ネジを緩めて締めて…の車両整備の場合、あまり関係ないと思われがちな加工工具関係。
たとえばドリルとかタガネとかね、そういうのは使わないですねーなんて人も結構いるんです。
でもでも。
車でもバイクでもちょっとした小加工とかもあるので、このブログではドリルとかサンダーとか、電動の加工工具の推奨をいつもしております。
で、そんなちょっとした加工というか作り物の中でもステーの新規作成って意外と多くて、その辺の処理とキチンとしてあげると出来上がりのクオリティがグッと上がるんです。
そんなわけで今回はそんな作業で持ってると便利な『鉄板を折り曲げたり、折り曲げてBOX作ったり出来る工具』の紹介。
もともとは電子工作用といいますか、スイッチングBOXとかそういうモノを作るための治具なんですけど、様々な形状に対応した折り曲げが出来るという意味ではかなり重宝する工具だと思います。
上の図に番号降ってありますが、そこにすでに90度に曲げた板を逃して曲げる事が出来るので製作者の考えひとつで複雑な形状の折り曲げも可能です。
上記の番号に対応した横幅の表です。
この溝のおかげで様々な横幅のBOX形状を作る事が出来ます。
まぁここで解説するだけだと限界がありますので、詳しくは動画を見てみてください。
ちなみにすでに車載状態でのちょっとした折り曲げ加工や修正加工の場合。
こんな工具も活躍します。
すでにかなり有名な工具でウォーターポンププライヤーの形状をしているのに実はモンキーレンチという人気工具のプライヤーレンチです。
この工具は倍力機構がガッツリくわえ込んで、なおかつ掴み部分にはヤスリ目がなく平面なお陰で鉄板の折り曲げにもかなり便利です。
こんな風にちょっと曲がってしまった…とか、ちょっと曲げたい…とかね。
そんな時に活躍します。
もちろん車載状態でなくてもいいわけですからね、こういった加工用として考えてもおすすめの工具ですよ。