ペンケースタイプの工具バッグ

先日「布製の工具入れ」の件をブログに書いたところ結構反響がありまして、SNSでいろいろなご報告を頂きました。

そこで今回はその中でもかなり反響の大きかったペンケース型の工具バッグ。

SK11ペンケース型

SK11 スリムツールケース 2サイズ

SK11のスリムツールケースZRを再度紹介。
この工具バッグ、見た目の通りすごくシンプルな形状をしているのですがそのシンプルがゆえにユーザーさんごとにいろんな活用法があるとご報告の多い工具バッグです。

特徴的なのか大きめにガバっとあく開口部。

SK11ペンケース型

これのおかげで容積さえ見合っていれば中に入れるモノを選ばずに使用出来ます。
バッグ自体が小さいのでこれ単体で持ち運びに特化させて使うのも良し、大きめの工具箱の中で整理整頓用に使ってもかなり便利なケースとなっております。
またこの画像でも分かるように中にちょっとした留めバンド(ゴム)が付いているので……

SK11ペンケース型

こんな感じで自分専用のミニマム工具セットを作って収納しておくのにも便利です。
全長違いでMとLサイズがありますが、あくまでも全長が違うだけでマチの部分とかは全て同寸法となっておりますので、中に収納する予定のモノの長さを見て購入サイズを決めると良いと思います。

そして以前SNSで話題になったのがこちら。

SK11ペンケース型

SK11の電動デュアルドライバーを備品込みで綺麗に収納しております。
あまりに綺麗に収まっているのでまるで純正品みたいな感じですね。

このユーザーさんは社内SEというかネットワークやハードウェアまでやる方なのですが、会社では電動ドライバーをかなり便利に使っていると聞いておりました。
そんななんでも屋さんっぽい事をするので先端のビットもTORX等までキチンと揃えて購入してもらっていたのですが、ビットが増えていくとどうしても収納に困るようになり、ある時来店した際にこのスリムツールケースに目をつけて試しに入れてみたところこの画像のような収まりになったとの事です。
(使用しているのは短い方のMサイズです)

これはあくまでも1例ですが布製の工具バッグは使い方次第でかなり便利に活用出来ます。
みなさんもバラけて困っているいる工具がありましたらぜひお試しくださいませ。

先の薄いプライヤー

超暑かった夏も終盤戦。
徐々にですが最高気温も下がってきていてちょっとだけ過ごしやすくなってきました。
40度近い炎天下だと車もバイクも、そしてモータースポーツもちょっと厳しいかな?なんて感じになりますが、先週くらいからドライブやツーリングがてらの来客も復活してきてますね。

で、そんな中でこの時期に問い合わせが増えるのがラジエターのフィン修正工具。
暑い時期を乗り切ったからこそ見直しておきたいって感じでしょうか。
そんなわけでその手の代表的なのがこれ。

keiba_rajiX2

KEIBA ラジエターフィン修正プライヤー

それこそラジエターフィンの修正専用に作られた工具ですので、先端の薄さとか曲げ加減とか使い勝手よくつくられてますね。
でもでも、実はその他にもお店で売れている「薄いプライヤー」ってあるんですよ。

それがこれ。

kni_3221a002

KNIPEX アジャスティングプライヤー

これはフィン修正専用のプライヤーってわけではないのですが、やはり先端部分はフィンをつまめるようにうすく平らになってまして十分にソレ目的で使う事が出来ます。

kni_3221a005

また曲がりの角度も他社にはない縦方向のベントノーズがあり、狭い箇所で結構活躍するんです。

もともとは精密部品用のプライヤーですのでリレーとかの隙間なく押しこんであるようなモノの抜き取りにも便利でして「ピンセットでは力不足だけど……」なんて箇所で活躍するオススメプライヤーのひとつです。

意外にもこんな感じのプライヤーっていうか掴みモノ工具が欲しかったなんて人は多くてお店でも人気の1本です。
ぜひ頭の片隅に覚えておいてくださいませ。

鉄板を切る

整備の中でも一般的な既定路線整備だけでなく、ちょっとした小細工系の作業をしようと思うと必要になってくるのが金属加工関連の工具。
ドリルで穴あけたりサンダーで削ったり等々、そういった系統の工具の必要性をここでも多く書いてきました。

で。
もっと基本的な事ってなんだろうって考えると……例えば鉄の板の加工。

簡単なステーの製作とか配線通し用の通路を確保したいとか──切断したい場面って結構あるんですよね。
もちろん普通のハサミじゃ切れない物が多いので、基本はサンダーとかでギャーンってな感じで切る事になるのですが、もっと薄い鉄板の場合だとチョキチョキと切りたい事だってあるわけです。

そんな時に便利なのがこれ。

IRWINスニップ

IRWIN スニップ(鉄板ハサミ)

