JNCCエントリー

来月6月12日に開催される国内のクロスカントリーエンデューロの最大規模大会、JNCC爺ヶ岳ラウンド。その前日には全日本エンデューロ選手権開催され、国内初の試みとして2Daysで2大会が同会場で行われます。

 

これにエイビットは2Daysともに出店するため、先方の事務局とかと微調整の話をしているのですが・・・・こんな話をしていたら当店のお客さんが4名出場すると言い出しました。

で、そのエントリー開始は本日午後8時。(まさにこれ書いている今)

※書いているウチに30分が過ぎてすでに260台のWebエントリーがあるそうです(すご)

エントリーは無事に出来たのでよかったのですが、これから準備を考えるといろいろ大変そうで楽しみですね。(結論は楽しみ)

ちなみに来月・再来月と参加型のビックイベントが続きますので、もっともっと盛り上がるようにウチも出来る限り参加やお手伝いが出来れば良いなぁと思ってます。

さて、ウチの4人衆も準備や練習も含めた全部をひっくるめて、楽しんでくれるのを期待しております。

動画は先日岐阜県で開催されたJNCC鈴蘭大会の模様。

車載のヘルメット動画でスタート前の緊張まで伝わってくる良い動画ですね。ヒルクライムのがむしゃら感とか突如現れるダウンヒルでの「おわ」って声があるある過ぎて面白いです。

国内モータースポーツの更なる盛り上がりに期待出来ますね。

テイストオブツクバ

毎回天気が微妙なイベントってありますよね。今日開催された筑波サーキットでのテイストオブツクバも個人的にはそんな印象でした。

が、今日はサイコーの天気。

また震災の影響でイベントがつぶれまくった反動もあってか、筑波サーキットはものすごい人でした。

 

やっぱりみんな楽しい事に飢えているんですよね。良い笑顔してたなぁ。

そして私が応援に行ったのはこの人。

 

ゼッケン#51のコーイチこと、松田コーイチ君。

前回は悔しいリタイアだったので今回こそ!と言う意気込みと、自分で商売をはじめたばかりでまだ軌道にものっていない苦しい生活基盤の中でエントリーしたその意気込みを応援したいと思いました。

レースはお見事2位ゲット。優勝は#29兄貴!予選で58秒に叩き込む鬼神の走りでした。(だってトップ独走になって少し抑えめに走って1分フラット周回するんですよ)

で、無事に応援終わったから速攻でお店に帰ろうと思ったら・・・ん?

こ、これわ!!

 

レーシングサイドカー!!!!

格好いい!!サイコー!え?これ走るの??マジデー!

と、言う事でエキシビションではありますが、とにかく10台近くのサイドカーはレースやると言うので見てきました。いやー格好いい、ほんとサイコー。

これ見られただけでも今日筑波サーキットまで来た甲斐があったと思います。良く知らない人も「え?何コレバイクなの?車?」とか言いつつ始まったらみんな真剣に見てましたからね「あー隣の人落ちちゃう落ちちゃう!」とかなかなかみんさん良い反応でしたw

で、サイドカーと言えばマン島TT。

マン島TTに出場する松下さんも来てまして松田君のクラスで走ってました。この後はTTに手中するんでしょうね。期待してます、はい。

動画はマン島TTのサイドカークラス。世界最高峰のサイドカーをご覧あれ。

いやー格好いいわ。

続々

まぁ毎週続きますよ。この5月はとにかくイベント盛りだくさんですね。

なんとか週末の天気も晴れっぽくなってきたので、今週末のイベントも大丈夫そうでホッとしております。私は先日お伝えした通り筑波サーキットにちょろっと顔出しに行って来ますが、各地ではいろんなイベントがありますね。

その中でも昨日お伝えしたJ-MX全日本の開幕戦と・・・。

JNCCのラウンド3、鈴蘭高原が開催されます。

鈴蘭高原って言われても・・・それどこ?と最初は分からなかったのですが、岐阜です岐阜。岐阜と言っても広くてですね、山間部なので長野とかも近いですね。個人的にはかなり遠い所の開催だと思ってましたが、実際はその次のラウンドである大町高原とそれほど変わらないんですよね。

