退院して2ヶ月経過

早いもので退院してから2ヶ月が経ちました。
1ヶ月前にも同じ記事を書いているので自分への記録としてこれを書いておきたいと思います。

まず総合的な身体の調子はかなり良くなりました。
日常生活ではまず困ることがないレベルにまでなったと思います。

1ヶ月前はまだ良くなってきているとはいえ単純に痛い動作があったり、心因的な要素で「これをやったら痛くなってしまうのでは?」とかの心配もあったのですが、ここらへんがかなり改善されましたね。

来月のお盆の頃には術後の3ヶ月検診があり、そこで医師から完治の認定を受けたら個人的には今回の入院騒動は完結って事でいいかなーと思ってます。

そして退院後から本格的に始めたリハビリというか筋トレもまだ続いております。
いろんな人のアドバイスや意見を聞きながらやってきましたが、多分ですが間違ったやり方をやっている可能性もあるとは思うのです。
でも基本的には多少間違っているとしても「何もやらないよりはマシでしょ」の精神で続けております。

さすがに自宅筋トレも2ヶ月になってくると何かしらの指標というか目標が欲しくなり、最近導入したのがこちら。

リハビリ2ヶ月目

体組成計とスマートウォッチ(スマートバンド)です。
このふたつはフィットネスアプリで統合され連携しつつ身体の状態を表示してくれるので面白いですね。

毎朝やっている30分ほどの筋トレもワークアウトとして記録され、ゲーム感覚で積算されていくので何もない状態に比べたら筋トレも楽しくなりました。

まぁ筋トレと言っても身体を単純に鍛えるのではなく「バイクに楽しく乗れる身体」を作るのが目的ですのでなおさらやる気だけはありますしね。

リハビリ2ヶ月目

ってなわけで早ければ9月頃からバイク復帰出来そうな感じになってきました。

私にとっての日常を取り返すまであと少しの辛抱だと思って頑張ります。

長期欠品が少しだけ解消

数年間に渡るコロナ禍の中で工具業界でも様々な影響が出ております。
もちろんコロナのせいだけじゃなく、ウクライナだったりそれに付随した原油高とかもうごちゃ混ぜな状態で世界は大変な事になっておりますが、工具の販売店をやっていてもっとも影響があるのが。

価格の高騰と品不足

です。
価格に関してはある程度までは許容出来ると思っていたのですが、さすがに今年に入って2度目の価格改定を行うメーカーが増えてくると「そりゃ、さすがに…」と思わざると得ない状況になってきました。
それでもまだ在庫があるなら良いのですが。

とにかく品薄のバタフライ効果とでも言えばいいのか「え?なんでそんな商品が欠品なの?」と思うようなものまで納期未定とかになってしまい、会社間でのお取引だと見積もり後に納品といった形が多いので納品時に欠品なんて最悪のケースも増えつつあります。

そんな欠品が多い工具の中でもわりと深刻な欠品具合なのが

バイスグリップ

>>バイスグリップ等の総合ページ

バイスグリップ関連です。
下手すれば1年以上欠品のままになっているモデルもあり、メーカーの担当者に聞くと洒落にならない本数のバックオーダーを抱えてしまっているようで、ちょっとくらい入荷してきてもフリー在庫分なんてまだまだ先の話みたいでした。

しかしやっと。
今月の末くらいにかなりの種類の欠品が解消されるようでして、半年以上がら空きだったバイスグリップの棚も埋めることができそうな感じです。
(それでもバックオーダーを優先しますので、まだ未定ですが)

