ギアレンチ用のアダプター

カリカリと軽快に作動する人気工具のギアレンチ。
72ギアを採用しているものが多く、現在の整備事情ではレギュラー工具のひとつです。

そんなギアレンチは活用方法も多く通常通りの使用方法以外にも持ち出し用工具のラチェット替わりにもなったりして、ユーザーの工夫次第ではもっともっと有益に使用できたりもします。

今回はそんなギアレンチの活用の幅を広げてくれるギアレンチ用アダプターの紹介。

KTCギアレンチアダプター

・KTC ギアレンチ用3/8アダプター

お店での人気ナンバーはこれ。
KTCのギアレンチ用として使える3/8差し込み変換のアダプターです。
14mmのギアレンチやめがねレンチに組み合わせる事が出来ますので、これさえあれば出先でラチェットの替わりとして使う事が出来るスグレモノのアダプターです。

そしてアダプターではありますせんが発売以来人気なのがこのソケット。

SK11ギアレンチ用ソケット

・SK11 デュアルドライブソケットセット(1/4・3/8混合)

ソケットの根本部分がそのままギアレンチに取り付け可能ですので、薄いソケットとして活用出来ます。
また差し込み角アダプターを必要としませんから、必要サイズだけを持ち出し用として活用も出来ますね。

SK11ギアレンチ用ソケット

さらに差し込むとこんな感じになるのですが、ギアレンチゆえの「フラットなめがね部」が逆に使いにくい場所ではオフセットレンチとしても活躍します。

KTCギアレンチセット

・KTC ラチェットめがね用ソケットセット(3/8ソケットアダプター付)

上記で説明したアダプターやソケットを全部入りで欲しいよって人にはKTCのこのセットとかもオススメです。

こんな感じでギアレンチもアダプターを付ける事によってさらに使い勝手がアップしたりします。
便利なんだけどもうちょっと…なんて考えている人はぜひご一考くださいませ。

工具セットセールの現状

さてさて、1月ももう終わり。
年末年始っぽい雰囲気も消え去り工具業界では3月の年度末に向けての企画が走り始めております。

そしてこの時期から一気に問い合わせが加速するのが工具セット。

とりあえず現状で当店が販売出来る工具セットをまとめてみました。

まずは王道のこちら。

KTC工具セットセール

>>KTC工具セットセール『SK SALE2024』

毎年11月から4月にかけて工具セットが半額近くになる超お買い得な期間限定セールです。
ラインナップは多岐にわたりますが限定色の工具箱を採用したモデル等もあり、そちらは個数限定ですので後半にいくほど売り切れの可能性が出てきます。

KTC工具セットセール

・KTC 2024SKセール 3/8メカニックツールセット66点組

引き出し3段工具箱を採用した人気ナンバーワンのこちらのセットも限定色ではピンクとグリーンがあり、現在どちらもまだ購入可能です。

KTC工具セットセール

・KTC 2024SKセール 3/8両開きメタルケースツールセット56点組

企業さんからの注文が多いのがこちらの両開きタイプ。
車内設備の整備用だと機動力欲しいですもんね、片手で持って移動出来るこのタイプの人気は根強いです。
こちらも限定色はまだ在庫大丈夫ですので今のうちにどうぞ。

スタビレー工具セット

・スタビレー 混合3/8メカニックツールセット69点組[PB/KNIPEX/SIGNET]

こちらのスタビレーやPB、KNIPEXの入った輸入工具セットも問い合わせが多いですね。
店舗に展示してあるのですが画像よりも実物がかなりカッコよくて現物を見た人からの問い合わせが結構多い印象ですね。
こちらも数量限定のセットですので売り切れる前にぜひ。

あとは各メーカーの全ての工具セット企画をWebサイトに出せているわけではないので個別に問い合わせ頂ければお答えします。
例えば……

TONEセール

TONEは今年85周年とのことでしてこんな企画物の工具セットとかもあります。
送付とか荷受け状況に条件があるのでネット販売しにくいのですが事前に打ち合わせがちゃんと出来れば問題ありませんのでよろしくお願いします。

ナットグリップとユニバーサル

ボルトナット、そしてプラスビス等。
真下の少し奥にあるような箇所、さらにいえば工具は入るけど手は入らない、そんなところの整備でイライラしたことがある人は多いと思います。

