ISDE2012

私が今乗っているバイクはKTMのEXC-FのSIXDAYSモデル。

このSIXDAYSってーのはエンデューロ界では超有名なバイクレースのISDEの為の限定車両です。

ISDE インターナショナルシックスデイズエンデューロ

ヨーロッパでは主流のオンタイム制エンデューロでして、すっごく簡単に言えばラリーみたいな形式で争うレースです。

またワードルカップ的な要素も多く、国別対抗で競うレースでもあります。

で、このISDEで勝った人は世界一と認めてもらえる大会なんですが、その大きな理由のひとつが「すべてひとりのライダーで行う」レースだって事。

ISDEは名前の通り6日間の戦い。様々なセクションを遅れないように走っていき合計タイムで競います。ライダーは走るのは当たり前なんですが、整備まで全部自分でやらないといけません。チームが手伝ったらペナルティ。(失格かな?)それも整備時間までタイムに含まれるのでかなりの整備スキルも要求されます。例えばクラッチがいかれてしまっても、チームは手出し出来ずせめて後ろからあーじゃないこーじゃないと言う事くらいしか出来ません、しかし時間制限がある中でです。

つまりワークスチームのメリットはあまり無く、ライダーだけの個の戦いが繰り広げられます。

ですのでこのISDEで勝つというのは勝者の中の勝者と賞賛されるんですね。

今年は3人の日本人も参加してまして本日3日目が終わった時点で2名が生き残っております。

いやー一度で良いから生で見てみたいっす。

>>雰囲気がわかる動画はこちら。

秋のお祭り

季節の変化を知らせる雨。

ひと雨ごとに涼しく・・・いや寒くか、なっていきますね。暑いので有名な北関東でも夜は毛布を引っ張り出す気温になってきました。

でもね、知ってるんです。これあと1回くらい暑くなるんですよね。なので涼しい格好を片付けてしまうとキツくなるので衣替えはもうちょい我慢。

そんな各地を雨が襲った週末でしたが、イベントは多数開催。

全日本ED選手権は北海道の日高で日高2Daysが開催。

我らがAD/Tac様は初日3位でお立ち台ゲット。DAY2は・・・・まぁ報告を待ちましょう。まだ画像とかもあまり無いので後日詳しく紹介したいと思います。

 

JNCC関連では弟分のWEXが長和の森で開催。

ちょっと話が変わるのですが言霊ってあるじゃないですか。言葉がチカラを持って現実世界にも影響を与えるって感じのヤツ。

JNCCの開幕戦は大阪で開催される「サザンハリケーン阪下」。ここ数年まさにハリケーン・・・普通に雨降るだけじゃなく嵐っぽいのに見舞われてます。関係者の間では「開催名を変えた方がいいのでは?」との声もボチボチでる始末。

そしてこのWEX。

実は開幕戦以降は全て雨。開幕戦だけは快晴だったのですが、その後はホントに雨雨雨・・・と祟られております。んじゃ開幕戦は何故雨が降らなかったのか。

実はWEXは今年から始まった新規の大会。JNCC本戦に出るほど本気じゃ無いけど、ちょっとXCに興味あるなぁ・・・なんて人が足がかりにして欲しいと始まったレースです。

で、開幕戦の印西では実はこのWEXを「ウェックス」と読むとは誰も知りませんでした。WEXとは「ウィークエンドクロスカントリー」の略なのですが、みんな「ダブリューイーエックス」とか言ってたんですよね。

ところが開催者からあかされた呼び名は「ウェックス」。

これなんか「ウェット」とか「ウェッティー」とか連想されますよね。

私ね。 これが原因だと踏んでます。

週末前までは天気予報でも雨マークすら無かった昨日のWEX。始まってみればまさに呪われた雨。

それもハンパじゃない感じ(笑) 言霊の威力を感じるんだよなぁwww

まぁ冗談はそれくらいで。

 

そして仙台ではロードスターイベントが。

仙台のハイランドで開催された「R&R withロードスター魂」

多くのロードスターが集まり盛り上がったみたいです。こちらはお仲間から頂いた画像なんですが、雨は大丈夫だったみたいですね。でもこの翌日にそのまま筑波に乗り込んだ人達は雨にやられたみたい。

それは多分、この人の日頃の行いのせいだと思います。

新潟のロードスター屋さん。(名前も伏せますしリンクもしません笑)

参加者全員の怒りを買ったスナップです。この負のエネルギーが・・・(笑)

 

