三宅島エンデューロ奮闘記~その1~

詳細を忘れちゃいそうなので少しずつ三宅島奮闘記でも書いていこうかと思います。

今回の三宅島エンデューロレースで参加者を一番悩ませたのがまず準備だと思います。

・船で行くしか無い島でのレース。

・車が搬入出来ないのでバイクのみを運ぶ。

以上の条件から普段レースに参加している人やトランポでの移動が慣れている人は持ち物で悩む結果となりました。

トランポには工具一式や着替え一式、ケミカルや替え部品など現地で何かあってもなんとかなる装備がほぼひと揃い積んであります。

しかし、今回はバイクと別に全て運ばなければならず持って行く物を厳選しなければなりませんし、更にそれにもうひとつ難しい条件が付きました。

その条件とは今回のレースまでの流れを見ると分かると思います。三宅島にはパドックは二つ用意されており まして、一つ目がバイク受け取り所。人間と一緒に運ばれたバイクはコンテナに入っているので山の中腹で行われるレース会場まで持って行く手段が無く、港に 近い第1パドックに搬入されそこでバイクを受け取る事になります。

その第1パドックから自走でレース会場を目指す訳なんですけど、レース会場に着いたらノンストップでそのまま1周のコース試走となるのでライダーは第1パドックの時点でヘルメットや装具をフル装備する必要があります。

つまり島に到着したら旅館にチェックインするのですが、その後バイクを受け取りに行く時点でヘルメットとかブーツとかフル装備に全部着替える必要があり、つまりつまりそういった装具一式を全部手荷物で運ぶ必要がありました。

オフロード用のフル装備ともなると大きめのバッグでも2つないと入らない大荷物です。

これに工具やらケミカルを持って行くのはほぼ不可能な状態。

・・・なのでそういった工具・部品系はバイクと一緒のコンテナに入れて良い事になりました。

これがまた悩む原因に。

主催者が用意してくれたのが1000×500×500の段ボール箱。この段ボール箱は積みこみこそバイクと一緒ですが、島ではバイクと別にされ、レース会場の各自のピットまで直接搬入されます。

これに各ライダーが自分用の工具やらケミカルやら当日飲むドリンクやら現場での着替え等々・・全部考えて入れるわけです。

いろいろ考えればキリが無いし、でもちょっとした物が無くリタイヤとかも嫌なので出来る限りの物は持って行きたい・・・と悩みに悩みました。

これが準備編では一番悩んだ事だったのですが・・・いざ搬入に行ってみると用意されていた段ボールは予定よりも大きい物で、ぶっちゃけなんでも入る感じ(笑)

まぁ今、思い出せばこれもまた楽しい思い出ですね。