SIGNETの洗車アイテム

前にも書いた事があると思いますが近年のSIGNETはかなり意欲的に様々な工具をラインナップし直していて、紹介するこちらとしても結構大変なんです…

まぁそれでも一時期迷走していた感があるメーカーが本線にキチッと戻ってきてくれたのは嬉しくて、いろんな工具を見せてもらいながら見極めさせてはもらうつもりです。

で。
そんなSIGNETからなんとなんと洗車系のアイテムが一度にドドンと20種類登場しました。
最初に聞いたときは「え?また変なことをシグネットが始めたの?」とか思いましたが、実物見てみると結構ガチ系の洗車ブラシとかがズラリ。

SIGNETホイールブラシ

SIGNET マイクロファイバー ホイールブラシ

これなんてホイールの隙間のブレーキダストとか綺麗に出来るやつでして、もちろん他の箇所にも使えるから店頭では結構人気になってます。

他にも─

SIGNETマイクロファイバーブラシ

SIGNET カーダスター 2モデル

最初見たときは「こんなの今までもいっぱいあったでしょ?」とか思ってたのですが、店頭で販売を始めてみたらコレも意外と人気でびっくり。
確かにミニバン勢とかはあると便利かも。

そして本命がこれ。

SIGNETブラシ

SIGNET 洗車用ディティールブラシ各種

プロの洗車屋さんが使ってるのを見たことがあった、まさにこのブラシ。
Webサイトで告知を入れてから特に連休中にみなさんこぞって買いにきてくれまして。

でも最初ってどれ買えばいいのか分からないんすよね。
なので全種類1本ずつ買う人もいれば、私に詳細聞いて慎重に選んで買っていく人もいましたね。

SIGNET 洗車用ディティールブラシ ボールグリップ

SIGNET 洗車用ディティールブラシ ボールグリップ

ちなみに上のディティールブラシにはXLサイズのボールグリップタイプもあって、こちらも注目度は高いです。

正直いうと私も洗車のプロではないので、自分で使った感想くらいしか言えないのですが、単価もそこそこなのでとりあえず少しずつ試してもらえるといいかな?と思います。

写真だけだとニュアンスが伝わらないかもなので動画でも公開しておきました

お盆の営業

昨日は臨時休業スミマセンでした。
身内の法事だったので予定的にはどうにもならず、お盆休み前の休日にお休みを頂きました。

お寺

いやー…
しっかし暑いですね。
近年のお寺さんなので法事が執り行われる本堂もエアコンが少しは効いていたのですが、それでもスーツをビシっと着込んでじっとしているだけで、滝汗な感じでした。
外仕事している人にそんな事いうと怒られそうですけどね。

そんなわけでお盆も近づいてきましたのでお盆期間中の営業をお知らせです。

2025お盆

こんな感じとなります。
お休みは定休日の水曜日だけ休ませて頂きまして、あとは時短営業となります。
赤い文字で書かれている日を気をつけて貰えれば大丈夫ですので来店予定の方は参考にしてみてください。

ちなみに連休明けの最初の水木はお休みとさせて頂きまして。
幕張メッセで開催されるDIYショーにいく予定です。

Z-EALの地味系便利工具

今では様々なメーカーから登場して選択肢も多いビット系ソケット各種。
でもプロ目線で見た場合「ここがもうちょっとこうだったら…」とかいろいろあるんですよね。

そこで今回オススメするのがKo-kenのZ-EALシリーズから出ているこちら。

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>>1/4ロングTORXソケット

>>3/8ロングTORXソケット

TORX(トルクス)のロングバージョンなんですけど長さ加減が絶妙でかなり良いのですよ。
そして注目すべきはそのシャンク形状。
丸軸を採用していまして狭いホール奥にあるネジへのアクセスを容易にしてくれます。

ホントにこれで困っている人が多いんです。
現場では仕方なく丸軸になっているドライバーとかを使っている人も多いのですが、T40とかが固めに締まっているとドライバーじゃ無理なんですよね。
新機能とかそういうものではないのですが、この丸軸仕様はプロメカさんにかなり刺さる工具だと思います。

 

そしてHEX。

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>>1/4ロングHEXソケット(セット設定無し)

>>3/8ロングHEXソケット

1/4・3/8ともに「ちょっと長い」ロングなのですが1/4が特に良いですね。
1/4のHEXソケットって短いモノが多くて、それが嫌だとロングなのですが今度はロング過ぎて…って事が多かったのです。

その点この1/4ロングHEXソケットはなんというか絶妙な長さ加減。
よほど狭い所で作業が多いって人を除けばメインのHEXソケットとしてこれを選んでしまって問題ないと思います。

個人的にも超お気に入り工具のひとつです。
ビット系ソケット購入時にはぜひ候補にいれてくださいませ。

nepros30周年記念工具セット受付開始

先日の東京オートサービスショーで発表されたネプロスの30周年記念の限定セット。
その時は「数量限定」で「抽選販売」で大体7月中旬頃には正式発表と受付が出来るかもよってお話でしたが。