まぁなんか秋のイベントはいろいろあると思いますので、みなさん楽しんじゃってくださいませ。

JNCC第5戦~スプラッシュ月山~

去年も思ったんだけど、この8月末にあるJNCCのスプラッシュ月山。夏を締めくくるイベントとしては最高だとは思うんだけど・・・やっぱね、行きの道中からすこし寂しくなってしまいます。

それは「夏の終わり」を予感させるから。

思えば7月中旬。子ども達が夏休みに入るのと同時に始まった夏のイベントラッシュ。梅雨明け宣言もままならないうちに始まってあっという間にお盆になって、オリンピックとかも終わっちゃって・・・ほら気がつけば8月も終わる。

そりゃー9月だって暑いと思うし実際北関東はまだまだ暑い日が続く予報も出てるけど、子供の頃から刷り込まれた8月の終わりの寂しさは歳とっても同じ感傷にひたらせてくれますね。

前置き長くなっちゃった。

 

 

金曜日の夜、お店を閉めてから風呂入って一路山形へ出発。

先日のブログに書いた通りルートで悩んだんだけど、深夜に初ルート通るのが怖くて無難に東北道でGO。

仙台までは慣れたもので渋滞もなく山形道分岐の村田まで一気に進みまして。で、ここでふと思ったわけです「あれ?ガソリンやばいけどこの先にGSあったっけな?」と。

確か昨年は不安だったので一度仙台で高速降りてガソリン満タンにしてから、山形に向かったんだけど、なんとなく良いペースだったのでそのまま山形道に突入。

温泉施設もある寒河江SAまで進みましてSAの施設マークにGSを確認してひと安心。

しかし・・・あれ?閉まってる?? え、まじでww

この時、夜の11時。 う、なんかやらかした感が。

目的地の月山周辺はGSどころかコンビニも無い所。つまり目的地に近づけば近づくほどGSの可能性が無くなってきます。その時フューエルゲージはひと目盛りを切った状態。なんとか現地まで行けても帰りは絶望的な残り量です。

慌てて次ぎの西川ICで高速を降ります。(その後はGSマークのSAは無い)

降りたのはいいけど土地勘ゼロで、今自分がいるのがどこなのかも分からない状態。仕方無くナビでスタンド探すも・・・全部閉店。どこもやってません。

とにかく街の明かりがあかるそうな市街地に向けて進むも、とにかくGSが全部閉まってまして・・・コンビニの兄ちゃんに開いてるスタンドを聞くと、そこから20キロほど行った山形空港のそばに夜12時までやっているスタンドがあるとの事。

この時、11時20分。

コンビニ兄ちゃんに詳しい道聞いて、とにかく急げ急げと。

山形空港の位置関係とか、その時はよく分からなかったのですが、今地図をみると3つくらい高速を戻っている感じ(笑)

11時55分に無事にスタンドに飛び込みまして、無事に満タンに出来ました。いやーあの時の親切なコンビニ兄ちゃん本当にありがとうございました。

ガソリンは満タンになったけど・・・一体俺はドコにいるんだ?って事でナビで再検索。確か残り75キロくらいまで来てたハズだけど・・・と思って見てみると下道で100キロちょいの表示・・・マジっすか。

結局12時過ぎには到着予定だったのに、現地に着いたのはAM3時頃。

なんかテンションだけは上がってしまい、先に付いていたショップ仲間を叩きおこして酒飲んで勝手に眠くなって勝手に寝るという暴挙をしつつその日はなんとか就寝。

 

明けて翌日。

寝坊して気温上昇の為、汗だくになって起きました。いつものJNCCメンバーがすでに揃っていてとにかく出店の準備。

 

東北は少し涼しいイメージなんですが、照りつける太陽に汗だくになりながらテント出したり商品並べたり。

 

日よけとか扇風機とか暑さ対策まで終わったら、もうお昼前になってました。

ちなみによくJNCC見に行きたいけど、そんなにしょっちゅういけないからどこがオススメ?って聞かれるんだけど、個人的に一位はこの月山。

何が良いってこのパドック。

 

こんな感じで粗めの砂の上に芝生が生えてて景観も良く、テント泊でも問題無い立地でとにかく雰囲気含めてかなり素晴らしいところです。

そして。

 

川。

この上流には民家が一軒もなく、まさに清流と言える綺麗な川です。水深もあまり深くなく、流れも激しく無いので子供も安心して遊ばせられるから、レース目的じゃ無く家族旅行として来ても最高ですよ。

いやホントおすすめ。

なんとか初日の土曜日を終え、パドック内ではあちこちでBBQやら宴会が開催されます。

 

