エクステンションバーの亜種

私に基本的なハンドツールの相談をした事ある人なら分かると思いますが「ここは盲点ですが重要ですよ」と私が力説する事が多いのがエクステンションバーの揃え方。

ひと揃いの工具セットとか買った人に多いのですがエクステンションバーを2本くらい持って満足しちゃってる場合があります。
ラチェット関係の工具ではいかに人間が楽な体制で作業出来るのかと言うのが結果として確実な作業に結びつきますので、重要なオプションであるエクステンションは1本でも多い方が良いんですね。

で、そんな感じでキッチリと揃えてみれば便利なエクステンションですが・・・。
いろいろ作業していると「ここでこんな風に・・」とかもっと要望も出てきますよね。

そんな人に次の候補でお薦めなのがこれ。

Ko-ken_swEX1XX1

Ko-ken フレキシブルエクステンション

そう、一度は誰もが考える「あーエクステンションがグニャって曲がってくれれば楽なのに」を実現したツールです。
もちろん本気でグニャグニャ曲がるわけじゃ無く、実際はこんなもんですけどね。

Ko-ken_swEX1XX2

しかし、これだけ曲がってくれれば今まで部品を外さないと出来なかったあの箇所とかに一発でアクセス出来ちゃったりします。

デメリットももちろんあって大トルクはNGですので本締めとかは厳しいのですが、あくまでも「手の延長」と考えればかなり便利に使えるエクステンションだと思います。

Ko-ken_swEX1XX3

後端部には差し込み角があるのですが、手元にこんな風にローレットも切ってあるのでどちらかと言うとドライバーのように使うイメージですかね。

思い当たる箇所があるユーザーにはお勧めのエクステンションだと思いますよ。