JIMTOF2012

工業界ではいろいろな分野で先細り感が否めない日本。

でもでも、日本がバリバリ強い業界ってのもありまして、それが工作機械関係。アジア諸国の近年の攻勢も下地には日本の工作機械があると言われているほどでして、日本ではすでに引退する機械を安く買い付け使っている会社も多いと聞きます。

そんな工作機械の見本市であるJIMTOF(ジムトフ)が東京のビックサイトで本日より開催。

 

まぁ職種的にはウチはあまり関係無いのですが、招待もあったので本日ちょっくら言ってきました。

基本は一台数千万から数億円する大型工作機械の展示会なので、ウチのサイトの読者さんでハンドツールに興味があるような人だと面白く無さそうな感じではありますが・・・・。

実際に行くとオモシロイですよ。

エンジンやピストンの金型を一発で切削するマシンとか、見ているだけでワクワクしちゃいます。

イベント自体もアジア最大のショウですから半端な作業工具見本市なんかよりも見応え十分です。

この週末、予定が何も無いって人は行ってみてはどうでしょうか。

 

 

さっそく走る

一昨日のブログで書いた通りタイヤやらチェーンやらを新調したバッタ号。

月末で仕事は結構溜まっていたんだけど、煙が出る勢いで終わらせて小雨が降る中ホームコースへGO。

雨は降ったり止んだりでサンドコースはそこそこ締まってくれて走りやすい状況。

最近はこのバイクにも慣れてきて以前のモトクロッサーとは違う走りを目指して練習を頑張っております。

先週の水曜日にちょっと教えてもらったマシンの扱い方をなんとかものにしたくて、いつもなら15分も走れば「疲れたー」と言って一休みとる私が「つらくなってからが練習」と自らを鼓舞しつつ連続で1時間近く集中して走行。

バイク乗ってても「つらい」ってのは多分ダートバイク特有の事だと思いますが、まずは「腕上がり」が問題。

これはかなり上級の人でもなるときはなるって言われてますので、へたくその私は気にしなくてもいいのかも知れませんが、やはり長時間安定して走行するにあたって最大の壁となっております。

基本立って乗るのがダートバイク。 座ったままだといろいろ弊害があって、例えばデコボコした道を座ったままだと内蔵がシェイクされて立っているよりも疲れたり、とっさの反応時に座っているとコケるしかない場面でも立っていればなんとかなったり。とにかく基本は立ち乗り。(スタンディング)

立って乗るって事は「足」と「手」しかバイクに接触しないので、加速時にちょっと身体が遅れたり、減速時に身体が前のめりになったり・・・全て腕に来てしまうんです。ヘタな私はそういうのをいなす事が出来ずに、走行10分ほどで腕に乳酸がMAX状態に。

15分も乗っていればアクセルひねるのさえツラくなってきます。

これが大体腕上がりの正体。

でも加減速時にちゃんと下半身でコントロールしてあげて、上半身はフリーにしてあげれば腕上がりは相当解消されます。さらに「腕があがらない」って事は逆に言えば下半身でコントロール出来ているって事でもありますから、腕あがりしない走行ってのはかなり重要な要素なんだと再確認しました。

考えてみれば普通の自転車乗ってて腕上がりとかしないわけでして、つまりあーゆー自然な姿勢で乗ってあげればいいわけです。

まぁ、それがダートバイクだとミューの低い路面、前後左右だけじゃなく上下にも荷重が動く、とかいろいろあるんで難しいんですけどね。

さっきも書きましたがほどよく雨が降る中の走行になりまして、路面は良い具合にチュルチュル。こうなると更に下半身のコントロールって重要になるので、良い機会だと思い走り続けました。

タイヤが新品のおかげでハマるような事なくグイグイ進んでくれたので結構長時間乗れたのですが・・・・。

やっと何か見えて来た!って時に。

 

ガソリン終了。

出発前にかなり入っていたので大丈夫だと思っていたのですが、自分でここまで使うとはビックリ。携行缶も持って行くのを忘れててあえなく練習終了。

バイク片付けている頃に雨がひどくなってきたのでちょうど良かったんですけどね。

 

 

今週は月末月初と週末イベント、そして今日は東京で会議と・・・とにかく予定詰まりまくりだったので暗くなるまで洗車&整備してなんとか夜7時頃には片付け終了。

ホントはこんなときにまとめて乗っておけば少しは上達すると思うんだけど、まぁお仕事優先ですね。

週末はJNCC最終戦に出店ですので人の走り見て研究したいと思います。

いまさら初期整備

8月のあたまには私の手元に来ていた新バッタ号。

直後に3週連続でイベント参加したり注文していた部品がなかなか来なかったりと・・・引っ張ってきましたが、さすがに一回がっつり整備しとかないとマズイと思いましてタイヤやチェーンを含む足回りの全整備を行いました。

