進行中

1年を通すとお店がドタバタと忙しいのはやはり年末の12月。
しかし、見積りとか雑務込みでもっとも厳しい印象なのがこの3月です。

やはり販売しているものが「工具」ですからね、関連会社様の決算に合わせてご依頼や見積りがいくつも同時進行します。

それにあわせ気温も暖かくなったり、ちょっとだけ日が伸びたり。
みんながウズウズし始める時期でもあるんですかね。
一般の方の来店も一気に増える季節でもあります。

先日も暖かかったのでお店にスネークが紛れ込んでました。
はぁーもうちょいで春ですね。
みなさんも忙しいと思いますがお互いがんばりましょう。

スネーク

マグネットソケットレール追加

工具の整理整頓はメカニックの長年の課題というか永遠に解決しない悩みのひとつだと思いますが。
ツールチェストやキャビネット、またワゴンとかの据え置き用にソケットを置いて収納ってことに関しては、近年これでファイナルアンサーってことでいいんじゃね?って感じになりつつあります。

SK11ソケットレール

SK11 ツイストロック マグネットソケットホルダー

このソケットレールの良いところはマグネットで工具箱底面にペタンと貼り付けて、あとは「ロックさえしなければ」スッとソケットを取り外せるってところです。

SIGNETソケットレール

回転させてロックしなければ抜き差しには何も抵抗がないので片手で楽にソケットの収納が可能。
たったこれだけのことなのですが、いざ使ってみると今までのストレスがかなり軽減されるし、ソケットを戻す作業にも面倒がないので結果として整理しやすくなるメリットがあります。

そしてそんなツイストロック機構をもったOEM元が同じと思われるレールにSIGNETのロングモデルが登場。

SIGNETソケットレール

SIGNET スピンロックマグネットソケットレール

商品名こそちょっと違いますが長さ違いの同じものだと思ってください。
これの登場にて今までは出来なかった「自分の工具箱に合わせたレールの選択」が出来るようになったのは嬉しいですね。

またこちら。

SIGNETソケットレール

10個1パックではありますがクリップ部分も販売されてますので例えば

1/2レールを買って、半分を3/8クリップに付け替え

とかも出来るようになりました(バラし方は簡単です)
すでにSK11のレールを便利に使っている人も多いと思いますが、このロングモデルの登場でさらに自分の工具箱をカスタム出来る可能性が上がりましたね。

工具情報アップデート

長年工具を販売していると知らんウチにいろいろ詳しくはなるわけで。
それがもう四半世紀以上続けているとなればある程度の欺瞞というか慢心というか「あーはいはい、これ知ってるわ」とか生意気な姿勢で工具と対峙してしまったりもします。

え?私の話です、はい。

そりゃなるべく変な上から目線とかにならないようには気を付けているのですが、これだけ種類のある工具に対してはある程度「知っている前提」で見ていかないとこなせないってもあってなかなか難しい問題だったりもします。

そんな中。
昨年から始めたYouTubeの動画では、さすがに長年の思い込みだけで話するわけにもいかない内容とかもあったりするわけでして。
特にスペックとかもテロップで紹介する場面ではあらためてカタログを見たりしつつ、分からないところは工具メーカーに確認とったりもしております。

動画編集

で、なにが言いたいのかというと。
なんだか最近また工具の見識というかいろんな情報がアップデートされている感覚がすごいですね。
あまり気にしてなかった細かな情報を入れ直すいいきっかけになった気がします。

店舗での接客ではあまり細かな事はあえて言わないようにしてきましたが、やはり知ってて言わないのと、情報がぼやけ始めてしまって言えないのでは全然違いますからね。

そんなわけで最近また「やっぱ工具っておもしれーなー」とか再確認している日々を過ごせているのは本当に良かったよねってお話でした。