サイズ豊富なシャコ万力

新商品というか輸入品なので国内取り扱いが始まったというか、とにかく様々な工具を取り扱う工具の総合商社的存在のIRWINから地味に追加された工具が「シャコ万力」

いわゆるC型クランプってヤツで昔からある定番工具のひとつです。
あまりにも定番すぎていまさら感もあるのですが、このIRWINのシャコ万が紹介以来なんだかすごく売れております。

IRWINシャコ万力

IRWIN C型クランプ(シャコ万力)

まず実物を見てみるとなかなか造りが良い点。
本体はまぁ剛性だけあればいいのですが、ネジ部とか受け部とかがかなり考えられて作られております。
そして「安価な点」
これはかなり驚かれるのですが、特に大きいサイズの安さがかなり目立っておりまして、下手な中華製買うくらいならこれはかなりお買い得なCクランプかと思います。

そしてサイズがとにかく豊富。
もともとシンプルな使い勝手なC型クランプですから、対象物に合わせたサイズってのが結構重要な工具です。
ですのでこれだけサイズが揃っているってのはかなり利点なんでしょうね。

IRWINシャコ万力

IRWIN 深懐型C型クランプ(シャコ万力)

そしてこれまた地味に人気なのがこの「深懐型」
こういう懐長の深いクランプを探していたって人が多く、サイズこそ2種類しかありませんが、とにかく問い合わせが多いです。
しかしこちらの深懐型は在庫外とさせてもらっているので取り寄せに少しお時間が掛かります(3~4営業日)
ご注文の際は余裕を持ってお願いします。

ってなわけで、いまさらに新商品であるこのC型クランプ。
なんだかすごく人気が高いですよってお話でした。

お盆休みのお知らせ

梅雨が明けたかと思ったらそのまま灼熱の毎日。
まぁ夏らしい夏は好きなので良いのですが…活動的ではなくなってしまいますよね。

エイビット店舗

とか思ってたら連休に向けて台風が来てたりとなかなか噛み合わない天気ですが、とりあえずお盆期間中の営業の案内でもしておきます。

●店舗営業日

8月10日(土) 10時~20時
8月11日(日) 10時~18時
8月12日(月) 10時~18時
8月13日(火) 10時~18時
8月14日(水) 定休日
8月15日(木) 
臨時休業
8月16日(金) 10時~18時
以降通常営業

14日と15日は申し訳ございませんが二日間の連休を頂きます。
その他の日も夕方6時閉店とさせて頂きまして短縮営業ですね。

混雑をさけて地元でまったりしようか、なんて思っている人はぜひ遊びにきてください。
また東北自動車道の羽生ICからすぐですので、帰省ついでに寄って頂くのもアリかと。

連休中は問い合わせの多い高圧洗浄機の実演デモを行います。
雨天時は店内にしまってありますが、見たい人いたらセットしますのでお気軽に言ってください。

それではみなさんのご来店お待ちしております。

夏のはじまり

いつだったっけかなぁ…ちょっと忘れてしまったのですが、ダートバイクに乗るようになってから少したった頃に「イベントに積極的に参加してみよう」って思ったんです。
現在主に参加させて頂いているJNCCとかもそんな流れのひとつでしたが、もうひとつ夏のイベントと言えばコレ!ってなのがモトパワーさんが開催する年イチイベントのパワーエンデューロ8耐。
鈴鹿で開催されている本家8耐と同日開催でしてオフロード版ハチタイですね。

鈴鹿の8耐と同日という事は7月の最終日曜日って事ですので、梅雨明け宣言間際になる事も多く、とにかく「暑い」んです。

2019パワエンハチタイ

今年は福島のチーズナッツパークで開催されました。
台風予報も気になったのですが事前情報ではあまり関係ないかな?って雰囲気だったので楽観視してました。

実際土曜日入りした私達を待ち構えていたのが灼熱の洗礼。

2019パワエンハチタイ

前日受付車検の列もみんな汗だく。
私は出店参加もあったのでブース設営しましたが、もう今年一番の汗が出ました。

2019パワエンハチタイ

そしてお待ちかねというか、お祭りレースなのでリザルトは気にしない人が多く参加するハチタイでは前夜祭メインのチームも多いです。
私達のチームも初レースなんて人もいたりしてとにかく宴会を主目的に楽しむ方向で。

