Fフォーク

乗った事無い人にはどう見えるんでしょうか?

私が乗っているバッタ号なんて4ストの250ccですから、市販の街乗り単気筒バイクの250cをイメージされている人も多いと思います。

ぶろろろーん、ぶろろろーん。

ってイメージ?

実際は試しに敷地の中で乗らせてあげるとみなさんビックリします。ものすごいレスポンスとパワーにね。きっとイメージしているのと大きく異なるんでしょうね。

実際は100kgくらいの車体に43馬力ほどですので、そりゃーもうじゃじゃ馬です。そんな高性能なバイクが年々更に進化しているんですから、やっぱりすごい事だなぁ・・と思うわけです。

で、ここ数年はその年の新型を乗れる機会がありまして、内燃機的にはパワーの出方とかトルクカーブの変更とか確かに変化を感じられるのですが、その中でも素人でも分かる違いが「足」

誰かが言ってましたが「最新型のバイクに乗る価値のほとんどは新しい足回りを買うに等しい」と教えてもらった事があります。これもその時は分からなかったのですが、今ならなんとなく分かるんですよね。もちろんこれはサスペンション単体の話では無く、取り付け方法からくる各ジオメトリの変更とか全部に影響している話です。

そんなわけで私は新型バイクに乗る意味というくくりの中では足回りに重点を置いて考えております。

私のバッタ号もすでに2年落ちになりまして、まだ乗り換え出来ないお小遣い事情もあり少しずつですが大きめなO/Hを繰り返してきました。

で、先日お伝えしたFフォークのオーバーホールが完成。

事前にエンデューロ関連のお仲間に聞いてシム交換とかしない場合なら油面調整でしょってアドバイスを受けてましたので、今回は規定量から約10ccほど減らしてみました。初期のアタリが少しだけ柔らかくなるとの事です。

組み付けの際には突き出しも変更しようと思ってましたが、一度にいろんな事をやってしまうと何がなんだか分からなくなりそうだったので、今回は純正位置(7ミリ)で組み付け。

とりあえず足のナラシもあるので、いつものコースに持って行ってゆるめのコース設定で走り込み。

・・・う~~ん・・・。

違いが分からない(笑)やっぱ人間がダメなんだなぁ・・とか思いつつ、まぁオーバーホール自体は悪くないしOKか・・とか思っていたら後半から結構良い感じになってきました。

ピストンスピードの遅いタイトターンとかで今までと違う粘りがありますよ。お!お!お!とか思いつつ徐々にスピードアップ。やっぱりガ!っとアクセル開けて波状路みたいな所だと今までとあまり変わらない。

しかし小さな8の字とかだとサスの入りとか伸び側のやさしさ・・ちょっと違う??う~ん・・・まぁO/Hした事で全体の動きがよくなっただけかも知れませんが、確かに前より走りやすいですね。

ま、自己満足なんですけど(笑)

2年落ちになっちゃったけど、まだ「新しめ」なバッタ号。これで少しバリっとした気がします。もうちょっとの間よろしくねー。