見た目もハサミのごつい版ってな感じで鉄板切り専用のハサミです。
大きさも結構大きく薄い鉄板ならジョキジョキと切っていく事が出来ます。

IRWINスニップ

ちなみに黄色と赤色は刃の角度というか形状が違います。
黄色がユニバーサルモデルなのでイマイチ分からなかったら黄色を買っておけばOK
ステンレスの薄板も問題ないので鉄板切りではなく厳重梱包のステンバンド切りとかにも重宝すると思います。

そこそこの鉄板が切れるくらいなので他の堅い素材の切断にも便利でして、そんなに高価な工具ではありませんから1本持っておくと便利に使えると思います。

そしてもう1本紹介。

kni_siar1

KNIPEX ハンドシアー

こちらは上記のハサミとはまた違った鉄板切りです。
鉄の板って紙と違って切り進んでいくと切断面が歪んでしまうんですね。
その点このシアーはゆがみを出さない切断工具なんです。

kni_siar4

簡単に説明するとコンビーフをあける時のように、写真くらいの幅で鉄板をちぎり取っていきます。
ですので切り取り部分の隙間があいちゃうとダメな物の切断には向かないのですが、ゆがみが無いってのが最大の特徴ですね。

こんな感じで金属板の切断と言ってもいろいろ方法がありますので、悩んだ時にはご相談くださいませ。

おかげさまで25周年

1999年の9月からスタートしたエイビットですが、この9月でおかげさまで四半世紀となる25周年を迎えさせて頂きました。
周りの大御所企業さんとかは70年とか100年とか言ってたりするので、たかが25年なんだよね…とか思ってしまうのですが四半世紀と考えたらやっぱ我ながら頑張ってきたよなーとか感慨深い想いです。

エイビット25周年

先日はYouTubeでLIVE配信をさせて頂きました。

>>エイビットYouTubeちゃんねる(登録よろしくお願いします)

これ始めたきっかけもこの周年を迎えるにあたってだったんですよね。
このブログでも工具に関しての様々なテキストを書いておりますが、そういうのじゃないなんとなくの戯言っていうんですかね。
わざわざ文字にまではしなかったようなことを何処かで吐露したかったのかもしれません。

なんだか数件コラボの依頼もあったので今後はLIVEだけじゃなく動画でも残せたら面白いな──とかも考え始めました。

エイビット25周年

ちなみに現在店舗とWebサイトでは恒例になりました周年企画の『全品10%OFFセール』を開催中です。
9月9日(月)までとなっておりますので、この機会をぜひご活用ください。

またトップバナーになっておりますこちらのステンシルは25周年記念として作ったキーホルダーです。
9月の中旬くらいには発売出来ると思いますのでしばしお待ちください。

エイビット25周年

ほんとはね。
振り返っていろいろ語りたい事とかもあるのですが、まぁ文字で書くにはちょいと大変ですのでどこかで暇見てぶっちゃけたいと思います。

ちなみに私の工具人生は35年目に突入しておりまして。
このお店もせめてそれくらいは続けていきたいと思っております。
今後もどうぞ応援よろしくお願いします。

ライブ配信に関して

先週は告知通りにXにてスペース機能を使った音声のLIVE配信を行わせて頂きました。
ぶっちゃけ10人くらい来ればいいかな?と思ってましたが、結構な人数が来てくれて嬉しかったです。

で、ですね。
そしたらまたちょいと問題が出まして。

Xのアカウントを持ってない人とか、アプリの問題なのかログインしていても聞けなかったよーって人がいたみたいで(ウチの機材トラブルもありましたし)もっと他の方法でLIVEやってくれませんか──と言われてしまいました。

そこでめっちゃ考えたのですがやっぱ広く知られていて聞くだけならハードルの低いメディアと言えば……

やっぱYouTubeなんですよね。
正直超面倒なのでやりたくなかったのですがライブ配信限定と考えて、動画は出さすに黒板方式(静止画像で音声のみ)なら出来るのではないかな?と考え始めました。

ってなわけで新規でライブ配信向けのYouTubeチャンネルを新設しました。

YouTubeチャンネル

工具専門店エイビットYouTubeチャンネル

知らなかったのですがYouTubeでLIVE配信を行う場合には「LIVE配信やりたいです」とグーグルに申請してから24時間以上経過しないと本開設出来ません。

ですのでまだLIVEも動画もありませんがとりあえず通知は行くようになると思いますので気になった方はチャンネル登録をしておいてください。
(将来的には何かやるかもしれませんがしばらくはLIVEのみ配信の予定です)

あ、あとYouTubeLIVEならアーカイブにも残るので後日観ることも可能になります。(あまりにやばい事言ってしまったら削除するかもだけどw)

ってなわけでウチが出来るソーシャルメディア展開としてはここまでが限度かな。
まだまだ不慣れなので至らない事だらけだと思いますが温かい目でみてくださいませ。