整備向け工具としてはあまり紹介される事の少ない電動工具。
しかしこのブログでも何度か紹介している通り最低限必要な物ってのもあるんですね。
特に加工系の整備では「切断」や「穴開け」ってのは結構出てくる作業でして、この辺を持ってないってだけで作業が止まってしまう事もあるくらいです。
で、今日はそんな電動工具の中でも結構重要なポジションのドリルのお話。
あまりにも基本中の基本すぎてなかなか語られる機会も無いドリルですが、整備をやっていくうえではやっぱ必須な工具のひとつだと思います。
使用目的はドリルってくらいなので「穴開け」とかになると思いますが、単純な穴開けだけを考えると「俺はそういう加工系の作業はしないからいらないかな」と思う人もいると思います。
しかし。
基本な電動工具って言うくらいですから、その活用方法は多岐にわたります。
今回はドリルも持っている前提で紹介されている工具を少し紹介。
例えばこれ。舐めてしまったネジの救出工具ですが、ドリルがあると言う前提で存在する工具です。
それと研磨系の軸付きサイザルもドリル専用品。
回転の速いリューターでは使用不可でしてあくまでもドリル専用品としてラインナップされております。
・リコイル
そして忘れちゃいけないのがリコイルキット。ダメにしてしまったネジ山の再生ツールですが、一度下穴としてドリルで穴を拡大しなければいけません。
こんな感じで通常整備だけをしていると必要性を感じないって人でも、いつか世話になる可能性があるわけです。
備えあれば憂い無し。