冬至とメリクリ

一年間の各種ある行事の中で個人的にもっとも嬉しいのが『冬至』

何が嬉しいってこれ過ぎればあとは日が伸びていくって事ですからね。
まだまだ寒い1月や2月が待っているとは思いますが、気分的には春に向けてってな気持ちになれますからね。

忙しい年末進行の中、この冬至が来るとちょっとだけほっこりしたりします。

そして本日は12月の24日。
世間様ではクリスマスイブです。
毎年この日だけはお店や店前の道路も少しだけ静かになるんですよね。

ナグモ前

そんな日なのにお隣のナグモでは整備に勤しむ若人もいて…。

まーとにかく今年も残り1週間。
みんなで笑って新年が迎えられるようにもうちょいだけ頑張りたいと思います。

Happy Merry Christmas.

年末年始の営業について

ほーらね。
油断してたらあっという間に残り1週間ですよ。

本日は年内最終仕入れのために発注祭りとか納品の予定組みとかで奔走しておりました。
いちおう工具のメインの取引先は週明けの中頃まで入荷が可能なので、まだ大丈夫なのですがケミカル系とか備品系のメーカーさんは今日まで!ってところも多くて集中して営業しておりました。
(それでも忘れたとこあるけど…)

それでも年明けの1月3日に予定している「初売りセール」の商材はほぼ確保しましたので、店舗限定となってしまいますが正月の3日・4日あたりにお店に来る予定だった人は楽しみにしてください。

ってなわけで年末年始の営業日のお知らせです。
店舗の休業日はもちろん営業時間が変更になっている日もありますので、来店予定の人がご注意ください。

年末年始営業のお知らせ

店舗営業日案内
完全休業は12/31・1/1・1/2の3日間となります。

12月28日(木) 10時~20時
12月29日(金) 10時~20時
12月30日(土) 10時~18時(年内最終)
12月31日(日) 冬期休業
1月1日(月) 冬期休業
1月2日(火) 冬期休業
1月3日(水) 12時~18時(初売りセール開催・福袋アリ)
1月4日(木) 10時~18時
1月5日(金) 10時~18時
以降通常営業

※閉店時間が早まっている日があります、ご注意ください。
※1月7日・1月8日は営業いたしますが、通常通り18時閉店となります。
冬季休業中はWeb通販の出荷もお休みさせて頂きます。
(1年でこの3日しか休まないのでご勘弁ください)

とまぁ、告知は出しましたが年内はまだまだ元気イッパイで営業しております。
急ぎの工具の問い合わせも週明けくらいまでなら年内可能な商品が多いです。
お気軽にお問い合わせください。

エイビット店内

旧友の来店

お店を構えて営業しているとたまにですが嬉しい来店者の訪問があったりします。
昨日はこっち方面に用事があったようでテイストオブツクバ等で有名な松田光市選手が来店してくれました。

松田コーイチ選手

今でこそ「最強の国内ライセンス」とか言われていますが、彼と知り合ったのはもっと前、彼がまだモータースポーツに本格的に取り組む前の事でして20年以上前からの付き合いになります。

その頃の彼は他の人よりも少しだけ整備に熱心だという事を除けば、ごく普通の私の工具のお客さんのひとりだったんです。
もちろん普通じゃないとこもたくさんあって、自宅で魔改造のジェットスキーいじったりしてましたけどね。

そんな彼が確か2000年ころにバイクレースに注力しはじめまして、モタードや今のテイストで有名になっていきました。(実はその頃は疎遠になってて全く知りませんでした)

その後、彼は独立して自動車屋さんを始めます。
もともと整備力に定評はありましたからね、個人的にも信用出来る車屋さんのひとつとしてもオススメできます。
>>くるま屋ユウシンのWebサイト

ネオチューン

彼のお店は純正のサスペンションチューンである「ネオチューン」ってのを施工してたりもします。
ライダーである彼はハイエースとかのトランポ用にもかなり強く、以前は私のハイエースにもネオチューンを入れてくれました。
よく「速いライダー」であるような「感覚派」な整備ではなく、実は理詰めな人なのでこういう作業にも向いていたんでしょうね。

ってなわけで久しぶりに嬉しい旧友の来店だったのですが。
ちょっとだけ思うところもありました。

さっきも書いたとおり彼と出会った20代前半、彼はまだいたって「普通の人」でした。
ぶっちゃけその辺にいる整備好きなあんちゃんって感じ。
今の有名人になった「松田選手」しか知らない人はきっと彼を特別な人だと感じるかもしれません。
でも整備に関しては誰よりも熱心でしたし、バイクで速くなったのも四の五の言わずに練習に通いつめた結果だったと思います。(もちろんそこからはセンスとかもあると思います)

なんつーか時代なんですかね。
みんな「どうせ何者にもなれない」と前に進むのを諦めている人が多くなったような気がします。
別にみんなにレースをやれとかそんな話ではなく、何事においてもやれる時にやれる事をガッツリやる。
ちょっとやそっとで結果が出なくても、そのうち良いことあるかも知れないよってのをコーイチ君と話していて感じました。