なんだかんだ言ってもコンペモデル(レース専用車)ですから、各部のツメが「どうせ一回バラして組み直すんでしょ?」的な造りになってますから、さっさとやった方が良いんですよね。

ステムのグリスアップから始めてスイングアームとか、やばそうなメインネジにスレッドコンパウンド塗ってとか・・。

少しバリっとしましたよ。

後はバッテリー。このバイク、コンペだけどエンデュランサーなのでスターター付いてるからバッテリー積んでるんですよ。

でもやっぱり重いんですね。今リチウムの軽いバッテリーがいろいろ出てますから、そんなのに変えたいなぁ。

 

そこそこ走り込みも出来てきて各部の自分用セッティングも出来てきました。

今は乗ってるだけで楽しいので、しばらくはこの状態で乗り込んでみようかと思います。

 

あ、初期リコール対策まだしてないや。

乗る楽しみ

私が普段からこのブログや過去の日記でいろいろ書いているせいか、ウチのお客さんはウンチク言う前に乗って楽しむ人が多い印象を受けます。

で、本気で乗るから整備も必要になって・・・と言う良い循環になっているような気もします。

別にね、整備して磨いてニヤニヤしているのが悪いとは思いませんし、何台か持っているならそうゆう車両を保持出来るのは羨ましいとも思いますが、やっぱりね・・・乗って走ってナンボなんじゃないかな・・・と思ってしまうんですよね。

あ、そうそうこの前ウチのお客さんでモンキーばっかり直しては満足するって人がいまして、そんな人にミニモト勧めてみたんですね。

もうバッチリはまってるみたいです。

車両のカスタマイズも自由だしモンキーの知識も使えるしね。そしてそれで仲間と安全に競い合って楽しめるんですからやっぱ楽しいみたいですね。ちっこいバイクですからトランポってほど大げさな物が無くても普通の1BOXに積めますしね。

なんかモータースポーツ系で面白そうなものを物色している人は、こんな感じなんてどうですかね。

 

 

怒濤の最終戦

いよいよ10月も終わり。

気がつけば今年も残りは10週間しか無いんですね。気を抜いていると正月まで仕事するハメになりそうなので、頭の中をビシっとして年末に向けて頑張らねば。

で、最終戦。

何のってわけじゃ無く各地でいろんなモータースポーツ系が佳境の最終戦を迎えております。

私も先日関東MX選手権の最終戦に行きましたが・・・・なんつーか雰囲気が独特ですよね。年間のチャンピオンがかかっているとかの人はもちろんでしょうけど、昇格ポイントまであと少し!・・とかホント声掛けられないくらいのピリピリ感があります。

そんな中、今年私が出店でお付き合いしてきたJNCCも最終戦のAAGPです。

 

・JNCC 最終戦AAGP爺が岳 11月3日-4日

全7戦の中、先日の仙台で6戦を消化。トップカテゴリーのAAではすでに鈴木健二選手が年間のチャンピオンを決めておりますが、AクラスやBクラス、そして来期のシングルゼッケン狙いの争いもすごい事になってきております。

今年から昇格条件が変更になり上に上がるのがちょっと難しくなりましたから、今期の昇格は結構価値があると思います。

ちなみに最終戦は関東近隣のEDの聖地となりつつある長野の爺が岳。

今年は2回開催で前回と違いコースがちょっと厳しくなっているみたいです。

 

大体は前回のコースと同じなのですが、難所の名物ガレクライムのエスケープがかなりの遠回りになっております。(コース図クリックで拡大)

これだけ遠回りになるならガレクライムアタックにみんな戻ってきそうですね。そして無理な場合にはエスケープに逃げられるしなかなか良いんではないでしょうか。

そして今回のAAGPでは来期に向けてキッズレースも開催。

 

本戦前日の土曜日に中学生まで限定でレースをやるそうです。これもいいですね。子供が土曜日にレースしてオトーサンが日曜日に本戦。いいですよねぇ。

本場アメリカのGNCCではかなり盛んなレースになっているそうですし、ここを育った子供達があこがれを持ちつつ本戦に出て来るようになっているみたいです。

動画はGNCCのキッズレース。いやーイイネほんとに。