ぶった斬りのニッパ

価格の高い安いに関連したメーカーごとの性能差ってありますけど、意外と買いやすい価格帯でいい工具ってもありまして。

個人的には握りモノメーカーのKNIPEXとかまさにそんな感じ。

プライヤーレンチとか一部高い物があるのでなんとなくすっごく高価なメーカーという印象を持っている人も多いと思いますが、実際よく使うプライヤー系は性能差を考えればお買い得といえる物も多く存在します。

そんな中でも個人的にこれはKNIPEXでしょって思えるのがこれ。普通のニッパが1500円とかだとすると、KNIPEXはかなりのお買い得かと思います。

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・KNIPEX 硬線ニッパシリーズ

ピアノ線まで切断可能ななんでも切れちゃうぶった斬りニッパです。

基本的にニッパって針金のような物を切るのが実は苦手でして、日本特有のニッパとかだとあっさり刃こぼれする物も多いのですが、この硬線ニッパでは問題無く切る事が出来るので現場では重宝しますね。

そしてこの硬線ニッパシリーズの隠れた逸品がこれ。

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性能は硬線ニッパと同じなんですけど、写真のように若干ラウンドしてまして、この曲がり具合が整備現場ではかなり使えるんですね。

知ってる人も多いと思いますが、ニッパってただ切るだっけじゃなく割りピンとかでは引き抜きにも使います。なのでこのくらい曲がっているとテコにして使うのに便利なんですよね。

 

そんな硬線ニッパシリーズのコンパクトモデルである140サイズが現在セール中です。

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・KNIPEX 硬線ニッパ140サイズ

サイズこそ小さいですが実力は本物。そういえばニッパってまともなの持ってなかったなーなんて人はこの機会に是非どうぞー。

 

 

SIGNETメカニックツールセット2015

毎年恒例の大人気工具セット、SIGNETのメカニックツールセット2015がついにお目見えしました。

なんせ通常価格の半額以下で購入出来るお買い得セットですので、毎年多数のご注文を戴く人気のセットです。

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・SIGNET メカニックツールセット2015

今年も熟成が進んだ基本ツール構成で初めての工具って人も、2台目以降って人にもお薦めの工具セットになっております。

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そして今年の限定カラーはなんとなんとのピンク。(そしてオレンジも!)確か10年前くらいにKTCの両開き工具セットで限定があったと思いますが、引き出しタイプの工具箱でこのカラーはド派手でいいですね。

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細かな変更点と言えば人気のウレタンマットの表面がカーボン調になりちょっとかっこよくなりました。そして写真の右下部分に入っているのが今年新発売のレンチ。

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何故か阿修羅と名付けられたクイックレンチです。1本で3~4ミリほどの幅を自動調整で回せるのでかなり重宝すると思います。写真の4本で8~19ミリまで対応、もちろんインチもOKです。

 

カラーは全6色ありましてベーシックカラーだとやはり赤、店舗での人気はブラックが売れてますね。今年の限定カラーはかなりカッコイイし欲しい人は早めに唾付けお願いします。

#お店に見本品もありますので現物見たいって人は是非どうぞー。

トランポオイル交換

とりあえず怒涛の遠征ラストをかざる山形の月山まで深夜に行ってきます。

お店は普通に営業してますので店舗にも是非お越しくださいませ。

 

ってなわけで先週の仙台遠征も片付けるため、定休日にトランポハイエースの大掃除。最後に雨降られちゃったので車内はどろどろ、テント類はびっしょりのままでした。

 

で、ハタと気がついた。

そういえば・・・春にオイル交換してからずっとしてなかったなと。

走行距離を見ると4500キロ。

今週は往復で1500キロほど走るのでやっぱ交換だなって事になりまして、暗くなり始めた5時半から慌ててオイル交換することに。

 

普段はずっとパワー10W40を入れているのですが今回はたまたまセール中だったパワーSP15W45がイッパイあったのでこっちを入れてみる事に。

以前1度だけ入れた事あってすっげー調子よくなった記憶があったので楽しみにしてましたが・・・やはり入れてみるとその違いに結構驚かされました。まぁこれは古いオイル抜いての話なのであくまでも私感なんですけどね。

