水曜日のお稽古

昨日は水曜定休日。よく休みの日も仕事してますって言ってますが、主に荷受がメインでして週末に発注していた荷物が火曜日と水曜日に集中して来るため、お休みの水曜日も朝から店にいないといけないんですね。

大体運送屋さんが来てくれるのが午前の11時前後なのでちょっと遅れたりするとお昼過ぎまで、雑務しながら荷物を待つ事になります。

 

でもでも。

昨日はなんというかパっと遊びたい気分でした。バイク仲間からもコースにオイデヨって言ってもらってて・・・。

そんな感じで店の中で仕事しながら待ってたら、まさかの10時ちょい過ぎ荷受完了!こりゃ行くっきゃないっしょって事で久しぶりに千葉県印西のデコボコランドへGo!

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バイク屋さんとかが水曜日休みが多いので着いてみたらそこそこ盛況でビックリ。

お昼からになってしまいましたが、私もがっつり走りますよーってコースに突入してみたら・・・私の大嫌いな濡れたウッズが・・・ががが。

 

でもでも、よく考えてみればこんな練習なかなか出来ないわけでして、そうと決まれば先日のレースでも撃沈した超下りを徹底練習!

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普通のところは路面乾いててベスコンなんですが、ウッズの中はチュルチュルしててうまく走れない。でも常連さんのあとついていったりしてたらラインとかペースが見えてきて、なんとなくだけど走れるようになってきました。

でもでも、やっぱ下りがねぇ・・・。そこで助言を求めまして、とりあえず視覚効果でビビってパニックブレーキって所を直してけば・・・って事になりまして、とにかく下りにいったらエンジン止めて冷静に何度もライン変えつつ下る練習。(エンジン止めたまま下りました、暴走が無いってぶんだけ心に余裕が生まれるんです)

最後の方に「あー!なんか分かってキター!」と思い、エンジン掛けてスタンディングでスイイスイっと降り始めたらハンドルが木に軽くヒットした所でまたパニックwwww

そのままエンジン全開で木にぶつかりながら前転かまして転がり落ちました。

せっかく頭の中に出来上がった良いイメージが・・・今の一撃で全部ご破算にww

時間的にもラストだった事もあったし、冷静になってみると体力的にも疲れてたみたいなので下り攻略はまたの機会にって事で終了。その後少しだけモヤモヤしてたので最後の最後は本コースだけをガガガーって走ってリフレッシュしてほんとに終了。

いやー、楽しかったです。

 

終了後はおもしろいゴハン屋さん紹介してもらって・・・。

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これどう見えます?比較対象が無いので分かりにくいかもしれませんが、ピラフだけでファミレスの3倍くらいあるんですよww

大盛りとか頼んだら家族4人でちょうどくらいな量です。

頑張って食べたのですが・・・ごめんなさい、ちょっとだけ残しちゃいました。うっぷ。

 

最近水曜日はいつもボッチだったので、久しぶりに楽しいお休みでした。お付き合い頂いた方々、本当にありがとうございました。

 

 

KNIPEXプライヤーレンチ新サイズ

従来のモンキーレンチとは違い小型ボディで大きな開口幅がとれるKNIPEXのプライヤーレンチ。

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・KNIPEX プライヤーレンチ

この工具、そこそこなお値段するので購入時にためらう人も多いのですが、一度使ってしまえば今までのモンキーと違って様々な応用が効きかなり重宝する工具です。

その秘密の一つがこれ。

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上記のようにハンドルを握るとジョイント部がテコになっていて入力に対して約4倍のチカラで先端部分が相手を掴みます。

この強力な掴むチカラのおかげで舐めてしまいそうなボルトナット、そして異型ネジ(例えば四角ボルトとか)も安心して回せるようになりました。

またこの掴むチカラは衝撃によって折り曲がった鉄板の修正等にも便利でして、ユーザーごとに様々な用途を見い出せるお薦め工具です。

 

