整備をやっているとイライラっとする事っていくつかあると思いますが、細かな箇所や奥まった場所の整備ってのも気を使ってイライラポイントありますよね。
『そこに見えてるのに届かない』とか
『届くんだけど狭すぎてつかめない』とかね。
そういう時に先細のロングノーズプライヤーとかでやるのも良いのですが、少しだけ考え方を変えてこういう工具使うと便利ですよーってのを紹介。
なんといっても超基本なのがこれ。
アンテナのようにびよーんっと伸ばして使えるマグネットキャッチツールです。
磁力もかなりあってそぉーっと拾えば3/8ラチェットですら持ち上げる事の出来る実力があります。
もともとは整備時にネジを落としてしまった時に使う工具なのですが…。
ホールの奥にセットされているボルトナットの脱着時にも、これ使ってヒョイっと持ち上げたり置いたり出来ますのでまさに指先の延長のように使う事が出来ます。
またボルトナットとか部品にはアルミやステンレスもあって、そういうものは磁石ではくっつかないので。
こんな4つ爪がついたキャッチツールも持っていると便利です。
手元のプッシュ部分を押せば、この先端の4つ爪がマジックハンドのように動くので磁石でつかない部品も掴む事が出来ます。
また狭所の配線通しとかにも便利ですね。
あとですね、指先の延長としてはこれも秀逸。
まさに指先の延長として使えるマルチなツールがこのピックツール。
磁石でもなく、爪で掴むでもなく、ゴム製のOリングとかそういった細かなモノをヒョイと引っ掛けて…なんて時に超便利です。
ちなみに現在このピックツールセットはスイスグリップバージョンのセール品もあります。
こういう補助工具って実際に使ってみるまでその利便性って分かりにくいのですが、一度使ってしまえば手放せないお助け工具になると思います。