JNCC第4戦爺ヶ岳大会 出口選手報告

チーム『NAGmotors&abit with DHSmoto』として2017年のJNCCのトップカテゴリーに参加している出口選手。

JNCC爺ヶ岳

前戦までの車両XR600Rの不具合が修正出来ず、とりあえず慣れているKX250Fでの参戦となった今回の第4戦爺ヶ岳大会。

KX250F

チーム名にもある通り、今年はウチもサポートとして動いていますし、オイルは当店の推薦でLINK-OILのサポートライダーとして頑張ってくれてます。

前回のエンジンオイルは車両がXR600Rということもあり空冷ビッグシングルに対応するため硬めの『NUR15W70』をチョイスしました。
今回の車両は水冷4ストロークの250ccのモトクロッサーですのでトルク15W50の使用も検討したのですが、事前のテストでNUR15W70を試したところフィーリングも良くタレも少ないという事もあり、今回も耐久性重視でニュル15W70でいくことになりました。

出走前

時間の限られる中で仕上げたKX250F。
細かなセッティングこそまだまだでしたが、久しぶりのピュアレーサーでの戦いに好リザルトの期待が膨らみました。

そしていよいよレーススタート。

序盤は様子見ポジションを走行。
その後徐々に順位を上げモトクロッサーの弱点である給油回数の多さを考えてのプッシュが続きました。
私も応援の立場で観客と一緒に見ておりましたが、出口選手が通過する時は他選手との速度差と迫力でどよめきや歓声があがってました。
しかし……プッシュしっぱなしの代償が。
5周目、順位もシングルまで上げてきた周回でまさかのフロントタイヤがパンク。仕方なくピットインして大きく順位を下げる結果となってしまいました。
ベストラップを見るとトップ3に迫るタイムで走っていたので悔しかったですね。

なんとかこの爺ヶ岳でホッと出来るリザルトが欲しかった(本人が一番でしょうけど)ので、チームのみんなで悔しい爺ヶ岳になりました。
次戦はもっとアケアケ区間の多い岐阜のほうのき大会です。
今回の戦いで細かな修正点もかなり洗い出せましたので、次こそ頑張りたいと思います。

公式リザルトは以下の通りです。
次も応援よろしくお願いします。

リザルト

精密な作業と工具

エイビットで販売している様々な工具の中でも、定番工具ってわけでもないのに長年地味に売れ続けている工具がいくつかあります。
普通の整備しかやらないと「これ何に使うの?」みたいな工具。

例えば自動車とかバイクではあまり縁のない極細のピンポンチなんかもそのひとつ。

PB 極細平行ピンポンチ

スタンダードな六角胴の平行ピンポンチと違い、こちらは丸胴ローレット付きの平行ピンポンチです。

この丸胴のシリーズはかなり細い1ミリとかの設定もあり、主に工場やカメラ、そしてモデルガンのユーザーから厚い支持を得ております。

これだけ細いピンポンチですと、性能差が結構出ますね。
もともと粘り強いしなやかな鉄を作るのがうまいPBの面目躍如ってところでしょうか。

サイズも0.5mm刻みで設定があるので精密作業にはオススメのポンチです。

 

そしてヤスリでも精密なのがこれ。

tubo_se2

・ツボサン 精密組ヤスリ

お店ではかなりの人気商品のひとつでして、ちょっとした部品の小加工に大げさではないこのヤスリが具合良いみたいですね。

tsubo2aa

画像の上側は従来のスタンダードなブライト900の中目
そして下が精密ヤスリです、細かな作業用になっているのが分かりますでしょうか。

またヤスリ目も 粗目>中目>細目>油目>超細目 の超細目にあたり精密部品の仕上げにも使用可能です。

この手の工具はなかなか表で紹介される事も少なく情報もないんですよね。

困っていた人は是非どうぞ。

ボッシュの新ドリル

このブログでもサンメカさんの電動工具の有用性を何度か書いておりますが、やはり車両整備系で考えればドリルとサンダーは「持っていたい電動工具」のワンツーかと思っております。

特に加工だけでなくネジ破損時とかにも使えるドリルは、以前のブログでも書いている通りマストのツールですからね。

そんなわけでエイビットではこのドリル…

ボッシュ電動ドリル

ボッシュ バッテリードライバードリル

このボッシュの10.8Vのドリルをオススメしております。
実際に購入した方からも評判がとてもよく、気楽に使えるコンパクトさは家庭用としても通用するスタイリッシュさがあります。