特にボルトナットに対するソケットは面接触を採用するようになってから公差が大きめにとられるようになりましたので、余計にポロリしやすいんですよね。

そんな時に便利なのがボルトナットを保持してくれるナットグリップソケットです。
私が知る限りだとボールロックタイプのナットグリップソケットを国内で最初に出したはのは確かFPCだったかと思います。
当時は「へぇうまいこと考えたもんだね」とか思いましたが、ソケット自体に少し厚みが出てしまい狭所での作業を前提に考えると正直イマイチな感じでもありました。

そんなナットグリップソケットを後発ながらKo-kenも発売。
これがなかなか出来がよくて今ではある意味コーケンの代名詞的工具のひとつになりました。

で。
実は私の記憶が間違ってなければ(間違ってる可能性大ですが)Ko-kenのナットグリップはこのソケット──

Ko-kenナットグリップユニバーサルソケット

・Ko-ken 1/4ナットグリップユニバーサルソケット

1/4差し込みのユニバーサルソケットと組み合わされて出たのが最初だったと思います。
これって当時は地味な新製品だったのですが徐々にメカニックの間で口コミで広がり高級工具メーカーで揃えている人でも、このソケットだけは別腹といった感じで購入していく人が多かった印象です。

Ko-kenナットグリップユニバーサルソケット

ナットグリップ部分にだけ注目されがちなのですが実際に使ってみると「ユニバーサルソケット」(ソケット直付け)なのもかなりいいんですよね。

Ko-kenナットグリップユニバーサルソケット

先程も書きましたが奥まった狭い箇所にあるボルトナットにアクセスする場合にこのソケットの「ボルトを落とさない」と「真っ直ぐ差し込めなくてもOK」なメリットが最大限に生きるわけです。

そしてそんなKo-kenからZ-EALシリーズとしては初となるナットグリップソケットが登場。

Ko-kenナットグリップユニバーサルソケット

・Z-EAL 1/4ナットグリップ ユニバーサルソケット

Z-EALとしての新設計なのでなんとボールジョイント採用となっております。

Ko-kenナットグリップユニバーサルソケット

・Z-EAL 3/8ナットグリップ ユニバーサルソケット

1/4差し込みと3/8差し込みがありますので作業にあったものをお選びください。

しかし奇しくもZ-EALとしての初ナットグリップソケットがユニバーサルモデルになるというのは昔のKo-ken初採用と似てて面白いですね。

ストレートめがねを使う

車両整備における工具の歴史はとても長いのですが、そういった整備工具の黎明期でもあった1960~1970年くらいには現在の工具のカタチはある程度確立されていた印象でして、例えば今みなさんが目にするコンビネーションレンチとかは50年以上大きな進化というのはありません。

そんなハンドツールの中にあっても、ごく稀に目から鱗の工具が登場するから面白いですよね。

今回紹介するストレートめがねレンチも実はある時期に一気に広まった後発工具のひとつです。
35年くらい前かな。(時期は詳しく覚えてない)
スナップオンから航空機向けレンチとしてスタンダードラインナップの中ではなく「etc」のページに記載されて徐々に広がっていった印象があります。
(個人的にそう覚えているだけなので違うかもしれませんが)

時代的にも自動車のエンジンルームはどんどん狭くなっている時代で、さらにいうと横置きエンジンのFF車も多数登場してました。
ストレートめがねというと超ロングストレートめがねを思い浮かぶ人も多いと思いますが、このレンチが最も重宝されたのがそういった「狭くて真っ直ぐ工具を突っ込みたい」整備が多くなったってのもあったのかと。

ちなみに余談ですがそれまでストレート形状のレンチがない時代には。

ネプロスSシェイプ

・nepros Sシェイプめがねレンチ

こういったS字めがねやハーフムーン等は真っ直ぐ使えるレンチとして活躍してました。
今でも場所によってはこの形状で真っ直ぐ工具を突っ込めるのが便利な箇所もありますね。

そんなわけで超ロングストレートめがね。

TONE超ロングストレートめがね

・TONE 超ロングストレートめがねレンチ

様々なメーカーから発売されておりますが現場での使用感とかサイズラインナップの広さ等も加味するとTONEの超ロンが一番人気ですね。
日産車をイジる人にも16×18の設定があったりするのがかなり良い感じです。

