ドリルの刃と切削油

車両整備といってもいろんな作業があるわけで、全てがボルトオンでは済むわけではありません。
中には大きな加工が必要になる場合もあって、整備上級者さんほど不慮の現物合わせ的な作業がうまい印象です。

そんな現物合わせ的な「加工」での作業での基本中の基本となるのが穴あけに使うドリルです。
回す側のドリル本体はいろいろ吟味されたりするのですが、ドリル刃ってわりとおざなりにされる事も多くて、ましてその作業用に使うサイズだけ購入して作業があるごとにドリルが増えていく…なんて人もいたりします。

そんな風に増えていくドリル刃って収納とかも含めて管理が結構面倒ですので、出来ればお買い得なセットでズラッと揃えてしまう事をオススメしております。
なかなか出番がないと揃える気にならなかったりしますが、最初に書いた通り上級者さんほどこういう備品系工具をキチンと揃えて持ってたりしますので、余裕がある人は事前に揃えてしまいましょう。

そんなドリル刃でエイビット店舗で人気なのがこれ。

ドリル

IRWIN ターボマックスドリル15本セット

そしてこちらはIRWIN(アーウィン)から販売されているターボマックスドリル刃のセット。
最近流行りのセンタリング機能が付いていてドリル刃を使い慣れない人にも使いやすいドリル刃となっております。(センターポンチを打たなくてもドリルが使いやすい機構です)

IRWINドリル刃

IRWIN ターボマックスドリル [単品]

またこちらの刃は単品購入も出来ます。
小さなサイズは2本組とかですが1本から補充出来るのは嬉しいですね。
(メーカー欠品多いので注意)

そしてこういうドリル刃の問い合わせや相談を受けていると案外知られていないのが『切削油』の存在。

切削油

LENOX プロツールループ(切削油)

ドリルの刃というのはグルグル回って掘り進む工具なので、どうしても熱によって切削粉とかの焼付きが問題になります。
とりあえずなら潤滑剤をスプレーしながらでも良いのですが、やはり専用の切削油は性能が違います。
またこのLENOXの切削油は水溶性って事もあり、事後の処理がとても楽なんですね。
最初は半信半疑で購入していったユーザーさんが後日これ無しでは穴あけ出来ないってくらいその効果は抜群です。
まだ使ったことがないって人はぜひお試しくださいませ。