何を目指すのか。

各地からイベントな報告が続々と集まってます。明日の土曜日は残念ながら全国的に雨の予報みたいですが、日曜日は大丈夫っぽいので良い週末になるように私も祈っております。

チェック入れているのはダートバイク系の本気系イベントなんですが「そんなレースに出るの?」と聞かれると・・・う~ん・・と少し考えてしまいます。

これは昨年から「仕事」としても参加するようになったのが大きくて、まず物理的にバイクと出店ブツを一緒に持って行けないとかもありますが、気持ちの問題も大きいですね。

前なら迷わず出場したと思うんですけどね。

で、そんな話をお店でお客さんとしている時に言われて納得したんですけど。

みんながみんな「速い遅い」だけの先を見ているわけじゃ無く、内燃機を積んだ車両を手足のように上手に操ってあげたいと。もちろん速さを追求する人だって同じ事だとは思うんですけどね。

 

・お友達の松田コーイチ君の弟さんの昔のD1車両。

車だってこんな感じで乗れたら楽しいだろうなぁって思いますよね。おお、あの人巧いなぁって言われたい。

バイクだってこんな風に乗れたらきっと世界が変わるような気がします。

まぁこれは別格すぎるような気もしますが(笑)

Grand National

昨日は天気サイコーでこりゃー外遊び日和だー!と気合い入ったのもつかの間・・・、そういや申告だったんだ・・・と思いだし、屋内でいろんな事しているウチに一日終わっちゃいました。

まぁ、これから春だもん。

ってなわけで休みの日のネタが無かったので今日はなかなか紹介出来なかった話をちょいと。

去年からエイビットとしてイベント出店をはじめたJNCC。

正式名称は「JAPAN NATIONAL CROSS-COUNTRY」

これだけ見ると違和感を感じる人もいるかと思いますが・・・、実はこれアメリカに本家があるイベントでして。

アメリカ本家が

Grand National CROSS-COUNTRY

通称GNCC。

 

キャノンボールレースが大好きなアメリカでは、ヨーロッパで普及したオンタイム式(ラリーみたいな感じ)よりも、分かりやすいレース形式なヘアスクランブルが普及しております。

そんなアメリカのクロスカントリーレースの最高峰に位置するのがこのGNCC。

 

そんな本家のGNCCに、昨年は怪我に泣き惜しくも総合2位に甘んじはしましたが国内敵無し状態の、小池田猛選手が2012年シリーズにフル参戦しております。

 

・お仲間のワークスアンリミテッドさんがオイルサポートしてます。

で、第一戦が昨晩開催されていたのですが・・・いやすっごいのね。ツイッターでのリアルタイム実況見てたんですが・・・、あのハードなコースと長時間の耐久レースなのにトップ10くらいまで5分のビハインドの中にひしめきあってました。

小池田選手もかなりすごくてスタートしてすぐに一度転倒してしまい、追い上げのレースとなりましたがXC1クラスと言う一番上のクラスで8位ゲット。国内ライバルの鈴木健二さんに言わせるとこれはAMAスーパークロスでテレビに写るところ走っているくらいすごいらしいです。ほえー。

そうそうあと昨日の初戦ってフロリダなんですよね。この手のモータースポーツで東海岸って珍しいですよね。なんか西海岸ってイメージが強すぎるんでしょうね。

まだ昨日の動画は発掘出来ませんが、雰囲気が分かるのをどうぞ。

AMA~デイトナ~

さて先週はイベントがあったりして飛ばしてしまいましたが、毎週開催されているAMAスーパークロスシリーズもそろそろ雌雄を決するような展開になりつつあります。

 

が、しかし。

・・・すっごく残念なのですがKTMを駆る#5ダンジーがまさかの怪我(骨折?)で欠場。

これによって#1ピロポートがかなり楽な展開になってきました。今戦のデイトナでも勝っちゃうとかなりキマリな感じなのですが・・・、なんとなんとの当日激マディ。

基本インドアで開催されるAMAはマディコンディションってあまり無く、屋根無し球場でも当日にはなんとかしちゃったりするので、ここまでマディは珍しいですね。

あまりダートバイクを知らない人に説明すると、ビチャビチャしている所は結構走れます。画面を通しても少し乾いて来ているのかな?って所が実はヤバイです。

まぁこんなAMAも珍しいので必見ですよ。

ファーストラップの#1ピロポート「ど根性-!」って言葉が聞こえてきそうですよね(笑)

雪遊び。

西日本な人にはイマイチ分からないかも知れませんが、北関東を含め東北地方でも雪が降る地域ってみなさんが思っている以上にあまり多く無いんですよ。

例えば埼玉の北に位置する群馬県、場所に寄っては豪雪地帯もありますがほとんどの場所では雪なんてほとんど降りませんし、完全に東北の宮城仙台でも普段は滅多に降りませんからね。

そんな宮城県のSUGOでは今、雪の話題で少し盛り上がってます。

来週末の3月17日・18日の2日間で開催される全日本エンデューロ選手権SUGO2DAYSのオンコース画像。

・・・これ昨日の写真ですよ(笑)手前に見える赤い矢印は「ここがコースです」とお知らせのコースマーカー。

例年でも残雪はあったりする事はあるらしいのですが、ここまでガッツリと雪があるのはかなり珍しいとの事です。

これ出場選手は厳しいだろうけど、観戦者はオモシロイでしょうね。でもこの積雪だと普通の長靴じゃ無理っぽいですよね。腰まであるゴム長必須でしょうか。いやー楽しみだなぁ。

私も予定さえあれば応援に行きたいのですが・・・夏タイヤしか持ってないなんですよねぇ。現地まで行けるのかな。

 

そしてこちらは先日開催された全日本スノーモービル選手権の動画。初観戦の人が撮っているので知っている人からすると要所は押さえてないかも知れませんが雰囲気は十分伝わってきますよね。

雪も楽しそうですよねぇ。

勇気

よくテレビとかで見かける言葉。

「同年代としてすごいと思います。是非頑張ってもらって勇気を分けてもらいたいですね」

とかあるじゃないですか。

 

例えばオリンピック選手で40代や50代の方が代表になったりしてね。こんなコメント良く見ますよね。で、まぁ私も似たような思いってか「うんうん、ほんとだよなぁ」って思ってました。

しかし。

自分がそんな歳になってきたからなんでしょうけど、あんまり共感出来なくなってきちゃったんですよね。いや、その選手への悪い意味とかじゃ無く自分自身の問題。

俺だってやれるんじゃね?

と。

いっつも外野から「ガンバレー」だけで良いのかと。そりゃまぁ世界に出て戦うような人と今から同じ土俵に立てるとは思いませんが、そういう戦いの場はなんだって良いじゃないですか。極端な話それで熱くなれるなら町内の運動会だって良いんじゃないかと。(ちょっと違うと思うけどw)

 

で、そんな考えを地でいくようなライダー、松下ヨシナリさんが今年もマン島TTに出場決定のお知らせが。

松下さんは多分私と同じ歳。そんな彼が「まだ未熟者ではございますが」と言っている。これ多分本音。いつも目線は遙か高い所にある。

年下のライダーからは「あの人あぶねーよ」と、親しみをもってなじられるキャラでもある。

だから私はこの人に勇気を分けてもらったりはしない。

 

松下さんはあっちでがんばる。だから俺はこっちで頑張る。

それでOK。