ネプロスストレートショート

・nepros ストレートショートめがねレンチ

こちらは少し毛色が違いますがストレートの「ショートタイプ」
実は個人的にかなりお気に入りの工具のひとつでしてあまりトルクを必要としない&ラチェットとかでは作業しにくいとうな場所でかなり重宝します。
ブレーキのエア抜き用としてもかなり売れてますね。

そして超ロングでの人気レンチをもうひとつ。

SK11超ロングギアレンチ

・SK11 超ロングフレックスギアレンチ

先述した通り超ロングストレートの場合「奥まったボルトに真っ直ぐ突っ込んでアクセス出来る」ことがメリットのひとつですので、奥まった箇所にアクセスしたあとはチョコチョコ回す場面もあるわけでして。
このギアレンチモデルはその辺をカバーしてくれるのでかなり使い勝手がいいんですね。
ギアレンチの反対側は普通の超ロングストレートと同じオフセットめがねになってますので初緩めや締め込みも問題ありません。

ってなわけでトルクを掛けるのもバッチリ、奥まった箇所にアクセルもOKな超ロングストレートめがね。
ご自身の整備環境に応じてサイズ選定して揃えればかなり便利な工具として使えると思いますよ。

大きいサイズのソケット

車やバイクをいじりはじめると、まずは基本的な工具をひと揃いそろえる事になりますよね。

これが例えば「ちょっとした作業しかやらない」とか「まだ整備自体が良く分からない」状態だったとしても、ラチェットやソケットは必要だしドライバーだってなきゃいけないし、ニッパーやラジペンだって持ってないと作業出来ない可能性あるし…ってことで結局基本工具と言われているものはある程度必要になって揃えることになります。

そんなわけでなんとか基本的な工具が揃ってくると出来る作業の幅も広がってきて、それに応じた工具をちょこちょこと増やしていって徐々にですがその人なりの工具セットになっていくわけですが──

 

結構忘れられがちなのが大きめのソケット。

以前のこのブログのエントリーで差し込み角の対応サイズと言うのを書かせてもらいましたが、ここで書かれている通りある程度工具が揃ってきてからは計画的にソケットを買いそろえる必要があるんですね。

そして大きめサイズとなる1/2差し込みのソケットが欲しいとして、ここでセット買いとしようと思うと結構悩む事になります。

それはメーカー純正の1/2ソケットセットの場合、下は8から上が22ミリくらいまでのセットが多く、先程のエントリーのように自分の揃え方にあったソケットをセット買いでうまく済ませる事が出来ないんですね。

KTC1/2ソケットセット

・KTC 1/2ソケットセット10個組

例えばこのKTCの1/2ソケットセット。
8ミリから24ミリまでのセットになっていまして1/2ソケットで使いたい27ミリとか32ミリとかは入ってません。(もちろん基本に沿って揃えるならこれスタートでもアリだと思います)

そんなわけで「大きいサイズのソケット」ってその人がやる作業に大きく関係してくることが多いので、その人が使いたいサイズを中心に揃えるのをおすすめしております。

KTC1/2ソケット

・KTC 1/2ショートソケット単品

今回は「ある程度工具が揃ってから買い増しする大きいソケット」ですので1/2ソケットで10ミリとかは必要ないですよね。

Ko-ken1/2ソケット

・Ko-ken 1/2ショートソケット単品

またある程度工具が揃ってきたということはご自身でやりたい作業も明確になってきていると思いますので必要な大きいサイズのソケットも分かるようになっていると思います。

Z-EAL1/2ソケット

・Z-EAL 1/2ショートソケット単品

ですのでこちらで紹介しているようなソケット単品から必要サイズを揃えるのが良いと思います。

ちなみに1/2ソケットで使用する大サイズでは一般的に。

19・21・22・24・27・30・32・36mm

といった感じで基本サイズとなっておりますのでサイズ確認時は参考にしてみてください。(一部車種で23や29mmとかも出てきますので要確認)

Z-EAL1/2ソケット

ってなわけで今回は大きいサイズのソケットの揃え方でした。
それでもいざ揃える時になって分からないって人はご相談くださいませ。