ほぼほぼその通りで出てきました。

ネプロス30周年限定

ただしその時には不確定な話もあって「ラチェット単品」もあるかも?
とかそういうお小遣い範囲で購入出来る選択肢はなくなったのが残念ですね。

ただし今回の30周年は事前情報でも「高額セットのみの販売になるのでは?」とか予想はされてましたので、残念ながらそちらが正解だったわけです。

>>ネプロス30周年記念限定品販売専用ページ

そんなわけでとりあえず上記の公式サイトに行っていただき、抽選販売の申し込みを行っていただく必要があります。
その後はNBR390Xの抽選販売と同じ流れ─
無事にご希望のセットが当選された方は当店に当選メールを持ってきて頂き入荷後に販売という流れになります。

期間:2025年7月16日(水)12:00 ~ 2025年8月18日(月)23:59

期日にはわりと余裕がありまして完全抽選との事ですので、購入をご希望の方はじっくりとセットを吟味してみてください。
※なお「お一人様1セットまで」とかではなさそうなので複数セット購入もOKみたいです。

先日のオートサービスショーの30周年記念モデルの動画はこちら

ホースバンドの工具事情

いわゆる定番系が多い工具の世界でも「流行り廃り」とかはありまして、現在工具のメーカーさんが注力してるなーって感じさせてくれるのはホースバンドツール。

特に欧州から始まったネジを回して締め込むタイプのホースバンド撤廃の流れが、いつぞやのTORXネジ戦争のようになってきていて販売する側も注目せざるを得ない状況になってます。
(TORXネジが世界規格になるまで各国が自分のところの新規ネジを世界共通にしようといろいろ出まくった時期があったんです)

このブログでも何度かホースバンドなお話は書いてますが、また更新しておかないとって感じなので、多少焼き直しも含め、そして自分への備忘録的な意味でも書いておきますね。

まずは国内でも多く採用され世界的にも汎用性の高さで採用率の高いバンドに対応したのがコレ。

KNIPEX スプリングホースバンドプライヤー

すでに定評のあるKNIPEXのウォーターポンププライヤーの先端をホースバンド用にした専用工具です。

kni_horsCL6

専用工具としてはそこそこ高価な工具なのですが、写真のようにかなり高張力なバンドまでいけるのでさまざまなバンドに対応するならこれがオススメ。

KNIPEXホースバンド小

KNIPEX スプリングホースクランププライヤー180サイズ

ちなみに上記のホースバンドプライヤーには少し小さい180サイズが出ておりまして、現場の方からは絶賛を頂いております。

そして車両整備の現場、とくに自動車関係の方からの支持が多いのがこれ。

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KTC ホースクリッププライヤー

KTCのホースツールはなにげに改良&進化してて侮れない存在です。
カタログを見るとホース用工具の種類の多さにも驚かされますね。
実際シンプルながら使い勝手がよくて2タイプ購入する人も多いですね。

 

そして近年すっごく問い合わせが増えているのがクリックとかコブラとか呼ばれる、ワンタッチ型のホースバンド対応の工具。
(上記の張力バンド対応モデルと似てますが先端のチップが違う別製品です)

KNIPEX ホースバンドプライヤー250 [CLIC対応]

主に欧州車で使われているワンタッチ式のクリッククランプバンドに対応した専用工具です。

ホースバンド

先端部分に専用のチップが付いていてワンタッチクランプの取り外しはもちろん、取り付けも出来ます。
このタイプのバンドは専用工具がないと脱着に関してはかなり厳しいので、関係ありそうな人は揃えておくことをオススメします。

ちなみにSIGNETからお安いモデルも登場しております。

SIGNETホースバンドツール

SIGNET アングルホースバンドプライヤー CLIC/CLIC-R対応

こちらも上記のKNIPEXと同様にCLICバンドに対応することが出来ますのでご検討ください。

 

そしてさらにみんながなにげに苦労してて探してたんだよーって言われるのがカシメタイプのこれ。

KNIPEX クランプホースバンドプライヤー(カシメ用)

いわゆる「ヤットコ」なんだけど、カシメクランプの代表であるOETUKER社(オエチカ)のクランプ向けに作られていて、実際に使ってみると汎用のヤットコとは全く別物。

この画像ではちょっと分かりにくいけど、写真のように正面からカシメる事も出来て、さらにサイド部分でも横側使ってカシメる事が可能。
汎用のドライブシャフトブーツでも使えるとの事でお店でもかなり問い合わせが多くなっております。

ホースバンドのために工具をそんなに揃えるの…って思う人も多いと思いますが、実際プロの現場ではホースバンドとの戦いが日常ですので、買い揃える人もすごく多くなってます。
まだまだいろんな種類があるみたいですが、現状では上記のが揃っていればなんとか対応出来るかな。
ホースツール関連はアップデート率が高いカテゴリーなので、また何かあったら紹介したいと思います。