1%未満の死闘 Erzberg Rodeo XIX

まさに激動の週末でしたね。

通常業務も忙しい中土曜日のRBXFの興奮もさめやらぬまま、日曜日に突入。日曜早朝は来週末に備えたJNCC前半戦の山場である爺が岳のための身内練習会に顔を出し、そのまま店に帰った即仕事。仕事をやりながら店先で始まった整備大会を見つめつつチーム内でのMTGをこなして気がつけば夕方。

慌てて店を閉めて気の合う仲間でレッドブルヘアスクランブル・エルツベルグロデオのインターネット生中継を見ました。

いやーすごかった。

ホントに凄かった。

とりあえずうまく説明出来ないのでこれ見てください。

 

スタートシーンはどこのモーターボートレースだよ?ってな感じ。実際、田中太一選手もここで水没をくらい大きく後退してしまいました。

時間内完走者は1800台の予選から始まってたったの14台。

そう完走率は0.7%

宇宙一キツイモータースポーツと言われる大会の面目躍如ですね。

 

リザルトは私たちから見れば大満足の7位完走なんですが・・・本人は全く満足してない様子ですね。まぁ表彰台狙いだったわけですからね。

ちなみに6位にはトライアルの世界チャンピオンであるドギーランプキン、後ろの8位には世界エンデューロ選手権の世界チャンピオンのイヴァン・セルバンテス。この大会のすごさが分かるリザルトですね。ここにねじ込んだ田中太一選手はホントにすごいんですよ。

お友達の水上タイスケ君は予選失敗が響いて8列目スタート。スタート直後の混乱に巻き込まれて右目をちょっとやばい感じで負傷してしまいリタイヤとなってしまいました。これ本人も悔しいでしょうね、今週末に会う予定があるのでねぎらっておきます、はい。(経過は順調で体は問題なさそうです)

下にはライブで放映された全動画を貼っておきます。4時間超の動画なので見るの厳しいって人は3時間11分45秒だけでも見てみてください。タイチ君が日本のファンのために世界放送でコメントくれてます。

 

 

X-Fighters Osaka 2013

TAKA東野おめでとう!

パジェス超良いヤツ!

エイゴ見てるかな、すげー盛り上がったよ。

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感無量。

JNCC第3戦ワイルドボア鈴蘭

行ってきました、岐阜県の鈴蘭高原。

JNCC第3戦、そろそろポイントとか意識し始める重要な1戦です。開幕2連戦はすべて関西以西で開催されるために関東以北のエントリーが増えるのもこの鈴蘭からですね。

年間で追いかけていないライダーは次戦の爺が岳からって人が多かったのですが、昨年までの鈴蘭の高評価があり今戦は500台以上のエントリーを集めました。ちょうど中部地区と言う場所なためか関西や関東・東北のような多地域のエントリーが多かったのもおもしろかったですね。

さて、鈴蘭。

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この会場は年イチのレースの為だけに整備される特設レース会場です。会場からは乗鞍岳とか見えて最高なロケーションでして、コース設定もあまりハードな難所の設定が無く、腕試し的な参戦でも手頃なレースと言う前評判でした(実際昨年まではそんな感じだった)

しかし。

レース会場として3年目の鈴蘭がちょっとだけ本気出し始めましたね。

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・次戦爺が岳の名物「ガレクライム」以上の難易度となったガレ登り。

レースをやって地面掘って・・・・それが一年雪や風雨にさらされて・・・とか繰り返していたら。このように土の下に眠っていた石や岩がごろごろと姿を現しました。もともと石が多くバンピーな路面ではあったのですが、今年は本領発揮といったところですかね。

ってなわけで前日の下見の状態ではAAライダーでも「かなりの高難度コース」と言うくらいやばいコースに変貌。気持ちの良いレースを期待してきたライダーはこの惨状に唖然としてましたね。

そんなコースに悲喜こもごものエントラントでしたが、前日の土曜日から大盛況の賑わいをみせました。

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エイビットもいつものJバザーに混ぜてもらいまして店を構えさせて頂きました。買い物してくれた方や声かけしてくれた方々、ありがとうございました。

心配した天気も超晴れ男の私の神通力で問題無し。

翌日レース開始前にはこんな最高な雰囲気になりました。

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半袖でも問題無いくらいの気候でスタートしたレース当日。今年からはトライ&キッズクラスが朝イチからスタートしますので、開会式とかも無く流れスタート。

レースが始まってしまえばお店は暇になるので楽しくみんなとおしゃべり。

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レース前に挨拶に来てくれたのは来月2日にエルツベルグロデオに参加する水上タイスケ君。「チョーヨユウッスヨー」といつもの調子で安心しました(笑)

 

そしていよいよウチのチーム員も参加する午前のFUNクラスがスタート。さっきも書いたコース難易度はFUNクラスでも同じでして、初級から上級まで参加者の幅が広い分、FUNクラスの方が難儀した人が多かったんじゃないでしょうか。

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我らがハッシーは相変わらず好スタート!スタート直後から4位くらいをキープして一周目は10位以内で戻ってきました。(クラスだけでも100台近くいますからすごい事なんですよ)

