世界大会

先日の全日本MX選手権後に発表されたモトクロスのワールドカップであるネイションズの日本代表。

昨年の日本チャンピオンである熱田と現在IA2で首位の三原は昨年と同じメンバー。そしてOPENクラスに出場は我らがアライちゃん。

経済的な事やメーカーのチカラを考えると妥当な選択だと思いますね。とにく期待は三原君かなぁ。昨年も出てて雰囲気も分かっているハズだし昨年の雪辱を晴らして貰いたいと思います。

各国のメンバーリストはこちら(PDF注意)

各国のメンバーも面白いっすねぇ、カイローリやリードそしてダンジーとピロボードっすか。ああ見たいなぁ・・・、今年はオランダ大会なのでアメリカ大会よりも行くのは難しそうですけどね。

まぁ我らが代表を精一杯応援したいと思います。

 

そして動画は先日私が参加したSUGOでのフリーライドパーティーの様子。私もチラチラ映るんですが分からないですよねww

タイヤチョイス

いよいよ今月末に迫った山形県の月山で開催されるJNCCラウンド5スプラッシュ月山。(8/28)

とにかく東日本開催でのJNCCにはブース出店しようと意気込んでおりまして、今回もこれに出店いたします。

ただし。

今回はちと事情が違う。それは・・・・今回は出走でもエントリーしちゃった件。

月山と言えば以前からVEGA月山として定番のエンデューロでしたが、JNCCに組み込まれたのは昨年から。で、見てみたら・・・おもしろそうなんですわ。

で基本は上の写真通り川渡りのあるダイナミックなコースでして、こんなロケーションで走れるなんてなかなか出来ない事ですから、もう勢いだけで申し込んでしまったんですね。

その後月山経験者から聞いた話を総合すると。

・高低差はほとんどなく川以外はフラットダートのハイスピードコース。
・川を渡るコースと言うよりも川の中を走るコース。
・川渡りはタイヤチョイスも何も無いので平地での硬い路面対策でハードタイヤ。

との事。なるほどタイヤはマディ対策よりも硬い路面対策が重要と。硬い土の下は岩とかあるらしくハードタイヤがいいんじゃないかと言う事です。

・・・・ってあれ。二個目なに?「川を渡るコースと言うよりも川の中を走るコース」???え、マジで。

川の中を走るの??(笑)

これは・・・タイヤとかどうでも良いから水没対策やらにゃ。

2ストのオフバイクはね、比較的簡単なんですよ。水没しても逆さまにしてプラグ外せばなんとかなるから。4ストってどうすればいいの??ウォーターハンマーとかコワイんですけど。

ちょっとこの件はちゃんと調べて対策していきたいと思います。

 

とりあえず先日のお休みはSUGOでぶっ壊した操作系の修理。

 

スロットルチューブとかグリップとか、クラッチワイヤーとか結構ボロボロになってしまっていて、この辺を全部修理。

 

また月山が砂利が多いコースと言う事もきいたので、約1年ぶりにハンドガードも装着。基本的に手元が煩雑になるのが嫌いで普段は付けないのですが、小石直撃とか痛いので万全を期します。

あーこういうレースに向けての整備とかモデファイとか楽しいんですよねぇ。

そして今週末は久しぶりに店にちゃんといるので目一杯仕事しまーす。みなさんのご来店をお待ちしております(ぺこり)

トレイル

昨日の続き。

初日は試乗会がメインだったフリーライドパーティー。最後の最後で連れて行かれた初山走りでへこんでいたわけですが、なんたってメインディッシュは2日目の午前午後の2回の山走り。どうしたって嫌な汗が出てきます。

聞いていた話はこうだった「楽しいトレイルをみんなで走ろう」。トレイルってのはつまり非舗装路だけどそこそこ整地のされた獣道以上登山道以下みたいなイメージ。

ふ~ん・・・なんかめっちゃ楽しそうじゃん。

と、みんな考えるよね(笑)まぁ走り慣れてきたらそんな感じだったんだけど、最初はホントに怖かったんですよ。

前夜祭のBBQの時に他の人にヒルクライムやダウンヒルのコツを教えて貰って少し納得。ずっとやってきたモトクロ練の中に「リアブレーキを一切使わない」と言う練習があって、それで癖ついていた私は決定的にリアブレーキがヘタ。

でもでも、ダウンヒルみたいに転がり落っこちるくらいの斜度では、何が無くてもリアブレーキが重要。ここが重点ポイントだね。

後はなんてー事なく普段通りに走れれば多分問題無いんだけど、迫り来る木とか谷とか景色が普段と違うので、いつも通りの事が出来ない・・・。

で、んなことをウジウジ考えていたら午前の山走りスタート!

