小排気量

昨日のブログではバリバリのレーサーであるモトクロッサーを紹介しましたが、ナンバー付きじゃ無いと気楽につきあえないよって人も多いハズ。

まぁ正直いってしまえば現地まではトランポ(軽トラ)で行って、目一杯遊んで汗かいて着替えて帰る事が出来るレーサーは、いざやってみると往復自走の方が大変なんじゃね?と思えてくるのですが、なかなかそのはじめの一歩が難しいのも事実。

見たり聞いたりしているぶんには良いけど実際に購入となると厳しいって人は多いですよね。

また話はそれますが立派なリッターバイクを持ってはいるけど、最初の半年くらい乗ってあとはガレージにしまいっぱなしって人もいると思います。

で、ですよ。

こんな時こそ小排気量の手足のように使えるバイクが楽しいわけです。

まず価格。輸入の格好いいバイクでも50万円あれば大抵おつりがきます。先日紹介したKTMのDUKEもそうでしたよね。あのくらいの手頃感がバイク本来の楽しみ方が分かったりするんですよね。

で、今日はまたちょっと違うバージョン。

GASGASのランドネ。

GASGASと言えば「トライアル」のイメージがある人も多いハズ。そのトラ車が125ccの4ストでセルまで付いちゃって、ナンバー取れて公道走れちゃうとか最高だと思いません。

 

これ良いですよ。着座位置にあるシートは脱着可能で、ちょっとトライアルの練習したい時はシート外せばOK。普段は付けておけばツーリングにも使えます。

ちなみに昨年から売り出されたモデルなのですが、昨年の輸入分はほぼ即完売。みんなこういうマルチなファンバイクを待っていたのかもしてませんね。

ちなみにGASGAS専属の試乗ライダーになりつつあるトライアルライダーの成田匠さんがランドネの性能をフルに引き出しております。

バイク買った後に「あのパーツ付けよう」とか「あそこをいじろう」とか妄想する事はありますが、このバイクほど買った後に「あそこ走ってみよう」と妄想が膨らむバイクはなかなかないんじゃないでしょうか。

Evolution

本日は多数ご来店ありがとうございました。なんだか時間帯でポケっと暇だったり、どうにもならないくらい忙しかったりして一息つく時間が無かったですね。まぁ忙しくて疲れる分には問題無いので明日もご来店お待ちしております。

天気が抜群にヨカッタので車の整備中に足りない工具を急ぎで買いに来てくれる人も多く、顔まで黒くしたお客さんとのやりとりはやはり楽しいものです。

またバイクのお客さんも多くバイク談義でも盛り上がりました。

その中でも最新モデルの話は熱かったですね。毎年新型が投入されるバイクの世界、特にオフのレーサーは新機構を盛り込んでくるので、昔の車みたいなドキドキ感があって楽しいです。

私が乗っているカワサキのKXも2012年モデルがUSカワサキで発表。

 

250ccは外装の変化はほぼ無し、グラフィックがちょっと変わったくらいですね。私が乗っているのはキャブの最終型なのですが、昨年モデルからFIに変わり2年目の新型ではダブルインジェクションが採用されているみたいです。

スロットル部分にメインがあって、エアークリーナー部分に追加インジェクターっぽくなってますね。この制御がどういった意味があるのかは正確に理解出来ませんが、とにかく毎年こういったチャレンジングな試みがあると言うだけでも楽しいです。

しかし・・・新型乗っているつもりでしたがすでに2年落ちかぁ・・・はぁ。外装が同じなのが救いですね。

そして私の琴線にガガーンっと響いたのがKTMの2012年モデル。

 

こちらも4スト250ccなのですが、何かが足りない。それはメーカー的な違いとかでは無く、上のKXと比べても決定的な何かが無くなっております。

・・・・それは。

キックレバー。昨年発表された350SX-FからKTMではモトクロッサーでもセルスターターを装備しはじめました。つまりキックスターターユニットと比べてもセルのユニットの軽量化に成功したんだと思います。そして今年の新型から4スト全車にセルスターターを装備!これすごいですね。

で、セルが使えるなら4ストのモトクロッサーの使い勝手は飛躍的に向上するんですね。昨年の三宅島EDに参加した時にも思いましたが、とにかくセルさえあれば・・・って場面がかなりありました。そんな経験から次回購入はエンデューロレーサー(エンデューロモデルならばセル付きが多い)にしようかと思ってましたが、モトクロッサーでセル付きなら完璧です。

まぁどっちにしても今年は買えませんが、今年のこの2台の評判を見つつ来年熟考しようかと思ってます。

いやー毎年ワクワク出来るモトクロッサー市場ってすごいですよね。

基本

エボレックスリンクのオイル、多数御注文ありがとうございます。
欠品中の物でも受注さえしてしまえばOKですので、検討中の方はお急ぎください。(今晩まで現価格でOKです)

さて昨日は定休日。GW明けから走りに行けなかったので(先週は土砂降り)意気込んでいましたが、仕事が結構忙しくなってしまいお昼頃までお仕事・・・。まぁこれは良いんですけどね。

お仲間は川越のオフロードビレッジに行っているとの事なんですが、ここからオフビまでは約1時間掛かるので今から行っても走行時間が対して無い・・う~ん。

と悩みまして、先日教えて貰ったエンデューロ向けのロングコースにGO!