路面は最近まとまった雨が降らなかったせいで超ドライ。ダートバイクレースだと超ドライはまた別の難しさがありまして、とにかく砂塵がすごすぎて前が見えなくなってしまうんですね。(最後の動画でそのすごさを確認してみてください)

ハッシーは途中で別のライダーと接触転倒、その時にカラんだ人がちょっと動けない感じで負傷してしまったらしく、走るのを中断してマーシャルが来るまでその場で待機していたらしいです。その周で40位ほど順位を落としてしまい結果は残念になってしまいましたが、人助けしてて順位を気にしないハッシーはさすがだと思いました。

 

そして午後の全日本クラスCOMP-GPがスタート。

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トップ2の鈴木健二と渡辺学のふたりがYZ125で参加すると言うので注目があがった大会となりました。

コースはさっき書いた通りかなりの高難易度でしたが、目立った渋滞も無くすごく良いレース運営だったと思います。

ドラマはラストラップ。

あまりに興奮してて写真も何も無いのですが1位を走る鈴木健二選手に2位の出口ハヤト選手が猛追。

出口選手とはそう、先日一緒に練習したと言うあのデグハヤ。

コース終盤のウッズエリアから飛び出してきたのはテールトゥノーズの2台。

そのままギャラリーコーナーまでにはサイドバイサイドになり、3時間と言う長丁場なレースなのに二人の差はわずかに0.5秒とかそんな感じ。

ゴールまで残りコーナー5個くらいって所のタイトターンでデグハヤが鼻先ねじ込んで一瞬前に出たんだけど、谷地のラインで頭押さえられて万事休す。

会場からはデグチコールで大盛り上がりだっただけに勝たせてあげたかったなぁ・・・、ホントに残念でした。

 

そんな感じで盛り上がった鈴蘭大会。来年はもっとすごい一面を見せてくれそうで楽しみです。

次戦は20日後に前半戦の山場である爺が岳大会です。見学だけでもおもしろいですからみなさんも是非!

 

今週末はJNCC鈴蘭

JNCCも西の開幕2連戦が終わりまして、いよいよ東日本在住のライダーのみなさんも参加しやすい大会が始まります。

今週末は岐阜県の鈴蘭高原での第3戦。

鈴蘭高原って・・? って思う人もいると思いますが、大体ざっくり言うと飛騨高山のあたりです。

この鈴蘭は景色も最高だし、本レース限定の特設会場なので普段走る事の出来ないホントにプレミアなレース会場です。

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去年はレース当日にばっちり天候にも恵まれすばらしい大会になりましたが、今年はなんかイヤンな雨予報。しかし超絶晴れ男の私が行きますので実はあんまり心配してません。(まー降らないと思ってます)

そしてこの会場には地元の親父やおばちゃん達の名産品飲食コーナーも充実。

かなり奥まった所の開催なので30分圏内にコンビニすらありませんから、地元の名産目当てでくるのも楽しいかもしれませんね。(去年は飛騨牛とかうまかったなぁ)

 

で、肝心のレースですがコース図が発表になってますね。

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>>詳しくはJNCCのHPで確認してください。

去年と大体同じ感じなのですが、細かい所が変わってますね。ターマック使わなかったり、ガレ場が追加なのかな。まぁコースレイアウターが今年から石井御大に変わりましたのでガレが多いのは納得かなww

今年初参戦な人で道が分からないって人はとにかく、松本ICを目指してそこから安房トンネルを通って高山市を経由、そこから鈴蘭を目指すってルートが無難です。トランポで野麦峠とかやめておいた方がいいですよ。

週末が楽しみになってきました。

6月! 1発目そして2発目

昨日一昨日はJNCC前半戦の山場である第4戦ジョニエルGのエントリー日でした。

現在まだCOMPクラスのエントリーは可能みたいですがFUNクラスはすでに締め切られていて、その人気の高さがよく分かりますね。

ウチのチーム員も無事に全員エントリー出来たようなので、夏前のひとつの締めとして盛り上がりたいと思います。

ちなみにJNCCの爺が岳は6月9日の開催。前日から試乗会とか実際のコースの下見会とかいろいろありますから、レースに参加されない人も是非会場までお越しくださいませ。

 

で、そんな盛り上がり気配の6月。

実はそのJNCC前週にはすごいレースがふたつ。

ひとつめはこのブログでも大騒ぎしたレッドブルのX-Fighters大阪城大会。これが6月1日(土)の夜に開催。

Eigoは本当に残念でしたが彼もこの大会の成功を祈っていたと思うので、みんなで盛り上げたいですね。日本人ではDAICEが出場決定。心中複雑だとは思いますががんばって欲しいです。

行くって人も多く聞いてますので、これは盛り上がるしかなさそうです。ヘタしたら日本で開催される最初で最後になる可能性もあるわけで、運良くチケットゲット出来た人は大騒ぎしましょうね。

 

そして。

その翌日。ついに本家本元エルツベルグロデオが開催。

すでにランカーとして認知度の高い田中太一はもちろん、今年は九州のいたずら坊主、水上タイスケ選手も参戦!

タイスケ君はSUGOの走行でも先導してくれたりレースの前夜祭でも楽しく呑んだ事ある仲なので応援にもちからが入ります。

こちらは昨年同様WEBでの生中継があるとの事ですので仲間と一緒に盛り上がる予定です。

 

いやー全部楽しみですわ。