バイク休眠時

寒い・・・すっげぇ寒いです。

関東でもここ数日でググググっと寒さに厳しさが増してきました。いわゆる寒いって感覚から「寒痛い」ってヤツ。パラパラとみぞれや雪が降った所もあったみたいで、いよいよ本格的な冬到来ですね。

先週くらいまでは本年最後のツーリングを楽しみ人達でお店も賑わいましたが、その時に良く聞かれたのがバイク休眠時のメンテ。

かなり本気なバイク野郎達は休眠とか無いんでしょうけど、普通なバイカーさんはここまで寒くなるとおとなしく春を待ちます。また積雪がある地方の方は仕方無く納屋やガレージにしまい込む人も多いと思います。

で、長期不動になると問題になるのが錆。

車やバイクってエンジンかけて通電してあげないと、やっぱりヤレてくるんですよね。その中でもバイクだと問題なのが春の再始動時にエンジン掛からないとかがあるんですよ。

で、エンジン不始動の原因の多くがガソリン腐敗やタンクの錆。

これをかなり防止してくれるのがワコーズのフューエルワンです。

 

基本的に添加剤とか大嫌いな私ですが、このフューエルワンは防錆・防腐にとても良く効き添加剤としては唯一お気に入りなケミカルです。

製品説明でもありますが最近のガソリンは腐りやすくもなってますので、とにかく長期保管するような場合にはこれ入れちゃえば安心。バイクだと少し余る場合があるので、そんな時は車に入れちゃえばOK。

そして揮発性の防錆剤成分がタンク内の錆も守ってくれますから、かなり優秀だと思います。販売を初めてすでに5年くらい経ちますが、毎年この時期にとても良く売れるケミカルでリピーターも多いですね。

ちなみに私はこれをモトクロッサーの燃料保管に使っております。携行缶に少し垂らしておくと長い期間ガソリン使わないような時でも安心ですしね。

 

ガソリンタンク内がこんな風になっちゃうと後が面倒ですので、予防には気をつけるようにしましょうね。

あ、もちろんキャブのガソリンはドレンから抜いておいてくださいませ。

 

シーズンオフ整備

先日の告知通りまだまだシーズンが終わっていない人も多いと思いますが、とりあえず春からずっと走り続けてきた私のバッタ号は今月のイベントで一段落。

あとはまた練習走行中心になってきますので、ここらでがっつりとメンテナンスをする事にしました。

先週水曜日に走ったあとから閉店後に徐々にバラし始めまして、とりあえずやりたかったフロントフォーク関連をやることにしました。

昨年行ったO/Hではとりあえず純正指定通りに組み上げたのですが、今年何度か行ったエンデューロでの現場ではモトクロッサーゆえの「足の硬さ」が厳しい場面がありました。

足に関してはシム調整まで含むリバルビングとかもあるのですが、そこまで知識も無いし頼むと結構高価なのでパス。それとモトクロッサー的走行が厳しくなりそうだったので、現状で対処出来る事だけにしようかと。

とまぁフロントフォークのO/Hにはまだ部品が足りないので、とりあえずやれる所からやっていきます。

半年に一度は見ているのですが今回もステムベアリングの清掃&グリスアップ。

春前にやったきりだったし、今シーズンは雨の中の走行や月山の川の中の走行があったのでグリス切れや水の進入が心配でした。

しかし開けてみたら水や泥の進入は多少確認出来るものの、グリスは問題無く軽く清掃してグリスアップし直しでOK。

この時に使っているのがこのグリスですので、性能の再確認が出来ましたね。

後は組み付けだけなのですが、今回はいつもよりも締め付けを1/8回転強めに締め付け。ステムの締め付けトルクでハンドルの軽さが変わるのですが、山の木の根が出ているような箇所やガレ場でのハンドルの振れが気になっていたので、一度試して見たかったんですよね。

今回は出来る限り「調整範囲」でのモデファイを試みるツモリです。

組み上がって走るのが楽しみですね。

コーティング

あっつい夏が終わり出番が多くなってきた愛車。

で、せっかくのドライブ&ツーリングなら出来ればピカピカにしたいっすよね。最近は吹き付けてササっと拭くだけの便利なコーティング剤がイッパイ出ております。

エイビットでもワコーズのコーティング剤であるバリアスコートが大人気。

基本拭き取りもいらない施工なので洗車後にササっと済ませる事が出来て、簡単な割にビカっとしてくれるので一度使うと手放せなくなりますね。

また良い所は簡単施工だけでなく・・・。

こんな塗装面はもちろんの事・・・。

こんな感じに樹脂パーツや金属パーツの混在する所にも全て施工可能なんです。

耐熱温度も結構高くて普通のコーティング剤だと焼けちゃうような箇所にも使う事が出来ます。特に塗装面が小さく磨き甲斐の無いバイクでも細部までピカピカに出来て嬉しいですね。

車で言うと結構重宝するのがホイールのコーティング。これをやっておくだけでブレーキダストの付着が少なくなり次回の洗車時にはかなり楽する事が出来ます。

そしてエイビットのお客さんだと多い使用方法が・・・。

鏡面加工後の表面処理、鏡面加工ってやった直後は良いのですが段々とくすんできてしまったりして維持が大変なんですよね。ですのでみんな表面処理とか塗装を考えるのですが・・・結構難しいんです。

