ボルトナットを落とさず作業

狭い箇所での作業時のイライラポイント。
ラチェットやソケット、そして延長のエクステンションバー等々を駆使して奥まったところにあるボルトナットにアクセスするわけですが…

なんせ脱着するボルトやナットは固定出来ませんからね。
結局手で抑えて──とかになってしまうのですが、そもそも狭くて奥まった箇所では手で抑える行為自体が不可能な場合も多くボルトやナットを落とさないようにそぉ~っと作業しつつ「あっ!」って落としちゃってイライラするわけです。

そんな時にために工具メーカーも黙っているわけもなくちゃんと対応する工具が出ております。
当店では一番人気のこれ。

Ko-kenナットグリップ

Ko-ken 3/8ナットグリップソケット セット・単品

Ko-kenナットグリップ

Ko-ken 3/8ナットグリップディープソケット セット・単品

今やソケットメーカーKo-kenの代表的工具ともなった「ナットグリップソケット」です。
>>各種のシリーズはこちらからどうぞ。

スプリング代わりのリングが小さなボールを抑えてくれていて、そのボールがボルトやナットをホールドしてくれる超便利ソケットです。
しかしある程度のテンションはあるのですが少し重め(長め)のボルトとかの場合、脱落してしまう事もあって「他にホールド出来る工具はないの?」と問い合わせがありました。

そこで最近店舗で人気なのがこれ。

KTCマグネットソケット

KTC 3/8マグネットディープソケット

マグネット付きのソケットも昔からいろいろあったのですが、ぶっちゃけあまり評判はよろしくなくてイマイチだったんですよね。
それというのもマグネット式はどうしても底部分にマグネットを配しないといけないので、スタッドボルトが飛び出るような作業では使えなかったわけです。

しかしこのKTCのソケットはその問題をクリア。

KTCマグネットソケット

こんな感じで内部にスプリングを装備していて深いボルトでも、もちろん浅いボルトやナットでも確実にホールドしてくれます。
また磁力の弱さを不安視する人にも安心なネオジウムを採用し磁力も最強なんです。

もちろんどちらが良いとか悪いとかの話ではなく作業者の好き嫌いや現場の使い勝手で使い分けが必要だと思います。
とりあえずボルトナットをホールドしてくれる工具はこんな風に数種類ありますよって事だけ覚えておいてくださいませ。

休日にリラックス

昨年秋に怪我をした肩の状況が実はあまりよろしくなくてですね。
先週いった病院の精密検査で今年の秋に再手術しましょうってことになってしまいました。
まぁ骨折固定のボルトを抜くついでなのでちょうどいいといえばそうなのですが、先月までは「春までにはなんとかなりそう」とか言われてたのでかなりガッカリ案件だったわけです。

ちなみに現在の肩の状況は重度の拘縮状態になってしまっていて可動範囲がかなり限られている状態。
それでも痛みとかは和らいでいるので仕事の支障はほとんででなくなってきました。
そして最も楽なのは温めている時でしてお風呂とか最高なわけです。

そんなわけで先日の定休日は久しぶりに秩父の温泉まで行ってきました。

秩父温泉紀行

個人的にお気に入りな秩父の満願の湯。
わりとシンプルな日帰り温泉なのですがお湯が合うのかとにかく好きなんすよね。
今回はバイク仲間と3人で車に乗って行ってきました。
温泉以外では秩父といえばの…

秩父温泉紀行

わらじカツ丼食べてほっこり。
のぼせるまでお湯に入ったら帰り道中にある花園に出来た新しいアウトレットへ。

秩父温泉紀行

目的のものがあったわけではないのですが普段食べないものを食べようってことになりまして。

秩父温泉紀行

メキシコ料理屋さんに入ってナチョスとタコスをがっつり食べて大満足。
ここ最近休みの日も何も出来なかったので良い気分転換になりました。
乗せていってくれた仲間に感謝っす。

工具セットを選ぶ

年があけて今くらいの時期から問い合わせがググっと増えてくるのが工具の初期セット系。

専門学校に入る人、新たしい職場でスタートする人、そして会社内で新規事業部や新工場等で追加が必要になる人。
需要としては様々ですが基本は工具がゼロの状態から揃えるってな問い合わせが増えてきます。

工具と言っても職種や業種によっていろいろと細かな違いはあるので最終的に揃えるものも違ってきたりもするのですが、基本構成はそんなに変わらないことが多いのでこの時期にお安くなっている工具セットをおすすめすることになります。

KTC工具セットセール

有名な冬から春にかけての工具セットセールといえばやはりこの「KTC SKセール」

KTC工具セットセール

こんなフルセットに近い豪華セットから。

KTC工具セットセール

機動力重視の手持ち工具箱の工具セットまでさまざまなラインナップがありますので大抵の人の工具需要をカバーすることが出来ると思います。

ちなみにKTCは今年もう一回値上げの予定があるので現在の価格で購入出来る工具セットセールは現行品が最後になります。
「あとで買えばいいか」とか考えている人はこの春までに決めておいたほうがいいと思いますよ。

