ここ一発!の工具

んー・・・なんだかちょっとだけ暖かくなった?

なんか今年の冬はとにかく寒くて何やるのも嫌になるくらいでしたが、今週からちょっとだけ、ほんのちょっとだけ暖かくなったと言うか、兆しが見えたと言うか。

1月も終わりなわけですし、2月に入ればまだ寒いとは思うけどホッと出来るような暖かい日も期待出来そうですね。

ウチみたいな工具の販売店だと仕事用に購入してくれる方は別として趣味やレース関係向けではオフシーズンっぽい工具が良く売れます。

エンジンO/H用かな?と思わせる注文とか、切った貼った系の大規模加工用の工具とかですね。

で、もうちょっと暖かくなってシーズンインって時期になると現場優先ってな工具が良く売れるようになってきます。そんな中でジムカーナなラリー用に意外と売れるのがこれ。

・Ko-ken 3/4超ロングスピンナーハンドル

差し込みは1/2のひとつ上の3/4(19.0sq)一緒に写っている下の細いのが1/2の全長600ミリのスピンナーですから、そのゴツさが分かって頂けると思います。

ラリーやジムカーナだとドラシャの交換用に売れるのですが、RBとかロータリーのクランクボルト(エキセン)用とかにも売れますね。

よくパイプ突っ込んでって人がいますよね。私も使うことはあるので分かるのですが、やっぱりイマイチなんですよね。その点これなら安心して使えますので、用途こそ限られちゃいますけど持っていて損じゃないと思います。

差し込みも3/4で1/2に比べてフルパワー掛けても壊れる事ありませんからね。

全長1メートルありますから「ここ一発!」って時に頼りになる工具ですよ。

精密打ち抜きポンチ

エイビットで販売している様々な工具の中でも、定番工具ってわけでもない地味な工具ながらずっと売れ続けているものっていくつかあります。

例えば自動車とかバイクではあまり縁のない極細のピンポンチなんかもそのひとつ。

・PB 極細平行ピンポンチ

スタンダードな六角胴の平行ピンポンチと違い、こちらは丸胴ローレット付きの平行ピンポンチです。

この丸胴のシリーズはかなり細い1ミリとかの設定もあり、主に工場やカメラやモデルガンのユーザーから厚い支持を得ております。

これだけ細いピンポンチですと、性能差が結構出ますね。

粘り強いしなやかな鉄を作るのがうまいPBの面目躍如ってところでしょうか。

NEVER GIVE UP

年明けから早々に始まった各モータースポーツ。

気になっていたダカールラリーは三橋淳選手が残念ながら実質のリタイア。まだ市販車クラスの枠を外した総合成績での戦いこそあるけど、実際は同チームのサポートとして動いているのが実情の状態。

まぁ過酷なレースだしね。こんな事もあるますよね。

 

そして昨年秋に開催されいろんなメディアで結果こそ知っていたけど、現場での生の声が知りたかったBaja1000。

いつもこの時期のこの雑誌には普段とちょっと違う雰囲気が漂うんだけど、今年のは予想の遙か上でしたね。

「情報では無く物語を伝えたい」とボソっとつぶやいた三上編集長が紡ぐfrm(旧フリーライドマガジン) No.44は1月15日発売です。

ウチはリテールショップになっている関係で数日早く入荷するんですが、今号は内容がすごいです。

個人的に綺麗な写真が並んでいる「だけ」の雑誌にはあまり興味が無く、プロのライターさんによるプロのテキストが読みたい派な私。(えらそーw)

今号のBaja1000の特集はホントにすごく良い記事になっております。読んでいて少し呼吸が荒くなる感じ。

なかなか売っている書店が無かったりするので、目にする機会が無いかも知れませんが出来れば今号はみなさんに読んでもらいたいですね。

ウチでも販売してますし

もちろんちっちゃい女の子の塩野ちゃんも登場しますよー。

 

ナットグリップ

エイビットの店舗に来た事あるひとなら分かると思いますが、売り場面積の結構な割合を占める国産のソケット専門メーカーKo-ken(コーケン)

このメーカーの良い所はなんと言ってもそのラインナップ。普通にみなさんがつかうようなサイズが差し込み角ごとにずらっと揃っているのはもちろん、大きなインチサイズとか工業用ネジでは無い規格のサイズとかまで、ほんとにずらーっとラインナップされてます。

これって購入するユーザーにとって良いのはもちろん、工具を販売する側であるうちみたいな販売店でも助かるメーカーさんなんですよね。

整備業界だけなら問題無かったとしても、工場の輸入設備とか建築資材のボルトナット等では、見た事無いサイズとか出てきますから・・・そういった時に頼れるメーカーさんがあるってのはホントに感謝してます。

で。

そんなコーケンの近年の代名詞的工具と言えばこれ。

ソケットの内側にホールドボールが仕込まれていて、外側の黒いリングがテンションを掛けてボルトナットを落とさないようになってます。

これは実際に使ってみるとホントに便利。

上記だけじゃなく、ロングとか1/4差し込みとかも出てますのでソケットのページをいろいろ見てみてください。

 

現在上記の3/8ナットグリップソケットのセットをセール中。

ナットグリップソケットってどんな感じなのかなぁ・・なんて人にはお勧めのセットになってます。

 

回帰

ここ数年、やれ不況だ、やれ不景気だと騒がれております。

まぁ実際にその通りだし、ウチの近所の工場では派遣の人が大幅に解雇されたりして、お店を賑やかしてくれていた人達の姿もだいぶ減ってしまいました。

しかし。

去年の夏頃からなんだか車だったりバイクだったりのモータースポーツを楽しむ人達が徐々にですけど戻ってきている印象を受けます。

景気が戻っているって話はほとんど聞きませんが、みんなやっぱり楽しい事したいんだと思いますね。

私がダートバイクで遊んでいる影響でお客さんのバイク率こそ高かったのですが、ここ最近は車のお客さんもかなり戻ってきていて、ひさしぶりにエンジン弄るとか足回りがどうこう・・とかそんな話が多くなってますね。

私も最後になった遊び車のロードスターがなんだか懐かしいと思っちゃいましたよ。

みんな財布が厳しい状況ながら身の丈にあった遊び方を模索しているんですね。きっとこういう遊びは無理しない程度でやれば、あとは情熱さえあれば出来るんだって事ですよね。

いやーいいっすね。私も負けないように全力で遊びたいと思います。