また同じ輸入元で取り扱いのこちら。

DeWALT TSTAK

>>DeWALTのT-STAKシリーズ工具箱

店舗でかなりの人気を博しているシステムツールボックスの「T-STAK」シリーズも7月末にドカンと再入荷の予定となっております。

DeWALT TSTAK

特に引き出しシリーズはすごい人気ですので在庫がある時に出来るだけ購入しちゃって欲しいと思います。

他の長期欠品商品もお盆頃を目安に再入荷の機運がありますので、現在欠品となっている商品でも一応問い合わせを頂けると納期をお伝え出来るかもしれません。

ホントはね、欲しいモノがあればサクッと購入出来るのが当たり前だとは思いますが、もうしばらくの間はそんな状況が続くと思いますのでどうぞよろしくお願いします。

E型TORX(トルクス)について

整備をしてる時になんだか見たことないネジとか出てくると慌てますよね。
ここ近年ではあまり新しいネジの登場は無いのですが、それでもTORXに派生の亜種が出たりしてプロのメカニックさんでもウチに駆け込む事があります。

で、そんな異形ネジの中でも実は歴史が古いわりに未だに問い合わせが多いのがメストルクス、つまりE型TORX。
オスのTORXはT型と言いその反対で工具が凹んでいるのがE型TORXとおぼえてください。

古くはハコスカでも使われていた昔からあるネジなのですが、あまり見かける事は無くベテランのメカニックさんでも突然出てきて焦る事もあるくらいです。

Ko-ken 3/8E型TORXソケット

で、このE型TORX。
ちょっと面倒なのがサイズ表記です。
T型のTORXと同じで実寸のサイズでは無く番手の表記なのですが、T型TORXの番手とリンクしていなくて「T型の何番が入ったんだけど……」と言われても分からない事が多いです。
(まぁオスメスで合わせれば分かりますが)

なので工具を販売する者の正直な意見としては出来ればセットで買っておいてもらいたい工具のひとつです。
出てきたサイズを追いかけて購入していくと結局何が足りないのか分からなくなりますからね。

Ko-ken 3/8E型TORXディープソケットセット

で、このメストルクスは国産車や輸入車でまんべんなく出来てます。
有名なのはトヨタ車のスタッドボルトの頭。
普段は気にしてないだけで目に入らないかも知れませんが、注意してみると結構使われてたりするんですよね。

 

そして近年プロメカさんから最も相談の多いE型のTORXがこれ。

ko_etorxautoa002

Ko-ken 1/2低頭E型TORXソケットセット

商品紹介のページに詳しく書いてありますが薄いE型TORXのボルトに対応するための専用工具な扱いのメストルクスです。

ko_etorxautoa005

こんな感じで国産車にも多く使われていてここを見ているみなさんにも全く関係ないってわけじゃないんですね。
ま、かなりの高張力ボルトに使われている雰囲気なので、そんな作業をやる予定なら相手のボルトを一度確認しておいた方がいいと思いますよ。

エイビットのご近所

普段から当店の店舗に来てくれている人なら分かると思いますが、当店は基本的には「普通の工具店」なので頼まれればいろんな工具や道具を取り寄せ可能です。

特にウチがある埼玉県北部は周りに農家さんも多くてそういった道具とか園芸用の道具の注文もお受けしております。

高枝切りハサミ

特にこの時期は庭の手入れ用に高枝切りハサミのご注文をお受けしたり、マキタの電動工具でも園芸向けの工具の注文をお受けしたりもしております。
なかなか遠方の方だと難しいかも知れませんが店舗まで来られる人でしたら遠慮なくご相談ください。

そして。
せっかくエイビットの店舗まで来たのならって事で今回はご近所のうどん屋さんを紹介。

お隣の加須市は天皇陛下が食されたと言われているうどんの聖地だったりするのですが、我が羽生市にも庶民的で美味しいうどん屋さんがあります。

まずは当店の通り沿い、お店から5~6分のところにある『新川うどん』

うどん新川

安くて早いのが特徴で平日から賑わっている人気店です。
私も暇な日にはお店を20分だけ閉めて食べにいったりもしてます。
ここはエイビットのお店と同じ通りに面していることもあり、エイビットに来るついでに寄る人も多いですね。

