よくテレビとかで見かける言葉。
「同年代としてすごいと思います。是非頑張ってもらって勇気を分けてもらいたいですね」
とかあるじゃないですか。
例えばオリンピック選手で40代や50代の方が代表になったりしてね。こんなコメント良く見ますよね。で、まぁ私も似たような思いってか「うんうん、ほんとだよなぁ」って思ってました。
しかし。
自分がそんな歳になってきたからなんでしょうけど、あんまり共感出来なくなってきちゃったんですよね。いや、その選手への悪い意味とかじゃ無く自分自身の問題。
俺だってやれるんじゃね?
と。
いっつも外野から「ガンバレー」だけで良いのかと。そりゃまぁ世界に出て戦うような人と今から同じ土俵に立てるとは思いませんが、そういう戦いの場はなんだって良いじゃないですか。極端な話それで熱くなれるなら町内の運動会だって良いんじゃないかと。(ちょっと違うと思うけどw)
で、そんな考えを地でいくようなライダー、松下ヨシナリさんが今年もマン島TTに出場決定のお知らせが。
松下さんは多分私と同じ歳。そんな彼が「まだ未熟者ではございますが」と言っている。これ多分本音。いつも目線は遙か高い所にある。
年下のライダーからは「あの人あぶねーよ」と、親しみをもってなじられるキャラでもある。
だから私はこの人に勇気を分けてもらったりはしない。
松下さんはあっちでがんばる。だから俺はこっちで頑張る。
それでOK。