で、この10.8Vシリーズに更にオススメなモデルが追加されました。

ボッシュ10.8Vマルチドリルドライバー

BOSCH 10.8Vコードレスマルチドライバードリル

上で紹介したのはシンプルな「ドリル」ですが、このマルチドライバードリルは名前の通り「ドリル」と「ドライバー」の使い分けが可能です。

ボッシュ10.8Vマルチドリルドライバー

こんな感じで先端部分がアダプターになっていてワンタッチで「カチャン」と付け替え可能なんです。

ボッシュ10.8Vマルチドリルドライバー

左がキーレスのドリルチャック、右は1/4HEXビット(電動用)が使えるビットアダプターです。
(アダプターを何も付けない状態ならハンドツール用のビットの装着も可能です)

まぁドリルチャックでもプラスビットとかを使う事は可能でしたけど、こうやって専用のアダプターならさらに楽に作業出来ますよね。

ボッシュ10.8Vマルチドリルドライバー

またこのマルチモデルは90度のアングルアダプターとかスミヨセアダプターとか、日曜大工でも活躍するアダプターが付属してます。
これが使えるってだけでもこのセットを購入する価値があると思います。

シンプルなドリルモデルよりは若干価格が上がってしまいますが、それ以上のバリューがあるモデルだと思いますよ。

オートサービスショー2017

2年に一度の工具の祭典(ってほどでもないけど)
東京のビックサイトで開催されている「オートサービスショー」に行ってきました。

オートサービスショー2017

仕事を抜け出して駆け足で見て回ったので見逃したモノもあるかもしれませんが、やはりこういう工具ショーってテンション上がりますね。

オートサービスショー2017
※2017年6月3日までやってます。

普段から工具に囲まれた生活をしておりますが、こういう展示会では既成概念を取り払ってくれるようなものを発見出来たりしますので、出来るだけ参加したいんですよね。

オートサービスショー2017

今回もTONE(トネ)さんは頑張ってましたね。
トネは数年前からこういうイベントがすごくうまくなった印象です。一見の価値ありますので是非。

そして駆け足でダダダダーっと……

オートサービスショー2017

空研の最新版フラッグシップモデルのカットモデル!

オートサービスショー2017

HAZETの貴重な広域展示。

オートサービスショー2017

大人気のジェントスの最新モデル等々。

オートサービスショー2017

Ko-kenはZ-EAL参考出品。
そろそろ市場に出てきそうでした。

オートサービスショー2017

個人的によく見て欲しいなって思ったのがこのネプロスの新旧比較。
近年の多段ギアラチェットって「ギアが多い」ってところに注目されますが、実はパウル(小ギア)部分の技術革新があったんですわ。
この話は別の機会に書いてみましょうかね。(良い写真撮れてよかった)

ってなわけで工具好きな人は明日・明後日行ってみてはどうでしょうか。

SIGNETビットラチェット

工具を外に持ちだしたりする場合、車にドカンと積んで行けるならそれほど困る事は無いのですが、とにかく軽くコンパクトにって考えると難しいんですよね。

中でも結構頭を悩ませてくれるのがドライバー類。
必須なのは間違いないんだけど、なにせコンパクトにしようと思ってもグリップ部分が物理的に大きいのでかさばるんですね。

そんな時に便利なのが差し替えドライバーなんですけど、それでもグリップ1個分の場所はとります。

 

そこでそんなグリップすらいらないからとにかくコンパクトに!って人に人気なのがビットラチェット。
細身の小さなビット専用のラチェットならばあとは必要なビットを持ち運ぶだけでOK。
これなら場所を取らないのですが・・・・今度はラチェット形状故に奥まった所に入らないって問題が発生しちゃいます。

で。

そんな悩み多きあなたにお店でめっちゃ売れているビットラチェットドライバーを紹介。活字にするとイマイチ分かりにくいのですが・・・ようはこんなのです。

sig_bitraDRX2

SIGNET ビットラチェットドライバーセット

パッと見は普通のビット専用の小型ラチェットに見えますよね。

sig_bitraDRX3

実際その通りでして、こんな風にビットを差し込んでカリカリと使う事が出来ます。

しかし!この工具はこれでけじゃ無いんですね。

sig_bitraDRX4

こんな風にオシリの部分にもビットを挿して使う事が出来ます。
これはめっちゃ便利でして、ちょっと奥まったような箇所のビスにもアクセス可能。

もちろんトルク不足は感じると思いますがエマージェンシー用としては、ここまでコンパクトに必要な工具を持ち運べる手段は他にないと思います。

sig_bitraDRX1

オマケの箱はあくまでもオマケでして使わないなら他用途で活用ください。
持ち出し用としてビットを2種類しか使わないならヘッドとオシリの2箇所にビット差しっぱなしで行くのもアリですからね。

また価格も安く車載用として車両に入れっぱなしにしても惜しくないと思います。

>>ビット単品はこちらから購入出来ます。

車載工具に悩んでいる人は是非一度ご検討くださいませ。