非接触温度計

全く関係ない人には「整備に温度計って何につかうの?」と思われる人もいるかもしれませんが。
内燃機に関して水温計とかついているくらいですからね、実は温度の測定ってちょっとややこしい整備だと重要になる事があります。

で、近年は非接触の温度計なるものが安価で手に入るようになり、持ってないって人でもガングリップ型のヤツを何かで見た事があると思います。
いわゆる赤外線式放射温度計っていうやつですが、これが使ってみると便利なんですね。
高性能なモデルなら少し離れた場所でもピンポイントで測定出来ますし、温度計を直につけなくてもいい恩恵はかなりありますからね。

で、そんな非接触の温度計ですが、なんとなくガングリップタイプを使っている人でも、ちょっと持ち出して使おうとかの場合、その形状ゆえにポケットに入らないとかで面倒な思いをした事がある人はいると思います。

そこでこれを紹介。

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SIGNET 赤外線放射温度計

今までも簡易の放射温度計等ではこのような形状はあったのですが、今回のコレはフル装備の高機能バージョンです。
四角いコンパクトな形状ですのでポケットにも入れておきやすく使い勝手はかなり向上しましたね。

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機能も満載で…

MAX、MIN、AVE(平均)機能付は当たり前。
そしてこれには室温や外気温を測定する機能まで付いてます(通常放射温度計は狙った箇所しか測定出来ませんでした)
これによって該当箇所の温度と室温の関係も考慮出来ますのでかなり便利だと思います。

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通常の非接触温度計として使う場合にもキチンとレーザーポインタも付いてますので、ピンポイントの測定もOK。

コロンブスの卵的な発想の転換なのですが、この形状は現場ではかなり重宝すると思いますよ。