 

こちらは誰もいなくて貸し切り状態。あまりにもひとり過ぎて怖くなってしまい、とりあえずは久しぶりの8の字練習。最近コーナーが面白くなってきていて、今までならヨタヨタ曲がっていたのですが、どこにトラクションを掛けてどうやって速く加速するか・・とか考えられるようになってきました。

バンクとかあるとそれに頼ってしまうので、フラットな場所での8の字に集中。

2速ホールドですが徐々に立ち上がりでググググ・・ガバ!っとアクセルが明けられるようになってきて、最後の方は横滑りしないでフロントが上がる感じまでいけるようになりました。

そうなると今度はコーナーのクリップを意識するようになってきて(今までオフではそんなのあまり気にした事無かった)なんとか短い距離の8の字でフルスロットルを入れる事が出来るようになってきました(まぁ自己基準ですが笑)

気がつけば2時間近くも8の字の練習をしていまして、こりゃーコース走らず終わっちゃうと思いコースイン。

あ!

お!

と、自分でも走りが違うのが分かる。コーナーをクリアするのでは無く、どうやったら速く走れるかを意識しつつ走れる。(速いわけじゃ無いんだけど、そういうのを考えられるのは余裕が出た証拠・・だよね)

そんな風に走っていたら次々と現れるコーナーが楽しくなってきちゃって、最後は握力無くなってぶっ飛びそうになるまで走りました。

ってな訳で久しぶりに自分が進化している、ちょっとずつだけどうまくなってきているのが分かって楽しくて楽しくて。気がつけば3時には帰ろうと思っていたのが5時に。

やっぱりたまには基本に立ち返ってきっちりやり込むのも大事なんですね。久しく忘れかけてたオフを楽しく、自分の限界を探って走る感じを思い出せました。

こちらはやはり人生初レースを楽しむ動画。

普段からレースだとか騒いでいる私を「なんか盛り上がっちゃってるなぁ」とかクールな横目で眺めている人でも、この動画を見て頂けるとなんとなく私が感じている素人参加のモータースポーツの良さが分かって頂けると思います。
レースは元浅間火山レースが開催されたアサマのコースを使用したワンマンの1時間耐久。
誰もが目くじら立ててやっているわけでは無く、このようにほんわかムードで楽しんでいるんです。
ちなみに動画の最後でヘルメット脱ぐと見た事がある人が出てきます(笑)

JNCCエントリー

来月6月12日に開催される国内のクロスカントリーエンデューロの最大規模大会、JNCC爺ヶ岳ラウンド。その前日には全日本エンデューロ選手権開催され、国内初の試みとして2Daysで2大会が同会場で行われます。

 

これにエイビットは2Daysともに出店するため、先方の事務局とかと微調整の話をしているのですが・・・・こんな話をしていたら当店のお客さんが4名出場すると言い出しました。

で、そのエントリー開始は本日午後8時。(まさにこれ書いている今)

※書いているウチに30分が過ぎてすでに260台のWebエントリーがあるそうです(すご)

エントリーは無事に出来たのでよかったのですが、これから準備を考えるといろいろ大変そうで楽しみですね。(結論は楽しみ)

ちなみに来月・再来月と参加型のビックイベントが続きますので、もっともっと盛り上がるようにウチも出来る限り参加やお手伝いが出来れば良いなぁと思ってます。

さて、ウチの4人衆も準備や練習も含めた全部をひっくるめて、楽しんでくれるのを期待しております。

動画は先日岐阜県で開催されたJNCC鈴蘭大会の模様。

車載のヘルメット動画でスタート前の緊張まで伝わってくる良い動画ですね。ヒルクライムのがむしゃら感とか突如現れるダウンヒルでの「おわ」って声があるある過ぎて面白いです。

国内モータースポーツの更なる盛り上がりに期待出来ますね。

テイストオブツクバ

毎回天気が微妙なイベントってありますよね。今日開催された筑波サーキットでのテイストオブツクバも個人的にはそんな印象でした。

が、今日はサイコーの天気。

また震災の影響でイベントがつぶれまくった反動もあってか、筑波サーキットはものすごい人でした。

 

やっぱりみんな楽しい事に飢えているんですよね。良い笑顔してたなぁ。

そして私が応援に行ったのはこの人。

 

ゼッケン#51のコーイチこと、松田コーイチ君。

前回は悔しいリタイアだったので今回こそ!と言う意気込みと、自分で商売をはじめたばかりでまだ軌道にものっていない苦しい生活基盤の中でエントリーしたその意気込みを応援したいと思いました。

レースはお見事2位ゲット。優勝は#29兄貴!予選で58秒に叩き込む鬼神の走りでした。(だってトップ独走になって少し抑えめに走って1分フラット周回するんですよ)

で、無事に応援終わったから速攻でお店に帰ろうと思ったら・・・ん?

こ、これわ!!

 

レーシングサイドカー!!!!

格好いい!!サイコー!え?これ走るの??マジデー!

と、言う事でエキシビションではありますが、とにかく10台近くのサイドカーはレースやると言うので見てきました。いやー格好いい、ほんとサイコー。

これ見られただけでも今日筑波サーキットまで来た甲斐があったと思います。良く知らない人も「え?何コレバイクなの?車?」とか言いつつ始まったらみんな真剣に見てましたからね「あー隣の人落ちちゃう落ちちゃう!」とかなかなかみんさん良い反応でしたw

で、サイドカーと言えばマン島TT。

マン島TTに出場する松下さんも来てまして松田君のクラスで走ってました。この後はTTに手中するんでしょうね。期待してます、はい。

動画はマン島TTのサイドカークラス。世界最高峰のサイドカーをご覧あれ。

いやー格好いいわ。