とりあえず初級に近いクラスにしてもらって、昨日登れなかった最初のヒルクライムに挑戦。危ないからと、ひとりづつチャレンジしていて私の番。

とーりゃー!

って行ったら・・・・・あっけなく登れたwww

なんだこれ?昨日こんなので悩んでたの?おれ。大坂登ったらもっとすごい大坂あってまた緊張したけど、今度も颯爽と登頂。

あっれー?普通に登れすぎる・・・なにが違うんだ?

まず、昨日は試乗会で人様のバイク、今日は慣れ親しんだバッタ号。この差は結構デカイ。

何がデカイってバイクへの信頼感もそうだけど理解度。どんなにとっちらかっても、今自分がどこに乗っててアクセル開度はこれくらいで・・とかやっぱ分かるんやね。

で、こりゃーおもしれー!と調子にのってたらやってきました。激下り、ダウンヒル。

昨日の失敗のひとつが「リアブレーキしか意識してなかった事」。実はリアブレーキとの連動してのフロントブレーキも重要。それを少しだけ覚えての挑戦。

身体はガチガチでおそるおそる降りたら・・・普通に降りられたーヽ(´□`。)ノ・

うおっし!イケル。オレイケル。

で、神様は見てるんやね。調子に乗ったおれを(笑)

1時間チョイ走って午前の部の折り返し、とんでもない大坂が現れてそこを登ってみろと。今までの坂とわけが違う超の付く大坂。これを颯爽とインストラクターとしてついてくれたライダーが登っていくわけですよ。

で、でね。それ見てなんかイメージ沸いたんですよね。「あ、いけそう」と。

で、チャレンジ。

途中でマクれてひっくり返りそうになりながらも、半クラつかって華麗に回避。そのままズズズズーっと登っていって・・・・イケターヽ(´□`。)ノ・

おれ最強。ヤマナンテ カンタン とかね(笑)

で、登ったら降りるんですよ、物理的にね。

これもなんかイメージあったんですよね。お、いけそうって思いつつダウンヒル直前の崖の上(ホント坂じゃなくて崖なんすよ、途中人間が立ってられないんっすから)。

なんとなーく後ろを付いてくる人を気遣う余裕の出てきた私。

ひょいって後ろ振り返ったんですね(笑)

その瞬間ズリって手応えがあって崖の突端からフロントタイヤが滑り落ちる。

「あ!」って・・・。

その瞬間上の方から悲鳴に近い「あーー!」とかも聞こえて(笑)

私は20メートル近い崖から転がり落ちました。途中で体勢を整えようとか頑張ったのですが、全然ダメで滑りおちていく私。なんとか途中くらいで木に引っ掛かって止まったのですがもう放心状態。

インストラクターの人の「だ、大丈夫?」の声に「ハハハ平気っす」と答えるも心ここにあらず(笑)

で、体験自体も怖かったんですがそこから脱出するのにも体力をつかってしまい午前の走行はそこでほぼ終了。

やっと楽しくなってきたと思ったのに、また振り出しかよ・・と。

で、ここまで書きましたが心折れずに午後にも参加。結論からするとやっぱり楽しかったです、あまり難しい事考えないようにしたのもヨカッタみたい。ここまで写真無いのでイメージ沸かなかったと思いますが・・・。

こんな森の中を進むんです。そりゃーもう楽しいんですよ。

なんか言っている事違うだろ、とか思われそうですが、午後の走行でも登れなかったり崖から落ちたりしましたが、なんか爆笑してました。もうねゲッラゲラ。

でね、午後の部の最後の休憩。見晴らしの良い所で小休止したときにはじめて眼下に望む深緑の山を見ました。(それまでは余裕が無かった)

この時「仙台まで来てヨカッタなー、参加してヨカッタなー」と本心で思いました。

杜の都・仙台、ここは震災なんかにゃ負けないパワー秘めた素晴らしい場所でしたよ。

 

 

A.C.T.S ビンテージMX

春のあの日。ドドーンっと日本が震えた日ね。

あの翌週に開催される予定だったACTSのビンテージモトクロス。昨年見学に行き出店のお誘いを頂きまして、新しい世界ってかモトクロスの中でももうちょっと大人味な文化にふれてみたいと思いワクワクしていました。

でも・・・地震&ガソリン不足であえなく中止。

理由だって大人味でイカしていて、回りのモータースポーツイベントが「自粛」と言う言葉を盾に全中止になる中、なんとか開催出来ないものか・・と最後の最後まで粘って頂きましたが、なんとしてもガソリンの入手が困難って事で中止になってしまいました。

