自分色整備

先日長年連れ添った2代目バッタ号とお別れしたのは書いた通り。

実は別に乗るのが嫌になったとか、どっかぶっ壊れたとかではなく次期バッタ号の良いお話があったので乗り換えを決めたんです。

まぁここでも何度かすでに出しているので知っている人も多いかと思いますが・・・。

これ。

オレンジバッタ号。

2代目バッタ号(紛らわしいなw)は純モトクロッサーでしたが、今回はいわゆるエンデュランサーと言われるエンデューロバイク。

私の楽しみ方もこちらの方が合っていると思いましたし「次回のバイクはエンデュランサーにする」と決めていたので順当な乗り換えです。

違いが分からない人にちょっとだけ説明すると、モトクロッサーはコースをガンガンにスピード出してジャンプとかもバビューンっと飛んじゃうバイクなので、足回りとかエンジン性能とか突出して上げてあります。正直ヘロヘローっと乗るのが逆にしんどいバイクなんです。

その点、エンデュランサーは野山を駆け回り岩場とかもガシガシいける柔軟な作りになっていて、タラーっと流しても疲れにくいバイクです。

これはどちらが良い悪いではなく、使い方の問題。

現在の私にはこっちの方が合っているとおもっての選択です。

 

しかし、バイク来たは良いけど乗っている暇もあまりなく整備も適当にナラシだけ終わっているような状況でした。でもそろそろちゃんと乗りたいなぁ・・・なんて考えまして、少しだけ自分にあったセッティングにしつつ整備を進めようかと。

外装パーツとかショートバーツはすでに手配済みなんですが、まだ届かないので出来る範囲で進めていきます。(まだ半バラシのグリスアップもしてない)

まずはすでに3回目となるオイル交換。実はこのオイル、リンクオイルから新発売予定の高粘度オイルです。(15W70)コンペ仕様って事でして暑い時期向けの特別ブレンドです。

入れた感じはリンクオイル特有の「え?これがあの粘度なの?」と思わせてくれる軽い吹け上がり。もちろんトルクほど軽快ってわけには行きませんが、70番台のオイルを入れているとはとても思えません。これで高温に強いなら良いですね。グレード的にはトルクの上になる予定で、リンクオイルの最上級オイルとなります。#近日発売予定です。

そして気になっていたハンドル長の調整。まぁ早い話がぶった切るわけです。

さらに何故かKTMのハンドルにはクラッチ側にローレット加工が無かったので、気休め程度に滑り止め加工を施しました。(グリップ接着剤嫌いなんです)

両端で1センチずつくらいカットしたんですが、こうやってみると分からないでしょ。

しばらくツルシの状態で乗っていたのですが、やっとレバー位置とかも完全に調整出来てかなり自分のバイクっぽくなってきました。

タイヤもナラシしているウチにかなり減ってしまったので、次回はチェーン交換とタイヤ交換かな。その時に各部のグリスアップもがっつりやる予定。

まぁしばらく乗り換える気は無いのでのんびりと付き合っていきたいと思います。

 

あ、そうそう。

フリーライドマガジンの最新号が入荷しました。欲しい方はご一報くださいませ。

ガソリン携行缶

車でサーキット行ったりバイクで遠征したりするときに必須となるのがガソリンの携行缶。

先の震災時にもホームセンターから姿を消すほど売れたのは覚えがあると思います。確かに非常時にガソリンがかなり重要になるって事は、いつの震災時にも言える事ですので備えておくのは良いと思うのですが・・・知ってます?

ガソリンって結構早く腐るんですよ。

私は今はモトクロス用に使ってますので、10リッターくらいなら半月で使い切ってしまいますからまだ良いのですが・・・それでも夏の時期とかかなりヤバイですね。さらに言えばハイオクはまだマシでレギュラーはへたすりゃひと夏でかなり腐敗が進んでしまいます。

 

私ももう10年以上使っているのですが、あるときからワコーズのフューエルワンを入れるようになって長期の保管もそれほど怖くなくなりました。

フューエルワンはガソリンの腐敗を防ぎつつ、タンク内で揮発して錆も防止してくれるので、こういった携行缶にもすっごく便利に使えます。

適当に買ったガソリンを倉庫とかで眠らせてしまっている人がいましたら、とりあえずそれはさっさと使ってしまって、新しいガソリンに適量のフューエルワンがオススメですよ。

 

 

部品洗浄

私が工具に携わるようになった頃と比べると「昔と変わったなぁー」って事が結構あります。

もちろん工具自体も時代と共に変化しましたし、工具を手に取る層も変わりましたね。

まぁ一番の変化と言うとやはり「情報」、昔はやった事無い作業とか外し方が分からない部品とか敷居が高かったですからね。

そしてそんな情報過多の時代に増えたなぁ・・って思うのが内燃機に手を出す人。もちろん昔からプライベーターでのエンジンいじりとかありましたが、なんつーかなもうちょっとライト感覚で手を出す人が増えましたね。

内燃機に手を出すって事は工具だってSSTが結構必要になったり、使用する測定工具の正しい使い方とか必要で、一昔前は身近な人にそこそこ分かる人がいないと厳しかったんですが、今はネット見れば大体分かりますしね。

