年に一度の大セール、周年記念セールを本日夜から開始しました。

ぶっちゃけ何年目なのか忘れてましたが数えてみたら14周年ですね。15年目に向かってがんばります。
細かな事はページ見てもらうとして最大で10%オフですから、この機会を是非ご活用ください。
トルクレンチとかインパクトとか、1品でいきなり10%オフ狙える物も多いと思います。
暑い夏乗った愛車をこの時期&機会を使って是非メンテしてあげてください。
関東の、特に北関東の人間からすると筑波サーキットってのはちょっと独特の神聖化されたサーキットです。
雑誌なんかでも基本タイムなんかは筑波だったりするし、このサーキットに愛着ある人って多いと思うんですよね。
私がまだ中学生の頃はとにかく国内モータースポーツがめっちゃ盛んで、バイクだと全日本で平選手が走ってたりとかそりゃもう大盛り上がりでした。125ccクラスなんて決勝出られるだけですごい・・みたいなねw そういえば車でもストックカーの逆周りとかやってたっけ。

そんな筑波サーキットですが年々設備の老朽化や設計の古さが路程してきていて噂はあったんですよね。
遂に来年の全日本ロードレース選手権が開催されないって事が決定したみたいです。
まぁ救急車の通路確保とかね、全日本格のサーキットとしては疑問な部分も多くありましたから仕方無いのかもしれません。
しかし寂しいっすよねぇ。
まぁ全日本が無くなるだけで他のレースはやりますし、みんなで盛り上げていきたいですね。

来月はツーリストトロフィー開催ですから、興味ある人は是非。
毎戦出店でお邪魔しているJNCCシリーズ戦。
今月末の8月31日-9月1日に開催されるのがサマーブレイク明けの山形県月山。
レースタイトルも「スプラッシュ月山」と言うくらいで川の中を走るJNCC唯一の水中戦です。
これは昨年の月山、COMPクラスの最大難所の写真。
去年はとにかく雨不足で水量も少なく水没の危険性こそありませんでしたが、その分流れが無い部分にコケが生えてしまい、そこそこ難易度の高いコースになってしまっておりました。
でも・・・やっぱ水没はコワイですから水が無いなら無い方が良いとは思いますけどね。
で、ご存じのように現在東北地方は雨が降り続いてまして、どうやら水量はMAXに近いとの事。
そうなると水没対策が必要になってきます。
ダートバイクでの水没対策の要点は、とにかくガボっと水をエアクリBOXに入れない事。そしてキャブやブローバイのホースを下に垂らしたままにしない事。
単気筒が主流のダートバイク。2ストも4ストもとにかくエンジンさえ止めなきゃ多少水吸ってもなんとかなります。
2ストはね、最悪完全水没させてもバイクひっくり返して水抜けばなんとかなるのですが、4ストはプラグをハズしたりするのも大変だし、逆さまにするとオイル回っちゃうしで大変です。なので4ストはウォーターハンマーを恐れずに水没加減になったら全開で回避。多少水吸っても回っていればなんとかなります(もちろんゴボボって吸ったらアウトなのでおとなしくエンジン止めましょう)
そんなわけで水没危機のある月山はとにかく事前整備が重要。
これは一昨年の月山出場前に対策しているところの画像。
キャブ車だったのでキャブのベントホースとかブローバイホースを全てエアクリBOX内に納めてます。
これちゃんと理由があって、エンジン熱で熱くなっている所で冷たい水中でエンジン止めてしまうと、各ホースが水を吸い込んでしまうんですね。ダートバイクのホース類はリンクの下あたりに垂らしてあるので、水深が浅い所でも知らないうちに水吸っちゃう事があります。
ですのでとにかくホース類は高い位置に避難。
そしてサイドカバー等のエアー吸い込み口もガッツリと完全密閉しちゃいましょう。
そして気になるエアクリBOX下側(水抜き穴)にもガムテープ貼って密閉。しかし完全に密閉すると今度は入った水が抜けなくなるので、カッター等で2つか3つくらいスジのように切れ込みを入れてあげればOK。
あと意外と水が入るのがシートの前側から。なのでレース直前にガムテープ等でエアクリBOX付近までをシートに目張りしてあげてください。
上記の作業っていざやると面倒なんですけど、走り始めてしまうともう何も出来ませんから、とにかく事前にチェックですね。
月山は夏の終わりのレースとしてはホントに最高なロケーションなのでバイク壊したりしないように気をつけましょう。
芝生のパドックでのBBQは最高っすよ。
ウチは工具の専門店なので工具はもちろん、工具のカタログもかなりいろいろあります。
近年はあまり部数を刷るところが無いので、業務用として当店に1冊しかないなんてのも含めればそりゃもうかなりの数になります。
で、そんなカタログ。
特に何かの専門メーカーとかを見ると似たような工具ながら種類がいっぱいある物ってあるんですよね。
欧州や欧米でとくに専門的に分類されるのがにぎり物系の工具。
ラジペンとかニッパとかね。
いったい何を基準に使い分ければいいんだろう?と思えるほど種類があったりします。
この辺の事に関しては諸説あるんですが、個人的にはこういう説とか楽しくて好きです(ソース無し、うわさ話程度に思ってください)
細かな作業用として使う事が多くなるにぎり物系工具は手が不器用な人の為にかなり細分化されて海外では専用品が多く存在するようになった、日本では作業者が器用な人が多く専用品をあまり必要としなかった為、工具の細分化がされずに握り物を使い分ける風習があまり無い。
ってやつ。これ初めて聞いた時妙に納得しちゃったんですよね。まぁ余談ですけどね。
ま、あまり細か過ぎるほど細分化されても困りますが、やはり作業に合った物を使うのは気分がいいもんです。
で、今日の本題であるキワ切り出来るニッパの話。
主に車両整備目的だとタイラップ切断時に欲しい工具だと思います。で、それ用に一番売れているのがこれ。

・KNIPEX エレクトロニッパ フラッシュカット
ギリギリの所でカット出来る刃形状もさることながら、本体もかなり小さくコンソール裏とかの奥まった箇所でも楽に使用出来る優れものです。
このブログでも何回か説明した事あるのですでにお使いの方も多いと思います。

こんな感じでタイラップをパチンと。

切断面が飛び出さないように綺麗にカット出来ます。業種によっては事故防止の為にギリギリでカットしないとダメって規則があるところまでありますので、こうやって綺麗に切断出来るのは嬉しいですよね。
で、さらに。このフラッシュカットには便利機能の付いたもう1本が存在します。

これ。
ワイヤークランプと言う機構なんですけど、切り取った部分をパチンっと飛ばさずにホールドしてくれるんです。
これが実際使ってみるとかなり便利。
価格が少し高くなるのでこれがなんなのか分からないとなかなか購入にまで至らないと思いますが、説明出来る店舗では結構な人気工具です。
こんな隠れた逸品もありますので是非一度お試しくださいませ。