ドライバーのお供

現在いろいろ販売されている工具ですが、まぁぶっちゃけある一定以上の工具メーカーの物を買っておけばハズレって事はほとんどありません。

特にソケットやレンチ系のボルトナットを回す工具は面接触が広く取り入れられるようになってからは工具のせいで・・・とか少なくなりましたよね。
しかし、昔からいろんなアイデアがあるわりにはなかなか克服出来ない問題としてあるのがプラスドライバーのアンチカムアウト性能。

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ほらプラスドライバーって先が尖った形してるので「押すちから」を入れずに回すと上にずり上がってきますよね。このずり上がりがプラスネジを舐めてしまう原因のカムウアウトです。

で、さっきも書いた通り各メーカーが必至にいろんな策を練ってカムアウトを防止しようとしているのですが、決定打ってのはいまだに無いのが実情。(ACRとかダイアモンド加工とかありますが、あれも恒久的では無いのでプロの現場では敬遠されがちですね)

となると。やはり出来る事と言えばバカみたいに精度を上げてギリギリの公差で製品を仕上げる事になってきます。
しかしそういったドライバーとなるとやはりそこそこ良いメーカーが真面目に作ってまして、そういった物を選択する人が増えてくるのですが・・・。

が。

そういう少しお高いドライバーってのは工具鋼の粘りが無くなったりするのを嫌って磁化されてないんですね。(もちろん他にも理由がありますが)

で、今日の話はここからが本題。

 

やっぱり、ドライバーがマグネットになってるのって便利なんですよ。
いや、もちろん磁化されているドライバーを嫌う現場もあるのは分かるのですが、普通の作業ならドライバーの先がマグネットになってるのって便利ですよね。

で、そんなマグネットになってないドライバーを磁化してくれるの便利な道具がコレ。

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PB マグネタイザー

写真のようにドライバーの先端をシャコシャコとこすりつけてあげると・・・。

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このようにマグネット化されます。マグネットになったドライバーを戻したいなら「-(マイナス)」の表記の所にこすってあげれば脱磁されます。

ほんとにちょっとした物なんですけど、これ1個持ってるとすっごく便利ですよ