鏡面後はツルツル過ぎてクリア塗装とかものりずらいのですが、その点バリアスコートはワックスみたいなコーティング剤ですから問題無く使用出来ます。塗装ほど長期間持ちませんが、たまにメンテ出来る人ならこれで十分だと思います。簡単ですしね。

ウチでは車両のメンテにはもちろん、自動販売機とか冷蔵庫とか換気扇のファンにまで使ってます。1本持っているとホント便利ですよー。

 

いろんな準備

今週末はイベントがふたつ。

川越のオフロードビレッジで開催される、毎年恒例の12時間耐久レース。コース内をグルグル回るいわゆるサーキットエンデューロなんですが、いわゆる難所が少なめで市販トレールの人や初心者さんも走れるマッタリイベントです。

もちろん上の方は本気で競っておいりますが、ウチらはBBQメインでの参加(笑)それでも12時間走りっぱなしなので、ロードのお祭り8耐と比較してもつらさはあまり変わらないと思います。

 

そして翌日の日曜日にはACTSビンテージモトクロスに出店参加。(イベント自体は土日の2日間です)

私は走りませんがお店のお客さんと知り合いが多数出走しますので、横目で応援しつつ工具の販売をしたいと思っております。

オイルのエボレックスリンクも共同ブースでいますので、お近くの方は是非お寄り下さい。

場所:モトクロスビレッジ (どうしても分からなかったら川越水上公園を目指してください)

 

ってなわけで、昨日の定休日はいろいろ準備しなくちゃいけなかったのですが・・・・。

ギックリ腰以来まともにバイクに乗ってないので、ちょっとだけ走っておこうかと思い近所にコソ練へ。

そうそうレース参加は久しぶりだったので、ホコリをかぶっていたカッティングプロッタも久々起動。

 

さくっとゼッケン作って、ささっと貼り付け。

 

現地ではすでにビンテージ参加のS君と、最新モデルの12年式KX250Fを駆るナガちゃんが走行中。(奥に見える土埃はナガちゃんの過ぎ去った後)

昨日は31度くらいまでしか気温が上がりませんでしたが・・・やっぱ暑い・・。汗が常にダラダラと流れている感じ。まぁこういうの大好きなので気持ち良かったですけどね。

 

午後の2時頃には走行を切り上げて、帰宅してからはすぐに整備。

いくらまったりイベントと言ってもひとり2時間は走るので、ちゃんとやっておかないとキツイっすからね。

洗車して・・・オイル交換とチェーン張り調整、リンク類のグリスアップしてエアクリーナー洗って車両は終了。その後ウエア類を選択してヘルメット内装も洗って、日干し出来る物は日干しして・・・なんとか暗くなる前に全て終わらす事が出来ました。

こういうのを後回しにするとレース前日とかにドタバタする事になるので、終わらせてしまえば気分は上々。

 

そして本日はイベント準備と普通の業務が相まって、軽くパニック状態。朝イチから全力で仕事して発注リミットである午後3時までは飯食べる暇も無く駆け抜けました。

で、夕方前の4時頃にひょっこり来たお客さん。

ご近所のフサベル取り扱いの方なんですが・・トランポを覗き込むと・・・うあ!125載ってる。

いいなーいいなーと連発すると「乗ってみます?」と。

そうフサベルは2スト125ccながらナンバー取得可能モデル。ちゃんとピンクナンバー付いてまして・・・・「んじゃお言葉に甘えて」と(笑)

 

土の上は少ししか走れず、ほとんどアスファルトの上でしたが・・・やっぱイイヨこれ。車体の90%はKTM製なので、ほぼKTMなんでしょうけどエンジン特性とか足とかホントに「何コレ?」状態。

モトクロッサーでエンデューロに出るのがばからしくなるくらいの出来でした。

いやー久々に心グラグラ揺れたわ。

12時間耐久とか月山用に「これください!」と、のど元まで出かかって飲み込みました。終身で車種に入れ込むのも悪くないけど、こういう出会いがあるならもっといろんな車やバイクに乗ってみたいと本気で思いましたね。

ってなわけで一瞬ポワっとしましたが、まだまだ準備全開でーす。

年式

まぁね、ここ数年はずっとエコエコ言いつつ消費を促していたわけですから、車だってそれっぽいのしかありませんよね。

でもでも、スポーツカーとまではいかなくても気に入った格好いい車に乗りたい人だって多いわけです。現在の国産車事情はホント壊滅的ですよね。

ジムカーナやドリフト、サーキット走行に行ってもまるで旧車会会場のような事になってます。またそういったスポーツ走行まではしないけど・・・ってな人も乗り換え時期を完全に見失ってしまいすでに10年以上同じ車に乗り続けている人も多いみたいですね。

で、そうなると本人が望んでなくてもレストアチックな作業も増えてきて、日頃の整備だけでは追いつかない経年劣化の部品も多くなってきますよね。

本日紹介したオングスのオイルストップリークもその手のお客さんには絶賛のケミカル。

 

オイルがドバーっと漏れているなら修理しかありませんが、チョイ漏れやにじみとかは年式のいった車の宿命。こればっかりは日常整備とかの範疇では無く、パッキンやシール自体の劣化が原因ですからどうしようも無いんですよね。

で、日頃から添加剤系を毛嫌いしている私でもこれだけはオススメしてます。

だって気軽に漏れ止め出来ますからね。使った事の無い人はあまり信用出来ないかも知れませんが、漏れ止めケミカルはかなり効きますよ。

エンジンルームをのぞいて、うわーっと思った事のある人は是非オススメいたします。