で、確か出た告知がこんな感じだったと思います。

普段から家族に煙たがられるような趣味をお持ちのみなさんが、こんな時期に貴重なガソリンを費やしてまで参加されると、さらなる家庭内不和が起こる可能性があると判断して、今回のイベントは中止とさせて頂きます。

格好いいよね、自粛って言葉は一欠片もなかった。これを見て次回あったら何がなんでも参加するって思ってました。

今回は12時間耐久EDの翌日と言う事もあり、体力的にも準備等の問題もあり参加を見送れば?とかの意見もあったのですが、なんつーか3.11の私の中の一区切り。まして格好良さそうな親父達の遊び場を見たい気持ちでイッパイでした。

ウチのお客さんやお仲間も多数参加。

 

手前のKL250は今回急遽ノリで出てくれたS君、ナンバーと補記類外して格好良く仕上げて来てくれました。やっぱノリって重要っすよね。

 

ウチも肩の力を抜きながらも何かこっち方面のヒントを・・・と思いつつ出店。ただし残念だったのが天気。一瞬やんだりもするのですが、ほぼ一日中雨が降りっぱなし。工具出したり片付けたり大変でした・・。

 

そしてS君の人生初スプリントレースがいよいよスタート。なんかこの人、常にニコニコしててこっちまで楽しくなっちゃうんですけど(笑)

 

路面もグッチャグチャの泥んこ大会。多分あんなに綺麗なバイク・・・買えば100万円はするんじゃね?とかの旧車達を使い倒しての大人なレース。

磨き上げて楽しむのも良いけど、やっぱ目一杯乗ってあげるその姿勢は本当にみんな楽しそうでした。家族連れも多かったし子ども達も楽しんでいましたね。豪華な昼飯も参加者や関係者は全て無料。こまけーこたー言わねーよ!って雰囲気ムンムンw

エイビットの参加を知って何人かモトクロスさえも見た事無いお客さんが、訪ねてくれたりもしました。みんな興奮気味にすげーすげーを連発。カルチャーショックもあったと思いますが、普段の何気ない休日の片隅でこんな事をやっている人達がいる事にさらに驚いているようでした。

そういった人達が別にモトクロスじゃ無くても良いから、触発されてれたら嬉しいなぁ。

っとまぁ・・・2日間にわたる強行イベント参加が終了。どちらも朝早かったり準備が夜遅かったりして、この3日間での睡眠時間合計は6時間・・・・いや、今日はぐっすり寝ますよ、はい。

参加者や観戦&応援に来てくれた方々、本当にありがとうございました。

 

真夏の?12時間耐久エンデューロ

昨年も出場し夏のイベントの一区切りにした12時間耐久エンデューロに今年も参加してきました。

なんだろ・・・いつもよりも参加台数少なめ?ちょっと悲しい・・・けど、そんな事よりももっと悲しいのが川越に向かう朝の4時に雷ゴロゴロ、雨はザーザー・・・まじかいな。

 

で、4時半ごろに現地に着くとなんとか雨は上がりましたが・・・もしかしてこれ一番バットコンディションってヤツですかい。

雨のオフロードは嫌なのは間違いないのですが、雨がザーザー降っている中だと意外とスイスイ走れるんですよね。路面がグチャグチャってよりはピチャピチャになるので、タイヤが食ってくれるんです。しかし、今日みたいに大雨後に止んだ後とかはマズイ。

気温も上がり徐々に乾きはじめる路面。でも大雨のせいで保水はばっちりなので「半乾き」の状態になります。これ分かりやすく言うと陶器を作る時の粘土みたいな感じ。こうなると滑るのはもちろん、張り付いたり・・・真っ直ぐ走るのも困難になります。

それでもどこも条件は同じ。

頑張って走って走って、みんなで繋いで12時間を走りきりました。(途中の画像は撮ってませんので、後はもらえたらアップします)

そして今年も待望の「L1]ボートが(ラスト1ラップ)

 

私が所属するチームはたいした成績では無かったのですが(それでも120ラップほどしました)もう1チームの6時間耐久チームはなんとなんとの優勝!(おめでとう)

最後にみんなでにっこりポーズで本日は締め。

 

12時間をこの6名で走りきりました。朝の大雨はきつかったけど終わってみればそれもまた楽しい想い出になるでしょう。

 

で・・・これ書いた後にはすぐに明日の準備。川越のモトクロスビレッジで開催されるビンテージモトクロスに出店してきます。店舗の方は通常営業ですのでどちらもお待ちしております。

 

はー・・・疲れた。