そしてもう1件は場所がちょっと分かりにくいけどウチから10分くらいの羽生駅の近くにある「とちぎや」

うどんとちぎや

ここはテレビとかでも何度か紹介されててお昼時になると行列が出来てしまうので、出来れば13時過ぎくらいにいくのがおすすめ。

うどんとちぎや

メニューはシンプルでこれだけ。
天ぷらうどんとかもなくて、大きさだけ選ぶと上の写真のように天ぷら付で出てきます。
今年の春に50円値上がってこの価格なのでとにかく安さがウリですかねw
超特大はなんどか見たことあるけどバケツみたいなのが出てくるので要注意です。
あ、あと土日はやってないので週末だと無理なのが残念かな。

ってなわけでエイビット店舗まで来る事あったらぜひどちらかに寄ってみてくださいませ。

ブレーキ整備の工具

自動車やバイクの整備ではかなり重要なメンテナンスとなるブレーキ関係。

エンジンが故障して走行出来ないと困るのは困りますが、それによって事故は起こりません。
でも、ブレーキはね…走るけど止まらないってのは非常に問題なわけです。
ですので整備において制動に関わる箇所のメンテナンスってのは、かなり慎重に行って頂きたいのです。

ちなみにブレーキってのは永年放置しておくと「徐々に」劣化する事が多いです。
マメにメンテしてあげているとわりかし軽整備で済むのですが、劣化を進行させてからの整備では大作業になる事もしばしば…。

そんなブレーキ整備のメニューの中でもご自分でチャレンジしやすいのが『エア抜き』でしょう。
まぁこれだってプロが見たら相当怖い事してる人もいますが、最初はキチンとした知識のある人についてもらい行えば作業自体はわりかし簡単な部類の作業でもあります。

当店の工具実践のページでも紹介しておりますので興味無い人でも参考程度に読んでみてください。

ちなみにブレーキのエア抜き用って事でよく工具の相談を受けますが、フレアナットレンチが絶対に必要と思っている人がいます。

フレアナットレンチ
ASAHI フレアナットレンチ

こんなヤツです。
確かに油圧系の作業をするのには欲しい工具のひとつですが、ことエア抜きに関しては必須の工具ではありません。
エア抜きで開け締めするネジはブレーキのブリーダー部分だけですから…
普通のめがねレンチでも問題なく使用出来ます。

ちなみに専用ってはブリーダープラグにあった工具ってのもあって


KTC ブリーダープラグ用めがねレンチ8X11mm

こんな感じでちょっと短くてめがね部分が少し薄い作りになっているのがオススメ。
まぁこれは近年増えてきた8mmと11mmのブリーダープラグに合わせた専用工具ですので間違いないですけどね。

ストレートめがねレンチ
nepros ストレートショートめがねレンチ

ちなみに個人的にはこのネプロスにストレートのショートモデルが好きで使ってます。
めがね部分も薄くてブリーダープラグに引っ掛けてからホースを突っ込むのも楽で良いですよ。
(8×10か10×12かはご自分の車両に合わせて考えてみてください)

そしてレンチが決まったらあとはこんなの持っていれば完璧。

ブレーキフルードタンク
KTC フルードキャッチタンク&吸入器

まぁ簡単にいうと古いフルードの受けなのですが、このホース内にある気泡を目安にエア抜きするわけですから、こんな工具をちゃんと揃えておくのが本当はオススメ。
また同ページに載ってる吸入器もまずマスターの古いフルードを吸い出すのに便利ですので合わせて用意しておきましょう。

あとはフルードがあればブレーキのエア抜きは出来ちゃいます。


LINK-OIL ブレーキフルードDOT-4

このLINK-OILのDOT4は吸湿性が低く使い勝手がかなり良いです。
尖った性能はありませんが、その分いろんなシチュエーションで使えますのでとりあえず持っておけばかなり重宝すると思います。
何か決めている銘柄とかがないなら一度使って欲しいですね。

ブレーキメンテナンスは確かに怖い面も多いのですが、その分ちゃんと動作するようにしてあげれば安心してドライブ出来ますからね。
どうしても分からないって人はプロの作業を見せてもらうとかも良いと思いますよ。