気になるラチェット

以前は車(ロードスター)をいじり倒して遊んでましたし、今は毎週のようにダートバイクを乗り回しております。

で、私が工具販売店の人間だと分かるとやはり私の使っている工具が気になるみたいで、工具箱を覗かれたり相談受けたりもするのですが・・・。

残念な事に私の持ち歩く工具は全部オススメ出来る物でも無いんですね。

どういう事かと言うと新製品出れば自分で試しますし、メーカーから発売前の工具を預かればそれを使ってみたりとか・・・自分で理想とする工具を持ち歩いているわけではないんです。ましてレンチやソケットなんかだと1サイズずつ全部違うメーカー持ってたりとかね(笑) パッと見た目はもう目茶苦茶なセットになってたりします。

もちろん全部試すわけでも無いのですが、少しの期間使った方が分かる物も多いので仕方無いんですけどね。

でも、そんなごった煮のような工具の中でもこだわっていつも入れている工具と言うのもあります。

数種類あるのですが、とくに現場で見せたあとに評判良いのがこれ。

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・Ko-ken 1/4首振りロングラチェット

実はいつも持ち歩いているのはこのKo-kenとは限らないのですが(ネプロスとかいろんなメーカーで同等品を持ってます)

・1/4差し込み
・ロング
・首振り
・早回しクイックスピンナ
・少し長めのエクステンション

この組み合わせにこだわって何かしらのセットを持っております。(ちなみに個人的にはこのKo-kenの組み合わせがコスパも良く気に入ってます)

これを持っているとちょっとした作業はほぼ全てこれでいけちゃうんですね。車の時も使ってまして普通の整備では14ミリ以上ってそんなに出てこないのでこれで十分なんですよ。

1/4ラチェットってセットとかで買うとどうしてもスタンダードな長さでちょっと短いと感じると思います。

その点この首振りロングならば

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この長さありますからね。6ミリのHEXとかでもカキカキ作業出来ます。

トルクの掛かってない時にはクイックスピンナで回しても良いし、本体を90度に折ってクルクルしても良いですしね。

 

この工具が便利なんだよねーって現物見せながら紹介すると、みなさんかなり気に入ってくれる事が多いです。

まだ1/4を何も持ってないって人にもオススメでして

・ラチェット本体
・クイックスピンナ
・エクステンション2~3本(とりあえず1本でもOK)
・ソケット 8・10・12mmのどれか

これくらい買えば十分活用出来るセットになります。最小限で買えばKo-kenなら1万円で買えちゃうんですね。

これは一度試して欲しい工具のひとつですね。是非。

SIGNETツールセット再入荷

秋口から販売を始めた2014年バージョンのSIGNETメカニックツールセット。

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・SIGNETメカニックツールセット

予想外の人気で各色ともに完売状態でしたが、注文しておいた在庫がドドドっと再入荷しました。

#HPでは未入荷表記のままにしてあります。在庫数が不安定なためですのでご了承ください。

 

現在は全色ほぼ即納状態(一部外部倉庫にあるためお届けに2~3日いただく場合があります)

今回の入荷分が売り切れると次回の入荷は怪しい感じとの事ですので、欲しかった人やボーナス等で購入予定だった人はこの機会に是非ご一報ください。お届け時期等は相談に乗れます。なお、リアルタイムで在庫数が動いておりますので、確実にゲットしたい人は営業時間内に電話頂いちゃった方が良いです。

いろいろ相談にも乗れますのでどうぞよろしくお願いします。

※この記事は2013年11月25日に書かれております。1週間以上経過してからこの記事を見た方はご注意ください。

 

差し込み角の対応サイズ

ラチェットとかソケット、それにまつわる問い合わせってのは多いのですが製品の事とかメーカーの事とかじゃ無く、もっと根本的な事が分かってなくて購入時に悩む方って結構多いです。

で、販売している側としてコレを理解してくれると話がスムーズなんだけど・・・って思うのが各ソケットサイズの受け持ち差し込み角。

例えば3/8のシリーズでいろいろ揃えている人がいるとして、ちょこちょこ買い増ししてくれている時に「次は27ミリのソケットが欲しい」と言われると困るんですね。いやこんな情報知っている人自体が少ないので知らなくて当然なんですけどね。(27ミリは3/8差し込みでは設定がありません)

でもやっぱりこの辺をぼんやりとでも知っていると、工具購入の計画とかも立てやすくなると思いますので、今日はそんなお話。

 

