昔から定番の工具として多くの人に親しまれている工具っていくつかあります。
定番として広く使われているのはもちろん素晴らしい事なんですけど・・・。
その裏ではそれだけ類似商品も出回る事にもつながっております。
そして私が知っている限り類似品がものすごく多い工具の代表と言えばバイスグリップ。
今でも「バイスグリップ」と言えば工具を知るほとんどの人に通じますが、これっていわゆる商品名なんですね。
ソニーのウォークマンとか、そんな感じで有名商品がそのまま俗称になっている感じです。
ですので別メーカーのカタログ等には大抵「ロッキングプライヤー」とか書いてあると思います。
で、こういう類似品関係では意外と後発の物の方が性能上回ってきたりして、本家としては知名度あるけど購入対象としては後発物だって事もありますよね。
しかしバイスグリップだけはやはり本家がいまだに一番人気。
特に鈑金や鉄工関係の人だとかなりの本数を酷使するので、なんちゃって品ではすぐに壊れてしまって使い物にならないとの事です。
現在はIRWIN(アーウィン)と言う商社に買収されていて販売元こそアーウィンになりましたが、昔からの使い勝手や信頼性はそのまま。
さらに言うと買収されて良かった事もあってIRWINは世界規模の工具商社なので日本の流通も円滑に行えて、販売価格もググっと下がりましたね。
おかげで気楽に購入しやすい価格になっております。
バイスグリップはその剛性感や使い勝手が良いのももちろん種類の豊富さでも人気があります。
例えばこんなのとか。
このチェーンクランプなんかは整備向けにもかなり使えて、アイデア次第でいろいろ活用出来ます。
そして最新モデルはこれ。
「掴んでから擦り合わす」掴み力が3倍になった3Xモデルも人気です。
詳しくはこちらのバイスグリップのページを見てみてください。
いろんなモデルがあって楽しいですよ。