で、オイル交換2回に1回は入れる事にしてるこれも。

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過走行車に効果てきめんなオングスのリバースも投入。

これは効果を確認するためにオイル交換してからコンビニに行って帰ってきてから入れてみました。

やっぱり・・・違いますね。私のは30万キロ超えのボロエースなのでこれを入れるととてもシルキーなエンジン音に変わります。それも速攻性あるから5分もアイドリングしてれば私でも分かる感じ。

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オイル交換自体は30分ほどで終わったのですが、それでもとっぷりと日が暮れてしまい辺りは真っ暗に。

そんな暗さでも作業が問題なかったのは・・・。

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矢印のライト。

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・ハタヤ コードレスLED作業灯

これのおかげ。すでにかなりの本数を販売してますのですでにお使いの方も多いと思いますが、このライトはホントに良いですね。今回の作業も光量ローモードでやりましたが十分な明るさでした。

真夏の暑さで疲れた車両の整備には適した季節が訪れようとしてます。

みなさんも工具の準備はばっちりにしておきましょう。

Ko-ken Z-EALのセット

発売からすでに3~4年経ったKo-kenの整備向け工具シリーズのZ-EAL(ジール)

その性能や造りの良さはすでに評判でも聞いている人は多いと思います。

ラチェットとかソケットの造り等々・・・いろんな所や工具にこだわりがあるのですが、やっぱり全部が組み合わさっての使い勝手を知ってほしいってのは工具店の心情です。

 

特にジールシリーズは工具をそこそこ持っている人からの人気が高く、単品での購入が多いのですが、本音を言えばセットで使って欲しいんですね。

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・Ko-ken Z-EAL 3/8ラチェット&ソケットセット

3/8のセットだとやはりこれがお薦めなのですが。

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予算的に・・・って人にはこちらもあります。

軽快なラチェットと薄く低いソケット。この雰囲気を一回試して欲しいですね。

 

そして1/4。

こちらは新規購入も多いのですが、それならこれ。

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・Ko-ken Z-EAL 1/4ラチェット&ソケットセット (現在セール中)

工具はそこそこ持っているんだっけど1/4はまだこれからって人にはお薦めのセットです。

特に1/4の工具は工具の質の良し悪しで使い勝手が決定的に違いますので、出来るだけ良い物を使って欲しいです。

お店にも実物ありますので是非触って確かめてくださいませ。

KNIPEXプライヤーレンチ新サイズ

従来のモンキーレンチとは違い小型ボディで大きな開口幅がとれるKNIPEXのプライヤーレンチ。

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・KNIPEX プライヤーレンチ

この工具、そこそこなお値段するので購入時にためらう人も多いのですが、一度使ってしまえば今までのモンキーと違って様々な応用が効きかなり重宝する工具です。

その秘密の一つがこれ。

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上記のようにハンドルを握るとジョイント部がテコになっていて入力に対して約4倍のチカラで先端部分が相手を掴みます。

この強力な掴むチカラのおかげで舐めてしまいそうなボルトナット、そして異型ネジ(例えば四角ボルトとか)も安心して回せるようになりました。

またこの掴むチカラは衝撃によって折り曲がった鉄板の修正等にも便利でして、ユーザーごとに様々な用途を見い出せるお薦め工具です。

 

で、そんなモンキープライヤーに新サイズが登場。

今までは最小サイズで150ってのが出ていたのですが、これよりももっと小さくて更におもしろい特徴が追加されてます。

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・KNIPEX モンキープライヤー125サイズ (現在セール中)

プライヤーレンチの売れ筋は250と180の2サイズ。その小さい方の180サイズと比べてもこれだけ小さいんです。

ほんとに胸ポッケットサイズ。ここまで小さいとまた違う利便性が出てきますね。

このプライヤーレンチの唯一の弱点と言えばヘッドの大きさでした、どうしても入力の大きい先端部分に強度が必要な為、ある程度頑強に作られていたわけです。

しかしこの125は最大開口幅を23ミリと少し縮小して大きなトルクをあまり使わなくてよくしました、そのおかげで先端を薄くコンパクトに作る事に成功。

シリース最小モデルと言うだけでなく、先端も更にコンパクト設計になっているわけです。

ちなみにこれ、お店では結構売れているのですが・・・、2ストのダートバイクだとこれでプラグ交換が出来ちゃうんですね。(2ストプラグは20.8ミリ)そして縦にも横にも掴んで回せる工具ですから、これ1本でかなりいろんな事が出来るわけです。この便利さは今までの車載工具の考え方まで変えてしまいそうな感じです。

メーカーの動画もどうぞ。