蔵王産業の高圧洗浄機ハイスペモデル(追記)

発売以来、当店の高圧洗浄機取り扱いでは人気ナンバーワンの蔵王産業のヴィットリオシリーズ。

先日紹介したエントリーモデルのZ1(オリジナルセット)も人気ですが、最も注目度が高いのがやはりハイスペックなZ3とZ4。

蔵王産業高圧洗浄機

蔵王産業 高圧洗浄機 ヴィットリオ Z3 お勧めモデル

蔵王産業 高圧洗浄機 ヴィットリオ Z4 ハイスペックモデル

国産の高圧洗浄機という事と後発発売という事もあり、ポンプユニットが唯一のフルメタル製で耐久性が高かったり、普段の使用時に最も抜き差しする給水ホースアタッチメント部分がアルミ製で破損しにくかったりと本当に細やかな配慮がある洗浄機です。

蔵王産業高圧洗浄機

そんなこのハイスペ2モデルですが価格差1万円でホースが違うだけという事もあり、あくまでも選択肢としては「ホース性能」に重きをおいて検討される事が多いです。

しかし。

実際に導入後のお客様から頂いた意見をフィードバックしてみるとZ4の評価がとにかく高いんですね。
まぁ金額が最も高いハイエンドモデルですし、先程も言ったホースも良いのがついてますから当たり前かな…とか思っていたのですが、どうやらそれだけじゃない感じ。

で、聞いていくとみなさん口を揃えていうのが「ホースの巻取りのしやすさ」とか「ホースの収納能力の高さ」を挙げてきます。
これどういう事かというとZ3は使用する際に10m分のホースを「全て引き出す」必要があります。
これはZ3のホースリールが収納時にホースを巻く機能だけ付いたモデルなので仕方ないのですが、Z4はホースボビンの中側にホース接続アタッチメントがあり、分かりやすくいうと「1mだけホースを出して使う」事が出来ます。
(Z3はとにかく一度10mのホースを全て引き出さないと使えません)

このようにホース素材だけの違いではなく、購入後の使用感でもZ4の評価がかなり高くなっております。
今後この2モデルの購入を検討している人はその辺も加味して選択していただけるといいかと思います。

ライツールのお買い得セットがマイチェン

超軽量レンチとして人気のアサヒのライツールシリーズ。
肉抜きされたレンチはその軽量具合だけでなく、ビジュアルもちょっと格好良くて持ち運び用として多く選択されるこのレンチをメインとして使っている人もいたりします。

ライツールコンビ

ライツールの各種ラインナップはこちら

そんな人気のライツールですがその中でもダントツ人気なのが「コンビ」と「スパナ」
そしてコンビとスパナにはお買い得セットが存在するのですが、そのセットがちょこっとマイナーチェンジしました。

ライツールコンビセット

ライツール 軽量コンビネーションレンチセット

ライツールスパナセット

ライツール 軽量スパナレンチセット 6本組

従来はビニールパック入りだったのですがヨーロッパへの輸出規制の関係で布製のロールバッグに変更され、さらにお買い得度が増しました。

もちろんロールバッグですのでクルクルっと巻いて収納も可能です。
このまま持ち出し用のセットして購入するのもアリだと思いますのでかなりのおすすめセットになったと思います。

これから揃えようって人はこのセットを軸に購入すると良いですね。

ラジエターフィンの修正

内燃機に関して高出力や高効率を狙う場合に重要になってくる熱問題。
冬場にかけてエンジンが調子良かったりするのも、夏場の暑い時期にエンジンがタレ気味になるのも全部何かしらの熱が関係してきます。

まぁ馬力と言うか出力自体が熱交換の話なので当たり前と言えば当たり前なのですが、内燃機に関してはエンジン自体を効果的に冷却してあげるっての結構重要な事なんですね。(もちろん気温による空気密度も関係あるけど)

実際自動車のECUをいじったことのある人ならわかると思いますが「水温補正」も結構馬鹿にならない補正が掛かっています。
サーキットやジムカーナ、また渋滞時等々知らないうちに水温補正によってエンジンの出力を下げるような措置がコンピュータ内で行われていたりすることもあるんですね。

それくらい重要な水温を下げてくれる装置がラジエター。

昔と違ってアフターパーツでもそこそこ安価で高効率な物が入手しやすくなりましたから、水温とかを気にする人はそういった物に交換済みな人も多いと思いますが……。

が。

それホントに本領発揮してますか?
飛び石とかいろんな原因でコアつぶれを起こしたラジエターが本来の性能が徐々に出せなくなっていきますよね。
せっかく交換した良いラジエターも徐々にですが冷却性能が劣化していきます。

そんな時におすすめなのがこれ。

keiba_rajiX2

KEIBA ラジエターフィン修正プライヤー

国産ケイバから発売されているラジエターフィン修正専用のプライヤーです。完全に専用品なので他用途には使えませんが、その分フィン修正には絶大な威力を発揮します。

keiba_rajiX1

もともと国内のGTレースのチームから依頼されて作った特注品だった物を製品化した工具ですので、その使いやすさはかなりの物ですね。

keiba_rajiX4

近年のコア間が狭いラジエターにもばっちり対応してますし、マイナスドライバーでぐりぐりやるよりも「確実に起こしながら戻せる」ので簡単に修正する事が出来ます。

地味な箇所の整備ではあるのですが重要な冷却装置の修正が簡単に出来るのであればお買い得な工具だと思いますよ。

ロングな1/4HEXの活用

工具の中でも現場次第で売れ行きが大きく異なるものっていくつかありまして、例えば今回紹介する六角レンチなんかもキャップボルトがほとんど使われてないような職種とかがあって、そういう現場のHEXへの関心度は当たり前ですが低いです。