で、そんな感じで拾ってきたようなエンジンとかミッションとかで遊ぼうと思うと、しょっぱなで苦労するのが部品洗浄。

これはヤレているエンジンとか関係無く、開ければだれでもやりたくなる作業です。

で、工具de実践のページでもキャブ洗浄とかで書いてますが、普通の油汚れでは無く燃料系の汚れって普通には落ちないんですね。まぁ砥石とかでサラってしまえば問題無いんだけど、それだって全面やるわけにもいかないし・・・。

そこでお店で人気なのが複合洗浄剤のメタルクリーン。

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粉状の商品でしてこれをお湯に溶かして使います。するとガソリン系の汚れはもちろん、カーボンとかまで綺麗に落とせるんですね。

 

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こんなひどいカーボンが・・・・・↓

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こんな感じ。大きめの部品ケースかクリアボックスを用意して、その中に部品を浸け置きするだけでOK。

この時の注意点としては溶かす湯の温度管理に気をつける事。メタルクリーン自体がそこそこ高温の水と反応して効果が出るので、面倒くさがって冷たい水とかでやるとイマイチ効きません。

とにかく温度を保てると効果絶大なので金魚用のヒーター突っ込んで温度キープする人もいるほどです。

かなりリピーターも多いケミカルでして実績も十分ですので、安心してお勧め出来ます。出来れば一晩くらい漬けておきたいので、この連休中にやってみてはいかがでしょうか。

 

年末のお約束

さて年内最後の連休の突入。クリスマスムードもうまい事便乗して良い休日になっているみたいですね。

昨日までは全開でドタバタしていたんですが、今日はボチボチな感じ。ちょっと遅れ気味だった裏方仕事を終わらせる為に頑張ってます。

近日中にアップしますが年内の営業は12月29日までとさせて頂きます。年明けはいつも通りの1月3日から。また例の福缶ご用意しますのでみなさん注目ですよ。

ってなわけでお正月休みも短い我が家ですが、ぼちぼち大掃除が始まっております。棚卸しとか事務仕事もあるので今のうちに出来る事やっておかないと年が越せないんですよね。

で、オトーサンのお仕事と言えば換気扇掃除。

昨年末も私がやって仕上げにワコーズのバリアスコートを吹き掛けておいたヤツと久々のご対面。

でもさすがに一年間の油汚れは結構すごくて水性洗剤じゃ落ちない・・・。

ん?油汚れ?

これ使えるんじゃね?と、ひらめきまして。

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ワコーズのフィルタークリーナー。前にも紹介しましたが、油分分解を得意とするケミカルです。

これをヤクルト1本分ほど使ってまんべんなくゴシゴシ。

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うほー!すっげー軽くこするだけでバッチリ綺麗になるー(笑)

最後は水に流して乳化させて終了。ビッカビカになりました。忘れずに仕上げのバリアスコートもやっておきましたよ。

ここを見ている人なら整備用にいろんなケミカルお持ちだと思いますが、こんな風にたまにカミさんに使える所を見せておくのは良い作戦だと思いますよ(笑)

 

追記:今日はウチのお客さんでもありダートバイク仲間のOh師匠の結婚式です。人生の大部分をバイクで遊び倒した人でして、まだまだこれからも楽しい遊びに付き合ってもらいたいですね。とにかくおめでとう!

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いつもおちゃらけで仮装気味走行のOh師匠。

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記憶に新しい今年の春の水没事件。笑い過ぎて死ぬかと思いました。

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一昨年の三宅島EDでは一緒に戦ったライバルでもあったんですよね。左が私、右の赤い帽子がOh師匠。写真は三宅島に向かうフェリーです。楽しかったなぁ。

結婚してもまた遊んでねー。

 

 

 

コーティング

あっつい夏が終わり出番が多くなってきた愛車。

で、せっかくのドライブ&ツーリングなら出来ればピカピカにしたいっすよね。最近は吹き付けてササっと拭くだけの便利なコーティング剤がイッパイ出ております。

エイビットでもワコーズのコーティング剤であるバリアスコートが大人気。

基本拭き取りもいらない施工なので洗車後にササっと済ませる事が出来て、簡単な割にビカっとしてくれるので一度使うと手放せなくなりますね。

また良い所は簡単施工だけでなく・・・。

こんな塗装面はもちろんの事・・・。

こんな感じに樹脂パーツや金属パーツの混在する所にも全て施工可能なんです。

耐熱温度も結構高くて普通のコーティング剤だと焼けちゃうような箇所にも使う事が出来ます。特に塗装面が小さく磨き甲斐の無いバイクでも細部までピカピカに出来て嬉しいですね。

車で言うと結構重宝するのがホイールのコーティング。これをやっておくだけでブレーキダストの付着が少なくなり次回の洗車時にはかなり楽する事が出来ます。

そしてエイビットのお客さんだと多い使用方法が・・・。

鏡面加工後の表面処理、鏡面加工ってやった直後は良いのですが段々とくすんできてしまったりして維持が大変なんですよね。ですのでみんな表面処理とか塗装を考えるのですが・・・結構難しいんです。

鏡面後はツルツル過ぎてクリア塗装とかものりずらいのですが、その点バリアスコートはワックスみたいなコーティング剤ですから問題無く使用出来ます。塗装ほど長期間持ちませんが、たまにメンテ出来る人ならこれで十分だと思います。簡単ですしね。

ウチでは車両のメンテにはもちろん、自動販売機とか冷蔵庫とか換気扇のファンにまで使ってます。1本持っているとホント便利ですよー。