2019パワエンハチタイ

差し入れとかいろいろあってとにかく豪華なBBQを堪能しましてめっちゃ盛り上がりました。

しかし台風がちょっと本土よりにそれて、熱帯低気圧に変わったとはいえ福島上空に達した土曜日深夜に結構な量の雨が降りました。
そしてその結果、朝起きてスタート整列時はこんな感じに。

2019パワエンハチタイ

ぐっちょぐちょ。
しかも天候は回復方向で気温だけは上がるという鬼畜条件だけがバッチリ揃ってしまいました。
会場内にある温度・湿度計はあっというまに30度を超えまして、しかも湿度は98%とか表示されている状況です。
初レースの人もいるのでとにかく熱中症に気をつけるように支持して、レースは頑張るなと伝えておきました。

2019パワエンハチタイ

うちは2チーム参加でスタートライダーが初レースの工場長。
おどけていますが路面状況とか考えると心中穏やかではなかったと思います。

私は走行マーシャルとして少し走らせてもらいましたが、崖落ちしているライダーを見つけて助けていたら私が熱中症気味になってしまい、他のマーシャルに塩飴をいただくことになってしまいました…情けない。
でも深い森の中の湿度がやばくてコースから出てヘルメット脱いで呼吸を整えようとしてもゼーハーゼーハーが全く収まらず、しかも汗が徐々に出なくなってきて「あーこれやばいな」と。
こんな状況でみなさん8時間も走ったのですが大したもんだと思います。

結果として大きな怪我なく終われたのは運営がしつこいように熱中症対策してくれたからだと思います。

そんなわけでレースは終わりまして消費したカロリーを摂取するために、インター食堂に。

2019パワエンハチタイ

身体は食を欲しているのですが喉を通らないんですよね…。
いつも大食いの工場長もつらそうに食べてました(あ、料理はうまいです)

そんなわけでこの二日間、汗を50リッターくらいかいて、水分(ビール含む)を100リッターくらい飲んだ気がしたくらいの真夏感でした。

レース日の午後、ふと空を見上げると夏空。

2019パワエンハチタイ

今年も夏がはじまります。

木工用のバイスグリップ

ガチャンと掴んで離さないロック機構付きのプライヤーとして人気のバイスグリップ。
この「バイスグリップ」というのは登録商標でして、工具の分類名としてはロッキングプライヤーが正解なのですが、整備の現場ではやはりバイスグリップという通り名の方が有名ですよね。

バイスグリップ

IRWIN バイスグリップ[スタンダード]

ま、それくらい本家本元であり元祖であるバイスグリップですが、木工用としても海外で人気なのはあまり知られておりません。
まぁそれだと知らなくてもホームセンター等で似たようなモノは見掛けた事があると思うんです。

クイックグリップ

IRWIN クイックグリップHD ワンハンドバークランプ

金属用のバイスグリップはいろんなところにコピーされまくったのと同じで、この木工用のクイックグリップもコピーされて類似品が多く売られております。

で、そういうのを使った事ある人は口を揃えて「イマイチ…」というのでが、この本家のクイックグリップ、ましてHD版(ヘビーデューティー版)はちょっと違いますよってのが今回の主題。

クイックグリップサイズ

サイズもいろいろあるんですが、実際の機構部分(青い部品)の大きさは変わりません。
あくまでも開口幅である黒いバーの長さが違うだけなので、サイズが違っても能力は一緒で締め付け力は272kgを誇る超本格派の木工用バイスです。