うちらも大人数で食材持ち寄って大盛り上がり。イワナの塩焼きから仙台の牛タン、スパゲティや宇都宮餃子等々・・とにかく旨い物だらけで楽しかったです。

ちなみにこの宴会。コミュ力さえあればハシとビール片手にアチコチの宴に顔出していれば腹一杯になります(笑)今回のうちらの宴会にもジプシーな人がイッパイきましたから遠慮無くどうぞ。

 

そしてレース当日。

この日は早く起きて出店準備。朝イチから急ぎの工具を求めてくるお客さんがいるので出店組としても一番気合い入るところです。

で、午前のFUNクラス(100分耐久)がスタート。

 

去年は私もここに並んでいたのですが、今年は仕事メインに切り替えてパス。

お仲間が出ているのでスタートだけとりあえず見送ります。

で、スタート直後の川に突入するポイントで・・・。

 

大渋滞発生。

去年よりも水量は減っている(しばらく雨が降ってないとの事)のですが、ルートの形状がちょっとキツメになっていて初めてのガレな人にはかなりきつかったんじゃないでしょうか。

そして難所があれば楽しいところがあるのもJNCC。

 

じっとしてても汗が噴き出る気温の中のレース。

こんなまさにスプラッシュな場所ではみんな笑顔で通過していきます。お仲間も全員無事に完走。ナガチャンは表彰もらってました、さすが。

 

午後の全日本格COMPクラスも話題満載。

今期アメリカのGNCCにチャレンジしている小池田選手が’一時帰国。

鈴木健二選手と渡辺学選手との三つ巴の戦いに期待が膨らみます。そして店にも遊びにきてくれたり仲良くさせてもらっているデグハヤこと出口選手はGASGASからYZにマシンスイッチ。モトクロッサーの方が合っていると思うので、なにげに狙っている感じ。

前にも書いたけど川渡りがあるので難所系のイメージがある月山。しかし実際はフラットダートが多くて、スピードレースの側面ももっております。

 

でもやっぱりね。

 

こんな所を通過しなくちゃいけないわけでライダーの総合的な技量が問われるわけです。

結果は他のサイトでも出て来ると思うので割愛。ひとこと言うならデグハヤよく頑張った!

 

こうして祭はあっという間に終わり。

ほら、夏が終わっちゃうじゃんね。

帰りはせっかくなので地元で旨い物でも、と考え月山付近の名物ラーメン屋さんへ。

 

いや・・・まぁ・・・なんつーか・・・、ハラ減ってたので旨かったです(笑)

次戦はいよいよSUGO。うちの仲間も大量出走しますのでみなさんも遊びに来て下さいませー。

いつの間にか

仙台紀行しているうちにオリンピックが終わり、お盆週間も終わり・・・なんか着実に夏が通り過ぎていってますね。

夏至からも2ヶ月近く経った今では夕暮れもちょっとだけ早くなった気もしますし、大好きな夏がジワジワと終わりに向けて進んでいてちょっぴりセンチになったりしちゃいます。

昨年の11月に怪我してから、なんとなーく乗らなくなってしまっていたダートバイク。

仕事と言うのを言い訳にJNCCの会場行っても「まぁ、俺は裏方だから」とか思うようにしてましたが・・・やっぱね。先日の8耐やSUGO遠征が決まってからは乗りまくり。

そして夏らしく噴き出る汗。

いっやーサイコー。

危なく夏を堪能する前に終わっちゃうところでしたね。

さすがに半年以上さぼったツケは確実にきていて、ちょっと乗っただけで息は上がっちゃうし、足なんかツリまくりなんだけど乗ってて楽しいって気持ちはMAXです。だからもうちょっとだけクラクラするような暑さに頑張ってもらって、夏を満喫したいっすなぁ。

いよいよ来週末には夏のイベントを締めくくるJNCC月山が開催。

ここね、最高なんですよ。いわゆる川を走るレースなんですが「川」ってよりも「清流」に近くレース会場よりも上流には民家が一軒も無い場所での開催。

 

水だってそのままゴクゴク飲めるほどの透明度で、レース終了後は海パン履いてそのままドボーンっすよ。

ちょっと開催地としては気楽に見に来られる場所ではないと思いますが、家族連れで来ても十分楽しめるレースだと思います。

夏休み最後の夏は是非山形まで来てみてはいかがでしょうか。

杜の都仙台とFRP

昨日のつづき。

知り合いのレースの応援とか、仲間は別コースに走行いったりしているうちに徐々に暮れ始めるSUGOのMXコース。

朝の4時に出発したというAOK君も7時間以上掛かってなんとか合流し2泊目のSOGOナイトに突入。

この晩はフリーライドマガジン主催のフリーライドパーティー前夜と言う事もあり、参加エントラントが続々と集まってきました。いつもならレース前夜はそこまでハメを外さないのですが、翌日のフリーライドパーティーはレースでは無く、みんな仲良くの走行会。ですのでみんな前夜祭メインで来てたりして大盛り上がりでした。