あと個人持ちの工具セットとして店舗で人気なのがSIGNETのこちら。

SIGNET工具セットセール

SIGNET 3/8メカニックツールセット58点組

各社の工具セットセールは大体ですが約半額になる大特価品ではあるのですが、SIGNETは元値が安いので実売価格もかなり下がっていて購入しやすいのだと思います。
実際これくらいの価格ならってことで購入されていく方が多いですからね。

こちらのSIGNETの工具セットは期間限定ではなく台数限定ですので無くなり次第終了となります。
春までに工具セットを……って考えている人はそろそろ決めておいた方がいいかと思いますよ。

あとは最初に書いた業種特有の工具等は別途相談していただければ追加して見積もりします。
お気軽にご相談くださいませー。

ワイズの六角レンチシリーズ

国内のちょっと変わったドライバーやHEXレンチを販売しているワイズ。
もとは若穂囲製作所という新潟の工場だったのですが現在はフジ矢グループの一員でもあります。

そんなワイズのHEXですが形が特徴的なものが多いので、見た目とかそれに付随した使い勝手的な面を語られることが多いのですが。
実はかなりの強度を誇るがっつり現場仕様な六角レンチとしても多くの方に愛されております。

で、今回は当店で人気のワイズのHEXレンチを紹介。

ワイズHEXレンチ

ワイズ スティックボールHEXレンチセット(ショートヘッド)

こちらは狭い箇所で使う「ショートヘッド」なL型HEXレンチです。
狭いところで使うのを前提として作られているので六角レンチの宿命である「60度振り」が困難なことも想定してヘッドはこんな感じに──

ワイズHEXレンチ

12角に面取りしてあります。
これによって低トルクな空回しではサクサクと30度の振りでボルトを回すことが可能です。
ガッツリとトルクを掛けたいときは奥まできっちり差し込めばOK。

そしてこちらはもっとショートヘッドとして使える。

ワイズHEXレンチ

ワイズ ピアスボールHEXレンチ

ピアスボールレンチ。
板状の本体にHEXが差し込むようについているので狭い隙間でも六角ボルトを回す事が可能です。

ワイズHEXレンチ

片側はストレート、反対側はボールとなっていますが実際に使ってみるとそんなに違和感もなくクルクルと使うことが出来ます。
(詳しくは紹介ページでどうぞ)

そしてこちらが首振りHEX。

ワイズHEXレンチ

ワイズ フリーHEXレンチセット

HEXレンチを使うキャップボルトというのは普通のボルトナットと違って横からスパナを差し込んだりとかが出来ませんので、できるだけ多くのHEXレンチの種類を揃えておく必要があります。
この首振りとかは斜め奥にあるHEXにもアクセス出来るので重宝しそうですよね。

ってなわけで少し変わったHEXレンチではありますがどれも使える人気HEXです。
これを見てピンときた人はぜひご検討くださいませ。

マルチに使える金属製パーツボックスいろいろ

整備に関わる工具というにはちょっと違う備品系のあれこれ。
その中でも車両系整備ではオイルを扱う関係で外した部品をその辺にポンと置いておくのが嫌な場合ってあります。

そんな時にはステンレス製のパーツトレイが重宝するのですが、サイズがそれほど大きなものはないのでどうしても「小分け」になってしまうんですね。

ステンレスパーツトレイ
整備に便利なパーツトレイですが大きさには限度があって小分け保管になる場合が多い。

SK11 浅型ステンレスパーツトレイ

そこで今回紹介したいのがもっと大きな鉄製の箱。
外したオイルまみれの部品を放り込んでおけるマルチなパーツボックスです。

メタルパーツボックス

SK11 マルチパーツボックス(可動式取手)

外寸:幅467×奥行337×高さ120mmとかなりの大きさがありますので、作業中に足元に置いておいて汚れた部品をまとめて保管出来ます。

メタルパーツボックス

可動式の取手になっておりますので横にして「持ち手」として使ってもよし、上側にして中身を入れたまま重ね置きも出来るスグレモノです。
容量も14リッターありますので、廃油受けとしても活躍するボックスだと思います。

そして部品洗浄に特化するなら

メタルパーツボックス

SK11 マルチパーツボックス(パンチングケースセット)

この2枚セットがおすすめ。
受けとなるパーツボックスとザルの役割をするパンチングケースのセットになっていて、汚れた部品を放り込んでおいてそのまま洗浄。

メタルパーツボックス

あとはこのようにザルのように切ってあげればOKです。
これもなかなかこの大きさのバケットってないので販売以降大変大きな反響を頂いております。

なかなか普段の整備でこういう備品系のものって積極的に購入を検討するものではないと思いますが、こうやって紹介されていると「おお!」と思ってくれる人は多いですね。
この機会にぜひどうぞ。