小さい順に話をしていくとまず1/4差し込み。

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・各メーカー 1/4ソケットセット各種

最小サイズまで話すといろいろ面倒なので、その差し込み角の最大サイズで話を進めます。

まず1/4差し込みの場合には「14ミリ」が最大だと思って下さい。実はメーカーごとに若干違うのですが、とにかく14ミリが最大だと思って頂いてOK。

一応14ミリまでラインナップがありますが、個人的には普通に使えるのは12ミリまでですね。14ミリは少し固く締まっているネジの場合は人間側のトルクがきついです。

 

そしてメインサイズである3/8差し込み。

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・各メーカー 3/8ソケットセット各種

3/8差し込みはかなり広範囲にカバーしているイメージがあると思いますが、それでも最大サイズは24ミリ。(これもメーカーごとに若干違います) なので上の話のように27ミリソケットが欲しい場合にはひとつ上の1/2差し込みを選択する事になります。

 

そして1/2差し込みの場合には最大で36ミリ

なのでロータリーエンジンのエキセンシャフトのナットとか40ミリオーバーのソケットが必要な場合にはもうひとつ上の3/4差し込みのソケットを選ぶ事になります。

 

これ知っていると自分が工具を揃えていくときの目安と言うか参考になるんですね。

そして最大サイズはあくまでも「最大サイズ」なので実用サイズとしてはもっと考える必要があります。さっきも書きましたが1/4では自分なりに決めて12ミリまで・・・とか3/8なら19ミリまで・・・とかね。この辺は各自の整備事情で考えればOK。

 

この手の話って工具のカタログ見ればすぐに分かるのですが、意外と知られてなくて「3/8の差し込みで30ミリが欲しいんですけど」とかの問い合わせが結構多いです。こんな時は「すみません、30ミリだと1/2でしか設定がありません」と伝える事になるんですが、そうなるとその人が1/2工具も全く持ってなかった場合に1/2差し込みの駆動工具を新規購入する必要が出てきますよね。まさにそのユーザーには想定外なわけです。

なのでこういったちょっとした事を覚えているだけで、計画的に工具を揃えていけると思います。頭のスミにでも覚えておいてください。

タイヤ交換向けの便利品

今回の台風はそんなにひどい事にならなかったみたいで良かったですね。

しかしこんな感じでひと雨ごとに寒くなっていくんでしょう・・・嫌だなぁ。

 

で、この時期くらいから店頭で問い合わせが増えてくるのが「タイヤ交換」関連の工具。

晩秋だしサーキット向け?と言うわけでは無く、スタッドレスタイヤに履き替える人が自分で交換にチャレンジするのにいろいろ問い合わせが増えます。

でまぁ今回はそんな当たり前な工具は置いておいて補助的に売れている物を紹介。

 

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そうこのツールバッグです。これがとても便利でして価格が安い事も含め店舗ではかなりの販売数をほこる人気商品です。

タイヤ交換って意外と長い工具を使う事が多く、スピンナーハンドルとかトルクレンチとかね。そういう長物工具って収納に困るんですよね。

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それがこのツールバッグだとこの通り。フタこそありませんが自宅整備の場合、工具を効率的に移動させる事も重要なのでこれにひとまとめに出来るのはホントに助かるんですね。

この写真をよく見ると分かると思いますが、ジャッキまでキッチリ収まってます。

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こういう持って移動するのが面倒な工具もひとまとめに出来るのはホントに重宝しますよ。

 

今回はメインの工具では無く収納のお話でしたが、こういう物を便利に使えると作業効率も上がります。みなさんも是非お試しくださいませ。

Ko-ken Z-EAL

新製品の1/4シリーズも出揃い流通も安定してきたKo-kenのZ-EALシリーズ。

新発売直後は品薄も続いたのですが現在はほぼ全ての商品が問題無くなり店舗でも、ジールのシリーズをずらっと並べて販売しております。

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で、最初の3/8シリーズの発売からすでに3年ほど経過しますので現場での実際の声もいろいろ来てますね。

Z-EALシリーズで買い換えてくれた人も多かったのですが、みなさんかなりの好感触みたいです。実際私も1/4シリーズは自分用に購入しましたが、これはホントに良いですね。

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すでに工具はいろいろ持ってるよって人も多いとは思いますが、出来れば一度試して欲しい工具ですね。

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↑ジールは上記のページに特設コーナーを設けてますので一度じっくり見てみてくださいませ。