年末で忙しくてちょっとだけヤラれていた私ですが、元気を頂けました。
またこっち来たらお店に遊びによってくださいませ。
工具購入ありがとうございました。

動画は昨年のTOT決勝

PBのドライバーをお勧めする理由

工具と一言で言ってもいろんな種類がありますし、またそれを使う場面ってのは無限にあると思います。
正しい使い方をしてあげれば一般の人がたまに作業するくらいならば、どんな価格帯の物を使ってもそれほど違いは出ないと思いますが……、作業に慣れてない人ほど良い物使って欲しいと思う工具もいくつかあります。

例えば握り物と言われるプライヤー関係。ラジペンとかニッパとか、この辺は良いメーカーとそうじゃないメーカーの差が結構大きくて、実際に良い物を使い慣れると手放せなくなる工具のひとつです。

そして。
今日の本題であるドライバー、これもそのひとつ。
ドライバーはいろんなメーカーさんが競い合って舐めにくいプラスドライバーを出していますが、今でも決定的な物って出てないんですね。

プラスドライバーが舐める原因がカムアウト。

よくドライバーの使い方講座みたいので「押し7回し3」なんて言いますが、プラスネジって先に行くほど細くなっている形状なので、押すチカラが無いと手元側に押し戻されてしまい、山にあまく掛かったまま回すとそれが舐める原因になります。

その現象をカムアウトって言います。

で、そのカムアウトを防止する為にいろんなメーカーさんがあの手この手を使ってカムアウトを防ぐ技術を投入しております。
先端にギザギザのヤスリ目が付いたACRとか、滑りにくいダイアモンドコートとか有名ですよね。

 

その点、私がお勧めしているPBのドライバーにはなんのギミックもありません。

PBドライバーシリーズ

PB スイスグリップドライバー[プラス]
PB スイスグリップドライバー[マイナス]

PB 貫通ドライバー
PB キャブドライバー(マイナス)

先端こそ黒くなっているので何かの加工がされていると思う人もいると思いますが、これはただ単に黒くなっているだけで滑り止め加工とかじゃ無いんですね。
PBはギミックこそ無いのですが舐めないドライバーとしても評価が高いです。

んじゃなんで舐めないのか。

「精度がめっちゃ高いから」

なんですね。
工具にはどんな物でもある程度の公差が必要となってきます。ソケットとか使っててもボルトに入れると少しカタカタするのが公差ですね。
しかしPBはこの公差を極限までへらしてネジにピッタリに作ってます。
これのおかげで舐めずに安定してネジを回す事が出来るんです。
先端が黒いのもメッキして公差が狂うのを嫌って黒染めにしているからなんですね。

プロメカニックの方なら分かると思いますが、プラスドライバーってガンガン使ってると先端が徐々に減ってきます。
普通のドライバーですら減ってくるんですから、ギミックありのドライバーではギザギザが無くなったりコーティングが落ちたり性能ダウンが顕著なんですね。
その点最初からギミック無しで精度だけで勝負しているPBは経年劣化での性能の落ち加減が緩く済みます。

PBのギミック無しな造りは、なるべく長い間精度を保ったまま使ってもらえると言う自信のなせる技でもあるわけです。

PB最大の弱点だった「ニオイ」もスイスグリップになって無くなりましたので、まだ試してないって人はぜひどうぞ。

IRWINの握りモノ工具

いくつかあるハンドツールの中でも価格の差がそのまま工具の差となる事が多いのがラジペンやニッパー等の握りモノ系工具かなと思います。

ラチェットやレンチ系の工具とは違い価格差もそれほどないのも理由のひとつになっていると思います。
実際私も来店してくれたお客さんと基本工具の揃え方的な話になると、ラジペンとニッパくらいは少し良いのを買っておくといいですよってアドバイスする事が多いです。

で、そんなラジペンやニッパーですが以前まではKNIPEXが一番人気でした。
いや、今でも一番人気には変わりないのですがその人気を猛追しているのがIRWIN(アーウィン)の新プライヤーシリーズです。

IRWINプライヤーシリーズ

IRWIN ハイパフォーマンスニッパー160mm

この独自の表面処理である特殊防錆処理(マットブラックフィニッシュ)も見慣れるとかなりカッコよく、購入後のユーザーさんからもその使い勝手の評判はかなり上々です。

IRWINプライヤーシリーズ

IRWIN ハイパフォーマンスロングノーズプライヤー ストレート・ベント

またこのラジペン人気が急上昇中でして、こういう小型のノーズプライヤーって日本人にあったサイズってなかなか無いんですね。
ところがこのラジペンの160サイズはかなり小回りもきくので現場ではかなり重宝すると思います。

IRWINプライヤーシリーズ

そしてさらにオススメなのがこのサイズのベントノーズ(先曲がり)
このコンパクトサイズで先曲がりってあまりないので、ストレートとベントノーズの2本を同時購入って人も多いですね。

基本性能はかなり高いIRWINのプライヤーシリーズ。
何か新しいもの使ってみたいって人には超オススメのツールです。