クイックグリップ

完全プロ向けの業務用クランプなのでいわゆるその辺で売っているなんちゃって品とはわけが違い造りになっております。
当店でもツーバイフォー住宅の業者さんに人気なんですよ。

木工用とはありますが、相手を傷つけたくないようなクランプにもオススメ。
また使い方がいろいろ工夫できるのでユーザーのアイデア次第でいろいろ活躍する工具だと思います。

2019JNCC第5戦ジョニエルG 長野爺ヶ岳大会

さてJNCCも折り返しの大一番。
真夏の8月は小休止となりますので前半戦ラストの大会となります。
あいにく私は親の法事と重なりレースには行けませんでしたが、LINK-OILでサポートしているもりー君と個人的に応援しているまー君の報告となります。

この時期にやるモータースポーツはとにかく雨との戦い。
事前の予報でも絶望的な雨予報の連続でしたが、やはり前日にがっつり降られてしまいコンディションは厳しかったみたいです。

でもみんな同じ条件で走りますからね、その中でどれだけ頑張れるかが勝負になってくるわけです。

JNCC2019爺ヶ岳

LINK-OILと当店、そしてナグモでサポートしているもりー君は昨年末に優勝した得意の爺ヶ岳で期待大だったのですが…
事前のコース発表でコースが逆周りと分かり不穏な空気が。
それというのも爺ヶ岳特有のガレ場の登りが全て下りになるわけで、得意ポイントがなくなってしまうんですね。

序盤は上位に食い込む勢いがあったのですが不慮のトラブル等で徐々に追い下げてしまい今回は本人的には不本意な成績になってしまったようです。
本人のレースレポートも届いておりますのでご紹介します。

前回のAAGP、COMP-Rで優勝して以来の爺ヶ岳、シーズンを通して最も得意とするコースになります。
今回はリバースの為ガレが基本下りになってしまい自分の有利なセクションがなくなってしまったのが残念でした。
当日は前日夜から雨のせいでハードなセクションが2ヶ所カットで難所を得意とする自分には辛いコースになってしまいました。

レースは一周目凡ミスからの転倒を何度も繰り返してしまい12位、2,3週目はペースを上げて8位と、さあここからと言う時に…
ロールオフの不調+霧雨で前方視界が遮られてしまいペースが落ち10位、その後ゴーグルを外したまま走行していたのですが
上位ライダーに追い抜かれる度に下を向いてしまいペースが上がらず、最終的には11位という得意とする爺ヶ岳で不甲斐ない結果になってしまいました
前戦の戸狩で膝を負傷してからあまりトレーニングが出来ずいつものライディングが出来ていなかったので次戦のほおのきまでには調整したいと思います

今回は酷暑のハードなコンディションになると予想し普段使っているLINK-OIL TORQUE15W50ではなく真夏特化のNUR15W70を使ってみました。
ただ今回は7月としては全く気温が上がらずNUR15W70のメリットが活かせなかったように思えますが、真夏特化と謳いながらも今回の気温(20度前後)でも
始動も良好で問題なくスタート出来たのはとても良かったです。

JNCC2019爺ヶ岳

というわけで今戦は惜しい結果になりましたが、トラブルの中確実にポイントを取れたのは大きいと思います。

そして同じくNUR15W70を使ってくれているまー君。

JNCC2019爺ヶ岳

レース直前でマシンスイッチして臨んだ爺ヶ岳でしたが、1周目で油圧クラッチのトラブルで長めのピットイン、その後追い上げましたが慣れないマシンの挙動で順位を上げられず、またトラブル。
本人は悔しかったでしょうけど、ある程度納得で途中リタイヤという結果になりました。

というわけで今回は成績こそふるいませんでしたが、怪我人が多かったレースですので、お仲間全員怪我なしで終われたのは良かったと思います。
次は夏場の小休止を挟んで9月のほうのきとなります。
次は私も行けると思いますので応援よろしくお願いします。