自動車とかバイクで使うペンチって言うと、まず浮かぶのはカチャンカチャンと開き幅の変えられるスリップジョイントプライヤーだと思います。
↑こんなヤツです。
こういうヤツの事を整備業界では一般的に「ペンチ」と言ったりしますが、ワールドワイドな話で言えば日本語で言う所のペンチってのは電気工事用で有名な電工ペンチが一般的です。
で、電工ペンチって言うくらいなので電気工事とかの現場ではすごく重宝するプライヤーも、整備業界ではあまり使用頻度は高くなく実際使っている人もあまり見かけませんね。
しかし。
実はこの電工ペンチ。実は現場用に1本持っているとすごく重宝するプライヤーなんです。
写真でも分かると思いますがかなりゴツイ作りでアゴ部分の強度もすごく高くなってます。
ヤスリ目も頑丈に出来ていて不意な作業での無茶目な使い方にも対応してくれるんですね。
またニッパー部も強度優先に作られてます(もともと電線切れるわけですから)ので、レギュラーツールのニッパーは使いたくないな・・・なんて時でも便利に使えるんですね。
そして接合部分も厚みがありますので「掴んでひねる」作業にも重宝します。
なんか電工用って事で食わず嫌いしている人も多いと思いますが、1本持っているとかなり便利に使えると思いますよ。