暑い日が続きますね、だけどこの灼熱の日々もたかだか1～2ヶ月で終わっちゃうんですから今を楽しまないってのは損な気もします。

整備的には車両に厳しい時期でもありまして、油脂類はもちろん冷却やエアコンそして普段なら考えられないような所が壊れたりして油断出来ない時期でもありますね。こういった時期こそ普段からのメンテが効いてくると思います。

まぁこれだけ暑いと人間も厳しいんですけどね。ネコのレンチ君もとにかく涼しい所を探してウロウロ。

店舗廻りのパトロール後はエアコンの効いている店内から漏れ出ている冷気につられてきます（笑）人間も動物もこの暑さにやられ気味ですね。

で、そんな灼熱の中先日お伝えした通り昨日はモトクロスの12時間耐久レースに出てきました。

川越のオフロードビレッジで本コースを改修延長したロングコースで開催された12時間耐久EDレース。夏の恒例行事となっているお祭りレースです。

普段から水曜日休みな人達で一緒にモトクロスしている人で組んだチームで出場。当初は6人編成の予定だったのですが4人で走る事になりいろいろ不安がありました。

ヤマハ・カワサキ・ヤマハ・カワサキの並び。

いろいろ過酷なレースなのですが、まずは朝イチから過酷。12時間耐久って事はライトの付いてないコン ペマシンでは明るい時間帯じゃ無いとマズイわけでしてそうなるとスタートは早朝7時。その前にはミーティングやったり車検やったりもあるので現地集合が5 時（！）ウチからオフビまで1時間なので起床は3時・・・。

前日はいろいろ準備とかもあり寝たのが1時頃でしたので2時間も眠れてません・・・。

まぁそれでも始まってしまえば高めのテンションでイケイケでございます。

急造コースなのでバンクの無いコーナーが多く、これが後半の疲れと共にきつくなってきます。

で、とりあえず4人が二回りして暑さと疲れで少しまいってきた時になにげなーく時計を見るとまだ午前10時。うわぁまだ折り返しにも来てないのか・・・とテンションダウン（笑）

この頃には場内放送で熱中症対策を呼びかけるアナウンスがヘビーローテンションで流れておりました。ウチのチームもドリンクを山ほど用意したり氷を山盛り一杯持って行ったりと準備は万端。岩塩やアミノ酸とかも過剰なくらい摂取してとにかく人間の放熱を考えました。

それでもお昼の12時くらいには遂に気温は38度へ・・・。こうなると走行後の体内の熱気が抜けません、汗もうまく出なくなってくるんですよね。

で、ついに秘密兵器投入。

ザバーン。

もうウエアとか脱いでいる暇も無い勢いで子供プールにドボン。この写真が当日の厳しさの全てを表していると思います（笑）

しかし不思議なもんで集中して走っている時ってあまり「キツイ」とか思わないんですよね。だから少し無理して走っちゃうんですけど、帰って来たときに自分の身体の変調に気がつくんですね。やっぱ熱中症ってコワイです。

この時点で10位くらいを走行していたのですが全員で「無事に怪我無く帰ろう」って事になり、ペースダウンしながらとにかく12時間のゴールを目指しました。

ちなみにこの日、私に起こったことで一番きつかったのが走行中に両足が一緒にツってしまった事。ましてブーツを履いているのでうまく伸ばしたりも出来ずに「イデェエエエエ」って叫びながら走ってました。いやまじで死ぬかと思いました（笑）

空の色が若干あかね色にかわってきた夕方の6時。当日の気温が35度を超えたって事で主催者がライダー保護の理由から1時間短縮ゴールを通知。

で、みんなが待ちに待った「ラスト1ラップ」のＬ1ボードが出ました！

最後は当日一番周回数を稼いでくれた若手ホープの武藤君にアンカーをまかせ、みんなはゴール地点で並んで待ちました。

で、無事にゴール。全員満身創痍でしたがなんとか大きな怪我も無く無事にゴール出来ました。

走行終了後は表彰やったり景品ジャンケンしたりとお祭りモード全開。

表彰式が終わる頃のタイミングでコースの隣で花火大会が始まり、ついでに我がチームのＢＢＱも始まって宴は最高潮。

モトクロス関係者しかいないので、特等席のひろい敷地でのんびり花火鑑賞。

おつかれっしたー！と乾杯しての一杯のビールのうまいことうまいこと。

心配してくれた方、当日差し入れくれた方、応援してくれた方みなさんありがとうございました。