KNIPEX プライヤーレンチ

私がプライベートで遊んでいるのがダートバイクだってのはここを見ている人なら知っていると思いますが。

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この手のオフロードバイクと言ってもいろいろありまして。モトクロスとか林道ツーリングとかね、興味無い人には同じに見えると思いますけど、実はちょっとだけ違うんですね。(まぁ同じっちゃー同じだとも思うけどw)

ちなみに私がやっているのがいわゆるエンデューロ。 エンデューロと言っても実は細かく別れていt・・・・もういいかw

で、そんなエンデューロなオフロード競技の場合、コースがかなりの難コースな事ってあるんですよ。雨振って路面がグッチャグチャだったり、人が歩いて登れないような急な坂を登ったり降りたりとかね。
あ、あと岩と石・・・業界用語ではガレ場と言うのですが、そんなところでバイクを倒すといろんな所が壊れる可能性あるわけです。

 

そんなわけで長時間走る事の多いエンデューロでは人によって工具をキチっと揃えて走る人もいます。(何も持ってない人もいます) でもね、やはり競技中なわけだから出来るだけ少なく・コンパクトなモノが望ましいんです。

で、私はエンデューロもやってて工具の販売もしてるのでそういう相談を良く受けます。車載の工具って人によって考え方が違うので「これ買っておけば間違いない」ってのはなかなか無いのですが、それでもひとつだけ超絶お薦めしてる工具があります。

それがこれ。

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KNIPEX プライヤーレンチ

これの180サイズ。(ダートバイクでお薦めが180mmなだけで、他の用途ならサイズは変わってきますよ)

ちなみに180サイズの諸元では「8603-180 全長180mm 最大開口幅35mm」となっております。注目は最大開口幅が35mmあると言う事。
ダートバイクはモトクロッサーも含めて一番大きいアクスルナットで32mmがMAXです。つまりこれ1本でアクスルを緩める事が出来るわけです。

「えー・・・パンクしたらなんとかピットまで戻るからいらないよ」と言う人もいますが、何が起きるか分からない事に対処するのが車載工具と言う物。
たとえばチェーンが大げさに外れてしまったとか、いろんな原因が考えられるわけです、はい。

 

そしてこの工具。さらにいうと20.8mmの2ストのプラグレンチとしても使えます(これで2ストの人は工具をひとつ少なく出来ますね)
さらにさらに、このプライヤーレンチは「握った力の4~10倍の力が先端に掛かる」よう出来てます。例えば中破してしまって、どこかをグイっと戻したい時とかもこのプライヤーレンチを使えばアッサリ戻せる場合があります。
事実この工具は自動車鈑金工場さんとかでも人気でして用途はまさに曲がった鉄板直しなんですよ。

ってなわけで出先でなんとかしちゃう系の工具としてはかなりレベルの高いオススメ品です。

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先日発売のfrm(フリーライドマガジン)でもご紹介頂きました(ちょいステマ)

※やっと商品の登録が進んできまして本製品も購入出来るようになりました。雑誌発売直後に買えなくなってましたから、気になっていた人はどうぞよろしくお願いします。