で、そんなモンキープライヤーに新サイズが登場。

今までは最小サイズで150ってのが出ていたのですが、これよりももっと小さくて更におもしろい特徴が追加されてます。

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・KNIPEX モンキープライヤー125サイズ (現在セール中)

プライヤーレンチの売れ筋は250と180の2サイズ。その小さい方の180サイズと比べてもこれだけ小さいんです。

ほんとに胸ポッケットサイズ。ここまで小さいとまた違う利便性が出てきますね。

このプライヤーレンチの唯一の弱点と言えばヘッドの大きさでした、どうしても入力の大きい先端部分に強度が必要な為、ある程度頑強に作られていたわけです。

しかしこの125は最大開口幅を23ミリと少し縮小して大きなトルクをあまり使わなくてよくしました、そのおかげで先端を薄くコンパクトに作る事に成功。

シリース最小モデルと言うだけでなく、先端も更にコンパクト設計になっているわけです。

ちなみにこれ、お店では結構売れているのですが・・・、2ストのダートバイクだとこれでプラグ交換が出来ちゃうんですね。(2ストプラグは20.8ミリ)そして縦にも横にも掴んで回せる工具ですから、これ1本でかなりいろんな事が出来るわけです。この便利さは今までの車載工具の考え方まで変えてしまいそうな感じです。

メーカーの動画もどうぞ。

JNCC鈴蘭あとがき

先週のJNCC鈴蘭が終わってはや1週間。

来店されるお客さんっからも「どうだったの?大変だった?」とか聞かれるのですが・・・。

いやー私には大変でした。

 

なにせうちのチームは関東平野のダートバイクチームでして、平坦な場所なら岩があっても何があっても、まぁなんとかなるんですが、とにかくながーい下り坂とか超苦手です。

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こうやって画像になるととにかく高低差が伝わらないんですよね・・・。

私も登りだけならなんとかなるのですが、先の見えない下り坂はどうしたらいいのか分からなくなります。結果としてどこかでパニックブレーキをしてしまいコケて体力消耗の悪循環。

理論としてアクセルをちょい開けとか、リアをロックさせないとかとか・・・頭では分かっているんですけどね。

これは夏場に少し特訓が必要ですね。

 

動画は同じチームのハスミさん動画。私もリザルトは似たようなもんですので、私の分身として見て頂いてもOKですw

 

逆に言えばこんな感じでヘタれながらワイワイと楽しくやってます。決して敷居は高くないんですよ。

 

Feel so good

今の日本で車やバイク、原動機付きの乗り物を趣味として持つ事ってなんなんだろう?ってたまに考えたりします。

私がそういう事に本格的に目覚めた25年くらい前ならば、スカイラインのチンスポが電動で降りたり、ホンダの4WSで車庫入れが逆に難しくなったり、1600ccターボがやたら走っていたり、250ccマルチなバイクで200キロとか出ちゃったり、そりゃもうドキドキワクワクな時代でした。

今私が遊んでいるオフバイクの仲間がちょうど20代前半~後半。20代の前半なんて3ナイ運動も知らないし、S13どころかS15シルビアでさえ新車で購入が出来なかった世代です。なんつーかもうジェネレーションギャップどころの話じゃ無いんですよ。

同世代な人なら分かると思いますが、ウチらが若い頃には車やバイク遊びは基本的に「アングラ」な遊びでした。車検対応パーツとかも無かったですし、車をいじるって事は車検時に元に戻せる経済力も必要だったわけです。(マフラー交換くらいでも戻してた)

なので当時のチューニング事情なんてみんなが熱く思い描くほどの事は無くて、実情は一部の人達の超アングラな遊びだったわけです。

それがチューニングブーム(3種の神器とは流行ったよね)とかレプリカブームで、ある程度認知され始め(悪い意味でも)なんつーかモータースポーツなんかも加熱したんですよね。