で、今回初開催の鈴蘭高原。ちょうど昨年の斑尾高原と似たような雰囲気でして、ゲレンデを活用したアップダウン満載のコース設定みたいですね。

 

現地の画像が手に入りましたので貼っておきます。こりゃーウッドチップですよね。雪解け水の流れた後がクレバスになっているのが、ちょっとコワイですけどすぐに分からなくなっちゃうと思うのでOKOK。

ちなみにフカフカのウッドチップは・・・ものすごくグリップします。走りやすいんじゃないでしょうか。

お近くの方は是非観戦でも行ってみて下さい。

こちらの動画は昨年チャンプの小池田選手が鈴蘭のコースを試走しております。GPS搭載のカメラ連動なので面白いですね。

季節はずれ

昨日のお休みはふて寝・・・。

してようかと思ってましたが、さすがにそれだと更に夕方あたりに落ち込んじゃいそうだったので少しお出掛け。それにしてもこの長雨・・・入梅じゃ無いよね?寒かったり暑かったり身体が少しおかしい感じなっちゃいますね。

前にも書きましたが私はこう見えて読書家でして、常に身近な所に本が無いと気持ち悪い性格です。それは漫画でも良いし雑誌でも良いんですけど、出来れば何日かかけて読むことの出来る小説だと嬉しい。

そんなわけで常に未読の小説が4~5冊はあるんですけど、最近の忙しさから寝る前に少し読んで・・・とか繰り返していたら未読本がゼロに。

こりゃーマズイって言うので本屋さんに出掛けて、いろいろ見てきました。
小説と言ってもなるべく難しくなく、簡単なミステリーでいいんです。基本ジャケ買いに近いですから。近々の直木賞ものは読んでなかったので2冊ほどゲット。

ちなみにここ最近読んでいたのは石田衣良さんのIWGPシリーズ。前にも1巻だけ読んだ事あったんだけど、なんとなーく再読したら全部読みたくなってしまって新書の新刊まで読み切ってしまいました。いやー軽いノリが良いです。

そんな感じでお休みはさっくり終わっちゃいましたけど、とりあえず手元に本が揃ったので精神状態はなかなか良好になりました。(本当は走りに行きたかったけど)

そして今週末。
私は友達のコーイチ君のテイストオブツクバにちょっと応援に行く予定ですけど、モトクロスでは遂に全日本がキックオフ!

 

こちらも地震の影響で開幕戦からずっと伸び伸びになってましたから、楽しみにしていた人は多いと思います。今年はなんと言っても注目は強力ルーキー揃い踏みのIA2でしょう。

いろいろ下調べしてから行くともっと楽しめると思いますよ。

国内国際

昨日お伝えしたモトクロスの結果。

今日来店してくれたお客さんともその話になったんだけど「国内B級」って、どれくらいなの?と聞かれた。

なるほどなるほど、そりゃ興味持って接してないと分からないっすよね。

ってなわけで今日はその辺の説明。

で、説明する前にちょっとだけバイクの話。レース専用のコンペモデルであるモトクロッサーのお話。

現在国内だけじゃ無く、世界でも共通でレースが行われているモトクロス。例えばアメリカのAMAスーパークロスでも通用する話なので、ここを覚えておくとカテゴリーとかが理解しやすくなると思います。2スト・4ストの話もあるんだけど紛らわしいので今日は4ストだけの話。あ、そうそうミニモトも今回は省略します、今日は4ストのフルサイズだけ。

まず現在大まかに言って4ストのモトクロッサーには250ccと450ccの2種類があります。

 

これ見ると分かると思うけど間違い探しレベルの違い。実際に現車を見てもパッと見はモトクロスをやっている人でも見分けはつかない。外装パーツもほぼ共通で画像だとゼッケンの色が違うけど、これはアメリカで250ccがゼッケン黒と決まっている関係で黒いだけで、その他の国はそんな決まりは無いからあまり意味が無い。