で、そんなHEX工具の重要度があまり高くない現場なんかで突然六角レンチが必要になったりする場合があって、普段は気にしてなかった工具なので結構相談される事が多いんですね。

いくら六角レンチの重要度が低くてもいわゆるL型HEXレンチくらいは持っていたりするのですが……

PBHEXレンチ

PB 丸軸L型HEXレンチセット(ロング・ボール)

キャップボルトが多くなったり、難しい場所にボルトがあったりするとL型だけではなかなか対処出来ません。

そんな時におすすめしているのがソケットタイプのHEX。
ラチェットを使って回せるし、そもそもトルクも掛けることが出来るので特に6mm以上のサイズが出てくる現場にはおすすめです。

で、そんなソケットタイプのHEXの中でも個人的におすすめしているのがこんなロングなHEXと首振りラチェットの組み合わせ。

1/4HEX

実際1/4の首振りラチェットと組み合わせるとこんな感じ。
トルクを掛ける事も容易だし角度や奥まった箇所のアクセスも良好です。
もっともっと奥のボルトに対してはエクステンションバー付けてあげればいいだけですから、この組み合わせで持っているとかなり重宝します。

でもでも。
1/4のHEXソケットってほとんどのメーカーがスタンダード長を超ショートに設定しているのでなかなかロングモデルってないんですよね。
そんなわけで今回は個人的におすすめな1/4差し込みのロングHEXソケットをいくつか紹介。

Z-EAL1/4HEX

Z-EAL 1/4ロングHEXソケット

まずはKo-kenのZ-EALからひっそりとラインナップされているいわゆる「ちょいロング」の1/4HEXソケット。
サイズは3~6mmまでの設定ですが整備向けとしては必要十分だったりもしますので、お店でもかなりの人気商品です。

PB1/4ロングHEX

PB 1/4ロングHEXソケット

そしてこちらはプロメカさんから絶賛されているPBのロングHEX。
全長も上のZ-EALと同じく「ちょいロング」な雰囲気ですが、一体成型ってこともあり剛性感もあってガンガン使う人には本当に高い人気を誇ります。
(個人的に使っているのはこのモデルです)

ネプロス1/4HEX

nepros 1/4HEXソケット単品

そして近年ジワジワと人気を伸ばしているのがネプロスの1/4HEX。
こちらも珍しくちょっとだけ長い全長のHEXがスタンダードとして設定されてまして、使い勝手はかなり良いHEXソケットです。
ちょっと前まではサイズがあまり出揃ってなかった関係で馴染みがなかったのですが、昨年にサイズバリエーションが増えたのをキッカケに指名買いの人が増えてきました。

ネプロス1/4HEX

nepros 1/4ロングHEXソケット単品

そしてそんなネプロスには本当のロングモデルもあります。
ホールの奥にキャップボルトが埋まっているような箇所では軸長がないと難しい作業もありますのでこの本当のロングは嬉しいですね。

ネプロス1/4HEXソケットセット

nepros 1/4HEXソケットセット(スタッピ・STD・ロング)

そしてそんなネプロスの追加サイズまでフルで入ったセットも新登場しております。

こんな感じで現在L型HEXレンチを使って四苦八苦している人や3/8差し込みのHEXソケットを使って「ちょっと大柄だよなぁ」なんて思っている人は、1/4ラチェットで使えるちょっとロングなHEXソケットを検討してみるのもいいと思いますよ。

サイズ豊富なシャコ万力

新商品というか輸入品なので国内取り扱いが始まったというか、とにかく様々な工具を取り扱う工具の総合商社的存在のIRWINから地味に追加された工具が「シャコ万力」

いわゆるC型クランプってヤツで昔からある定番工具のひとつです。
あまりにも定番すぎていまさら感もあるのですが、このIRWINのシャコ万が紹介以来なんだかすごく売れております。

IRWINシャコ万力

IRWIN C型クランプ(シャコ万力)

まず実物を見てみるとなかなか造りが良い点。
本体はまぁ剛性だけあればいいのですが、ネジ部とか受け部とかがかなり考えられて作られております。
そして「安価な点」
これはかなり驚かれるのですが、特に大きいサイズの安さがかなり目立っておりまして、下手な中華製買うくらいならこれはかなりお買い得なCクランプかと思います。

そしてサイズがとにかく豊富。
もともとシンプルな使い勝手なC型クランプですから、対象物に合わせたサイズってのが結構重要な工具です。
ですのでこれだけサイズが揃っているってのはかなり利点なんでしょうね。

IRWINシャコ万力

IRWIN 深懐型C型クランプ(シャコ万力)

そしてこれまた地味に人気なのがこの「深懐型」
こういう懐長の深いクランプを探していたって人が多く、サイズこそ2種類しかありませんが、とにかく問い合わせが多いです。
しかしこちらの深懐型は在庫外とさせてもらっているので取り寄せに少しお時間が掛かります(3~4営業日)
ご注文の際は余裕を持ってお願いします。

ってなわけで、いまさらに新商品であるこのC型クランプ。
なんだかすごく人気が高いですよってお話でした。