そんな流れをずっと見て体感してきたわけです。

で、現状。

ワゴンとかエコエコブームに押されスポーツチックな車やバイクがほぼ消滅。

それでも少し前の車やバイクで遊び続けて・・・なんて生き残っている人達も少し理屈っぽくなったかなぁ・・なんて思っちゃいます。これはインターネットの普及も関係ありですね。情報過多って言うのかな、自分の持っている車種の正解が一本道で紹介されてしまったりしている。

で、そういう型にハマったいじり方を小馬鹿にする人達もいて「俺は人と違うんだぜー」って事で自慢しあっている。実際は「人と違う事をやっている誰かのマネ」なんだと気がつかずに。

今の状況ってあんまりよくないなぁ・・なんて思ったりもしますが、昔の事を懐かしんでもなにも起こらないわけでして。

もちろんね、いいことだってイッパイあります。昔なら一部の人だけが知ってたなんて情報もバシバシ分かっちゃいますからね、表面だけの情報を仕入れてあとは自分で悩めるだけのスキルがあれば今の時代って最高なのかも知れません。

 

私はみなさんも知っている通り毎週のようにバイク乗ってうひょひょーっと遊んでおります。もとからレーサーなのである意味すっかりリーガルな楽しみ方ですよ。

でも別に「アレは良くて、コレはダメ」なんて思ってもいません。なんでも優等生では面白くないのも事実ですからね。自分の責任の範囲でとにかく自分自身が楽しめればいいんじゃないかと。

さっき書いた通りネットの情報が早いのとSNSの広がりで人の意見とか気にしちゃいがちですが・・・ぶっちゃけ関係無いすよ。別に監視されてるわけじゃ無いんだから今の自分に出来る事で愉しめばいいだけです。

確かに制約とか多くて少し不自由だとは思いますけど、それだってそのうち今の時代を懐かしむ時が来ると思うんですよね。

 

 

TONEの超ロング

もともとはスナップオンのカタログの隅にチラっとあっただけの超ロングストレートめがね。

確か航空機向けの工具としてレンチのページには記載されずに別ページで特殊工具扱いだったんですよね。

そんな超ロングストレートめがねレンチも今やなくちゃ困る定番工具となりました。各工具メーカーもラインナップしててどこでも入手出来ますもんね。

 

で、そんな超ロングですが、これだけいろいろ増えてる現状ではどこの買えばいいの?って質問もチラホラ。

まぁこういう基本系工具に関してはほぼ値段に比例して高性能になるわけでして、スペック重視なら少しお高いメーカーのを買っておけば間違い無し。

でも予算はそこそこでちゃんとしたやつって話になるとこれまた選択が難しいんですね。

 

そこでお店ではかなり人気の高いメーカーがTONE(トーンじゃないよ、トネだよ)

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・TONE 超ロングストレートめがねレンチ

一時期欧州の工具メーカーと提携していた事もあり(今もしてるのかな?)仕上げが淡い梨地で個人的にもお気に入りのメーカーです。ただし整備ルートではあまり知られてなかったりしてわざわざ選択する人があまりいないんですよね。

さっき書いた「お店では」ってのも実物見ると購入されていく方が多いんですね。なんか工場向け無骨なメーカーってイメージな人もまだ多いと思いますが、最近のトネはなかなか格好いいんですわ。

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気になるメガネ部の薄さとかはさすがにそれほどでは無いのですが、その分強度はばっちりだしこの価格帯のレンチとしてはいい出来だと思います。

そしてトネをわざわざ選ぶ理由がもうひとつ。

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それはラインナップの広さ。サイズ設定が豊富なんですね。

超ロングって使ってみるといろいろ便利ですが特にイイナって思えるのが電装系の整備とかですよね。で、この価格帯のストレートめがねって国産サイズ設定はあるのですが、ちょっと変わったサイズとかになると探しても無いんです。

その点トネなら13×15とか16×18とかあるので欧州車とか関係のある人ならトネを選んでいけば間違い無しです。

こういうサイズ設定も含めたラインナップの広さって結構重要なんですよ、いやホント。