 

最初は私もお仲間と楽しく食べたり飲んだりしていたのですが、あちこちで楽しそうな宴になっているので私もハシとコップ片手に宴巡り開始。

翌日インスト担当してくれた水上タイスケ君やら、AD/tacこと仙台の和泉さんやら、女性ライダーとして活躍中の楽さんとか、濃いー面々でバカ話。主催者のfrm三上編集長とかも一声掛けて回っていたり(遅刻してあやまってたw)普段は雑誌でしか見ることの出来ない人達と気楽にふれあえるのもこのイベントの楽しいところだと思います。

私も懲りずにtacちゃんのテキーラを頂いて、後半戦はベロンベロン。(翌日の午前にかなり後悔しました)

この調子のまま夜はふけていき・・・何時に寝たのか分からないまま気がついたら翌日朝。

 

翌日は朝5時半から行動開始。

このイベント「楽しい走行会」と舐めているとひどい目に遭うのは去年経験済みなので、なるべく身体を起こすためにとにかく急いで準備。

でも・・・。

二日酔いどころか・・・まだフラフラするほど酔っているんですが(笑)

うちらの仲間は計5人。全員山走りに関してはほぼ素人なので、初心者クラスにエントリーしてみんな同じ組にしてもらいました。

FRP(フリーライドパーティー)は1組5~8人のパーティーを組んで、その組に全日本ED選手権のA級ライダーがひとりないしふたり同行してくれます。同行してくれるライダーも自費でエントリーしている本来ならお客さんなのですが、ダートバイクの楽しさを知って貰おうとボランティアでみんなの面倒を見てくれます。

これ私のようなヘタレライダーには嬉しいんですよね。走行ラインとか走りに関しての難しい話はもちろん、ちょっと転んだ時の復活方法とかね。そんなの普段誰も教えてくれないので、そういう話が聞けるのはものすごく勉強になります。

私は午前中の後半にどうにもならないくらいお腹痛くなって離脱。そのままトイレにかけ込んで用を足していたら、今度は吐き気が来てそのままオエーっと・・・。やっぱ飲み過ぎっすね・・・。

少しだけ仮眠とったらかなり良くなってきましたが、そのまま午前の走行は終わりまして楽しい昼食。

 

自分の顔ほどの大きさのある特製ビックバーガーを頂き、胸焼けしながら食べていきます。みんな真剣な表情ですが・・・これくらい本気で食わないと昼休みの1時間で食いきれないんです(笑)

そして午後の走行。

ここで昨日お話した深山クロスのコースを走ってみる事に。

実は走行前に深山クロスのコースに行くって知らされてなくて、いきなり直滑降ルートに入ってドドドドドーっとすっごく下りを降りていった時は死ぬかと思いました。

その後、沢みたいな所にいって止まった時に「ここ深山クロスで使った所だから」と聞いて驚き。「え?こんなところ走ってたの?」とホントにビックリしました。

続いてSUGO名物のすり鉢に向かうのですが、その前にある「廊下」と言われる所で大ハマリ。正直ひとりだけなら行けたと思うのですが、前に人が止まっていたので一旦止まってしまったら、もう動けませんでした・・・(笑)結局その箇所で体力ゲージをゼロにしてしまい、午後もヘロヘロ。

でもやっぱみんなで走ると楽しいっすわー。普段は関東ではなかなか走れない深い森の奥。気温は高く汗が止まらないような日だったのですが、木陰を飛ばしているとスゥーっと涼しかったりして本当に一日楽しめました。

毎年運営してくれているfrmやボランティア参加のライダーさんに感謝感謝です。

 

走り終わって人間共々お疲れさんのバイク達。

で、その日もそのままSUGOで車中泊してBBQやって盛り上がりました。

翌日は長年の念願であった仙台市内にいきまして・・・。

 

牛タン。

おのぼりさんと言われようが気にせず、とにかく何度も仙台来てるのに一度も食べないのはマズイでしょって事で食べてきました。うまかったー。

その後、高速の渋滞を避けるために下道走ったりして福島まで南下。

福島の有名なフルーツラインでは。

 

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これでお土産も完璧です。

その後帰宅中に少し渋滞にハマったりしましたがなんとか無事に帰宅。疲れ切った身体にむち打ちながら、3泊分の洗濯を一気に終わらせてビール開けてプッハーと仙台紀行を締めました。

いっやー、楽しかった。来年も行きたいと思いまっす。