で、車重も大体同じ。250と450で7~8キロしか変わらない。

ただし・・・出力が違う。いわゆる450ccは「土の上で人間が操作出来るパワーを超えている」と言われている乗り物でして、見た目も車重もほぼ同じならパワーある方がエライじゃん!っと言ったオンロードでのやりとりみたいなのは無い。

つまり乗りこなせないどころからヘタしたら250よりも、じゃじゃ馬過ぎて遅くなる可能性もあるのが450。

で、モトクロスはこの2種類のバイクが走っているわけです。しかしどっちがエライとかそういうのはあまり無く、みんな好きな方を選択して乗っているのですが、まぁ一般的にはサンデーライダーはほとんど250ccに乗ってます。

これは乗りやすいってだけじゃ無く、これからお話するレースのカテゴリーの話にも関係してきます。頭のスミに覚えておいてくださいませ。

で、ここからは話を最初に戻して、国内カテゴリーの話。

国内は大人が出られるレースとしてMFJ主催のレースでは、まず国内ライセンスからはじめる必要があります。

昨日のココア君が出た国内B級ってのは一番下ですね。

ちなみにウチのブログを見ているとNBとかNAとかIAとか出てきますが、これは国内ライセンスの呼称。

国内ライセンスをNational、国際ライセンスをInternationalと言い、この頭文字を取って・・・。

ナショナルのB級を → NB
ナショナルのA級を → NA

インターナショナルのB級を → IB
インターナショナルのA級を → IA

と言っております。つまり国内レースでの頂点はIAになるわけです。もちろん上に行くほぼ厳しくなりますが、サンデーライダーくらいだとやっぱ国際ライセンスであるIBあたりを目標として頑張っている人が多いですね。

で、昨日のブログでちょろっと出てきたNB2と言う単語。

このカテゴリーの後についた「2」って何?って話になると、最初に説明したバイクの排気量の話になるわけです。

昨日ココア君が出場したのはNB2のレースとNBオープン。彼はこの2つのクラスにダブルエントリーしていて、一日で2レース走りました。

ここで言うNB2の「2」とはつまり排気量制限でして、2は250ccの「2」、250ccまで出て良いですよって事。で、NBオープンのオープンってのは排気量制限無し(詳しくはあると思うけど)なので、上で紹介した450ccの化け物マシンでも出場出来ます。で、ここがミソなんだけど「排気量制限無し」なので別に250ccで出てもOK。

つまり450を持っているとオープンにしか出られないけど、250持っていればどっちにも出場可能なんですね。そういう理由もあってサンデーライダーは250を選ぶ事が多くなります。まして下位のカテゴリーのレースだとさっき説明した通り、450は化け物マシンすぎてヘタすれば250より遅くなるので、あまりアドバンテージも無いんですよね。

もちろんすっげー金持っててレースに250と450の2台体勢で来る人もいますけどね。

で、更にここで疑問になるのが「なんでダブルエントリーするの?」って疑問。確かに1レースに絞った方が集中力も体力も楽なんだけど、実は国内ライセンスまではNB2とNBオープンの合算ポイントで昇格出来るんです。これ結構でかくて1レースで5ポイント取れるくらいの人だと、ダブルエントリーすれば一日で10ポイント取れます。50ポイントで昇格なので上にあがりたい人はダブルエントリーするってわけ。

まぁ大体こんな感じかな。これを覚えておくだけで少しは見るときに楽しめると思います。

一応もうちょい説明すると国内トップカテゴリーでは「2」と「オープン」で分けずにIA1とIA2で分けてます。これはトップカテゴリーなのでIA1が450、IA2が250と覚えておけばOK。

AMAでは450がSX(スーパークロス)、250がライツクラスとなっていて250はSXに出たい若い人の登竜門的カテゴリーになってます。(だからライツクラスには年齢制限もあります、ロートルは去れって事です)

かなりテキトーに説明しているので間違っているところもあると思いますが、大体こんな感じです。

 

先日の新潟県川西モトクロス場で行われた関東MX選手権のヘルメット動画。ツイッタで知り合ったNA#68さんが頑張ってます!

NAって事は国内A級。それも上位を走っていますから、IBへの道は近そうですね。