狭い箇所での作業時のイライラポイント。
ラチェットやソケット、そして延長のエクステンションバー等々を駆使して奥まったところにあるボルトナットにアクセスするわけですが…
なんせ脱着するボルトやナットは固定出来ませんからね。
結局手で抑えて──とかになってしまうのですが、そもそも狭くて奥まった箇所では手で抑える行為自体が不可能な場合も多くボルトやナットを落とさないようにそぉ~っと作業しつつ「あっ!」って落としちゃってイライラするわけです。
そんな時にために工具メーカーも黙っているわけもなくちゃんと対応する工具が出ております。
当店では一番人気のこれ。
・Ko-ken 3/8ナットグリップディープソケット セット・単品
今やソケットメーカーKo-kenの代表的工具ともなった「ナットグリップソケット」です。
>>各種のシリーズはこちらからどうぞ。
スプリング代わりのリングが小さなボールを抑えてくれていて、そのボールがボルトやナットをホールドしてくれる超便利ソケットです。
しかしある程度のテンションはあるのですが少し重め(長め)のボルトとかの場合、脱落してしまう事もあって「他にホールド出来る工具はないの?」と問い合わせがありました。
そこで最近店舗で人気なのがこれ。
マグネット付きのソケットも昔からいろいろあったのですが、ぶっちゃけあまり評判はよろしくなくてイマイチだったんですよね。
それというのもマグネット式はどうしても底部分にマグネットを配しないといけないので、スタッドボルトが飛び出るような作業では使えなかったわけです。
しかしこのKTCのソケットはその問題をクリア。
こんな感じで内部にスプリングを装備していて深いボルトでも、もちろん浅いボルトやナットでも確実にホールドしてくれます。
また磁力の弱さを不安視する人にも安心なネオジウムを採用し磁力も最強なんです。
もちろんどちらが良いとか悪いとかの話ではなく作業者の好き嫌いや現場の使い勝手で使い分けが必要だと思います。
とりあえずボルトナットをホールドしてくれる工具はこんな風に数種類ありますよって事だけ覚えておいてくださいませ。