車載工具をさらに厳選

工具を揃える。

という大枠での話の中でお店なんかでお客さんといろいろ話をしていると、もっとも盛り上がるのが実は「車載工具」の話。
メインで使う据え置き工具とかの場合、個性こそあれど大体のラインがあるのだけれども、これが車載工具となるともう本当に十人十色な構成になるし、またそれらに正解とかがないってのがさらに面白いんですよね。

そんな中でも特にバイクや自転車のように積載にある程度の決まりがあるとなると話はさらにディープになりがちでして「不自由の中の自由」な選択肢ってのは、妄想だけ話していても十分に楽しいんですね。

で、そんな楽しい車載工具の候補に新たに超強力な工具が登場したので今回はそれを紹介。

TONEコンパクトソケットセット

TONE コンパクトソケットレンチ&ビット マルチセット

TONE(トネ)から登場したこのセット。
最初から「持ち出し」を前提とした車載工具的な位置づけで発売された工具だけあって、各所に様々な工夫が施されております。
この赤いケース自体がそもそもかなり小さくて…

TONEコンパクトソケットセット

これを積んでしまえるならこの状態で車載工具って事でOKなんですけど、もっとタイトな車載工具にしたい場合にはこのセットを使っていろいろ出来る可能性があります。
(ちなみにこのケースの大きさはニンテンドーDSくらい)

例えば。
私がよく遊んでいるオフロードバイクなんかで、山まで入って遊ぼうと思った場合。
出来るだけ荷物は少なく&軽量にしたいと考えます。

TONEコンパクトソケットセット

まずドライバーはプラスの#2だけあればOKなので、思い切ってこのレンチ側に装着状態のままにします。

これで他のビットを持ち運ばなくてよくなりますね。

TONEコンパクトソケットセット

あとはこの工具セットのメインである「ビットラチェット」と「メインシャフト」を装備。

TONEコンパクトソケットセット

さらにシャフト先端には1/4ソケット用のアダプターを装着状態で装備。

TONEコンパクトソケットセット

組み立ててばすぐにT型レンチになるようにしておけばOKです。
ちなみにオフロードバイクだと8mmと10mmがあれば大抵大丈夫なので。

この状態にソケットを8と10mm、そして最初に書いた通りプラスの#2ビットをビットラチェット部に装着状態で装備ってな感じにするとかなりの軽量工具になりますね。

それらを分解した状態で収納しようと思えばポスカの太字ペンくらいの容積で足りますからかなりの軽量化になると思います。

ってなわけで妄想し出すと楽しい車載工具。
こんな工具も候補にどうですか?ってお話でした。